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せっかく買った伊達メガネ、かけた瞬間「レンズが反射して目が映らない」「まつ毛が当たって気になる」なんてこと、ありませんか?

私も以前、お気に入りのフレームを買ったものの、レンズの反射が凄すぎて写真写りが悪く、結局レンズを外して使おうか悩んだ経験があります。特にユニクロやダイソーなどのプチプラメガネだと、気軽に試したい反面、失敗して壊してしまうのも怖いですよね。

この記事では、私が実際に試して分かった、ドライヤーやお湯を使った安全な外し方の真実や、JINSやZoffにお願いした場合のリアルな事情、そしてレンズなしでもダサいと言われないための秘訣まで、余すことなくシェアします。あなたの「困った」を解決するヒントになれば嬉しいです。

記事のポイントを先読み!

  • フレームの素材ごとに異なる正しいレンズの外し方とリスク管理
  • 自分でやるのが危険な場合に頼れるプロのショップと料金相場
  • レンズを外した後の「レンズなしメガネ」をオシャレに見せるコツ
  • どうしても外せない時の最終手段としてのレンズ交換という選択肢

伊達メガネのレンズを外す手順とフレーム別テクニック

「たかがレンズ、押せば外れるでしょ?」と思っていると、大切なフレームを一瞬でポキッと折ってしまうかもしれません。

実はメガネのフレームには、熱を加えると柔らかくなる素材と、そうでない素材があるんです。まずは手持ちのメガネがどのタイプなのかを見極めて、それぞれに合ったアプローチをすることが成功への近道ですよ。

セルフレームの外し方は押し出す力加減がコツ

一般的に「黒縁メガネ」や「セルフレーム」と呼ばれる太めのプラスチックフレーム。これらはネジでレンズを固定しているのではなく、フレームの溝にレンズがパチンとはまっている構造です。

そのため、基本的には「内側から外側へ押し出す」という力技になりますが、ただ押せばいいわけではありません。

私が実践している、最も安全で成功率が高い手順をご紹介します。

【3点支持法で安全に外すステップ】

  • ステップ1:しっかりホールド
    メガネを両手で持ちます。左手で外したい側のフレーム(リム)とブリッジ(鼻部分)をしっかりと握り、フレームが歪まないように固定します。
  • ステップ2:親指をセット
    両手の親指の腹を、レンズの「鼻側の上部(トップリム寄り)」に当てます。実はここが、構造的に最も外れやすいスイートスポットなんです。
  • ステップ3:押し出しと開き
    親指でレンズを「グッ」と押し出しながら、同時に人差し指と中指を使って、リムの外枠を少しだけ外側に広げるように力を加えます。「パコッ」という乾いた音がして外れれば成功です。

この時、レンズが勢いよく飛び出して傷つかないよう、机の上には必ず厚手のタオルを敷いて、低い位置で作業してくださいね。指紋ベタベタを防ぐために、メガネ拭きをレンズに当ててその上から親指で押すのが、プロっぽくておすすめのテクニックです。

メタルフレームは精密ドライバーでネジを緩める

金属製の細いメタルフレームの場合、力任せに押すのは絶対にNGです。レンズが割れるか、フレームがひしゃげて再起不能になります。こちらは「リムロック」と呼ばれるネジを緩めて、機械的に枠を開く必要があります。

必要な道具と手順

まず、レンズを囲っているリムの切れ目を探してください。多くの場合は、耳にかけるツル(テンプル)の付け根付近に小さなネジがあります。このネジを緩めることで、リムの口が開き、レンズが自重でポロリと落ちます。

注意:ドライバー選びが運命を分ける

ここで一番大切なのはドライバーのサイズです。

家にある普通のドライバーでは大きすぎますし、100均の精度の低いものだとネジ山を舐めて(潰して)しまうことがあります。必ず「#00」や「#0」といった規格の精密ドライバーを用意してください。ホームセンターで数百円で売っているもので十分です。

また、ネジを完全に抜き取る必要はありません。リムが緩んでレンズが外れる程度(数回転)緩めればOKです。極小のネジは一度落とすと、まるで忍者のように消えてなくなりますからね。

ユニクロやダイソーのメガネを扱う際の注意点

最近はユニクロやGU、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも、かなりオシャレな伊達メガネが手に入りますよね。でも、これらの「プチプラメガネ」をカスタムする時は、少し覚悟が必要です。

これらのメガネの多くは、見た目は高級なアセテートに似せてあっても、実際は「インジェクション成形」といって、ドロドロに溶けた樹脂を型に流し込んで固めた素材で作られています。

この素材、安くて軽いのは良いんですが、「弾力性が低く、粘りがない」という弱点があります。

普通のメガネなら「しなって」くれるような力加減でも、インジェクション素材だと耐えきれずに「バキッ!」とリムが破断してしまうことがよくあります。特に、レンズを外すためにフレームを広げようとした瞬間が一番危険です。

もしこれらのメガネのレンズを外すなら、「最悪、壊れても諦めがつく」という前提でトライしてください。個人的には、ダイソーのメガネなら練習台として最適かなと思います。

ドライヤーやお湯で温める方法は破損のリスク

ネットで検索すると「ドライヤーやお湯で温めるとフレームが柔らかくなって外しやすい」という裏技が出てきますよね。確かに、眼鏡屋さんも専用のヒーターを使ってフレームを温めて調整します。

でも、これを自宅で真似するのは、実はかなりリスキーなんです。

  • 温度管理ができない:プロは約60℃前後で調整しますが、ドライヤーや熱湯だと温度が高くなりすぎます。
  • 白化現象:プラスチックが高温になりすぎると、表面が白く濁ったり、気泡が入ったりします。
  • コーティング剥がれ:もしレンズを再利用したい場合、熱湯につけると「マルチコート」という被膜にヒビ(クラック)が入り、視界が白っぽくなってしまいます。

絶対にやってはいけないこと
「熱湯(100℃)にドボン」は厳禁です。フレームが一瞬で歪んで、かけ心地どころか顔に入らなくなります。どうしても温めるなら、ドライヤーを遠くから当てて「人肌より少し温かいかな?」くらいで止めておくのが無難です。

自分でできない時はJINSなどの店舗へ頼む

「ネジが固すぎて回らない」「フレームを折りそうで怖い」…そんな時は、無理せずプロに頼るのが一番です。実は、多くの眼鏡チェーン店では、自社製品でなくても相談に乗ってくれることがあります。

私がリサーチした主要チェーンの対応状況をまとめてみました。

店舗名自社フレーム対応他社フレーム対応レンズ外しのみの料金目安
JINS〇(無料)要相談基本無料(調整扱い)
Zoff〇(無料)△(厳しい)他社品は断られるケース多し
眼鏡市場〇(無料)〇(柔軟)基本無料(調整扱い)
パリミキ〇(無料)〇(柔軟)基本無料だが店舗による

基本的には「メンテナンス」や「クリーニング」の一環として、数分でササッと対応してくれるお店が多いですね。ただ、これはあくまでお店のご厚意(サービス)です。

特にユニクロや雑貨店のフレームは、「調整中に破損するリスクが高い」という理由で断られることもあります。「壊れても文句は言いません」と伝えても、お店のルールとしてNGな場合もあるので、事前に電話で確認するか、ダメ元で相談してみるくらいのスタンスが良いでしょう。

外したレンズの戻し方や保管で失敗しないために

「今日は撮影だからレンズなしで、明日は外出するからレンズありで」なんて使い分けたい人もいるかもしれません。でも正直に言います。「外すよりも、戻す方が10倍難しい」です。

特にセルフレームの場合、外す時は「押し出す」だけで済みますが、戻す時はレンズのカーブとフレームの溝を完璧に合わせながら、かなりの力で押し込む必要があります。指を滑らせてレンズに傷をつけたり、フレームを割ってしまうのは、たいていこの「戻す時」なんです。

レンズの保管テクニック

外したレンズは、そのまま引き出しに放り込まず、必ずメガネ拭きに包んでハードケースに入れましょう。左右がわからなくなると、戻す時にパズルのようになってしまうので、マスキングテープに「R(右)」「L(左)」と書いて貼っておくのがおすすめです。

また、「ナイロール(下半分が糸のタイプ)」は専用の工具とリボンがないと、素手で戻すのはほぼ不可能です。戻したくなったら、素直にお店に持って行くのが賢明ですよ。

伊達メガネのレンズを外すメリットとファッション性

さて、ここからは技術的な話から少し離れて、スタイルとしての「レンズなしメガネ」について深掘りしていきましょう。

「レンズがないなんて変じゃない?」と思うかもしれませんが、実はこれ、機能的にもファッション的にも理にかなった選択肢になりつつあるんです。

まつ毛が当たらない快適さと反射防止の効果

レンズを外す最大のメリット、それは何と言っても「物理的なストレスからの解放」です。

マスカラをたっぷり塗った長いまつ毛や、ボリュームのあるつけまつ毛をしていると、瞬きのたびにレンズに「バシッ、バシッ」と当たるあの不快感…。レンズを外してしまえば、どれだけまつ毛を盛ってもノーストレスです。レンズが汚れることもないので、一石二鳥ですよね。

そしてもう一つ、現代ならではのメリットが「動画映え・写真映え」です。

TikTokやInstagramのリール撮影、Zoom会議などでリングライトを使うと、レンズが光を反射してしまい、目が真っ白に光って見えなくなること、ありますよね。「レンズなし」なら、どんなに強い照明を当てても瞳がクリアに見えます。表情がしっかり伝わるので、インフルエンサーや配信者の間では、あえてレンズを抜くのが常識になりつつあります。

レンズなしはダサいと言われる理由と解決策

一方で、「レンズが入っていないメガネなんて、コントの小道具みたいでダサい」という辛辣な意見があるのも事実です。なぜそう見えてしまうのでしょうか?

主な原因は「質感の違和感」です。本来あるはずのレンズの「キラッとした反射」や「光沢」がないため、顔周りがマットになりすぎて、のっぺりした印象を与えてしまうんです。また、フレームの影が目の下に落ちて、クマのように見えてしまうこともあります。

解決策:あえて「良いフレーム」を使う

100均の安っぽいプラスチックフレームでレンズを抜くと、本当におもちゃに見えてしまいます。逆に、メタルパーツが入ったフレームや、質感の良いブランドフレームのレンズをあえて抜くことで、「未完成」ではなく「意図的なギーク・シックスタイル」として昇華させることができます。

レンズがないスタイルに合わせた、メイクの盛り方

レンズという「フィルター」がなくなる分、アイメイクはダイレクトに見られます。これを逆手に取って、普段メガネをかける時とは違うメイクバランスを楽しむのが正解です。

【レンズなしメガネ専用メイクのポイント】

  • アイメイクは華やかに:
    レンズによる光の減衰がないので、ラメやパールを多めに使っても白飛びしません。涙袋にグリッターを乗せると、フレームの影を飛ばして目がキラキラして見えます。
  • マスカラは長さ重視:
    レンズに当たる心配がないので、ロングタイプのマスカラで長さを出し放題です。横から見た時に、フレームからまつ毛が飛び出すくらいのインパクトがあっても可愛いです。
  • ノーズシャドウは引き算:
    メガネ自体が顔に影を作るので、ノーズシャドウを濃く入れすぎると顔が暗くなります。逆にハイライトを鼻筋やCゾーン(目尻の外側)に入れて、明るさを出すのが垢抜けのコツです。

Zoffや眼鏡市場での持ち込み料金と対応

ここまで「レンズなし」の魅力をお伝えしてきましたが、やっぱり「反射しないレンズを入れたい」という方もいるでしょう。実は、デモレンズ(最初に入っているプラスチック板)を、ちゃんとした「反射防止コート付きの度なしレンズ」に交換するのが、最もクオリティの高い解決策です。

各社のレンズ交換サービスを利用すれば、手持ちの伊達メガネが本格的なアイウェアに生まれ変わります。

ショップ名他社フレーム交換料金特徴
JINS¥7,700〜持ち込みに積極的。価格もリーズナブル。
Zoff¥12,100〜
(レンズ¥3,300+加工料¥8,800)
他社枠加工料が高いため、持ち込みには不向き。
眼鏡市場¥11,880〜
(レンズ代込)
超薄型やUVカットもコミコミ価格で安心。

(出典:JINS公式サイト『レンズ交換サービス』)

JINSなら、他社フレームでも7,700円から交換可能です。数千円の投資で、「反射しない」「UVカットで目を守る」「安っぽくない」という全てのメリットを手に入れることができるので、長く使うつもりなら、実はこれが一番コスパの良い最適解とも言えます。

伊達メガネのレンズを外すか交換するか・まとめ

今回は「伊達メガネ レンズ外す」をテーマに、DIYでの外し方から、レンズなしスタイルの楽しみ方まで解説しました。

結論として、コストをかけずに「撮影用」や「たまに使うファッションアイテム」として楽しむなら、自分でレンズを外して使うのも全然アリです。ただし、ユニクロや100均のメガネは破損リスクが高いので、壊れてもいい覚悟でトライしてください。

一方で、日常的に使いたい、目を保護したい、安っぽく見られたくないという場合は、迷わず眼鏡屋さんで「反射防止レンズ」に交換することをおすすめします。

あなたのライフスタイルや目的に合わせて、ベストな選択をしてみてくださいね。それでは、素敵なメガネライフを!

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