テレビや雑誌で見かける芸能人のおしゃれなメガネ。「あの人が掛けているのはどこのブランドだろう?」と気になった経験はありませんか。そのメガネ、もしかしたら「YELLOWS PLUS(イエローズプラス)」かもしれません。
この記事では、Yellow Plusとは何ですか?という基本的な問いから、その魅力の根源に迫ります。一体どこのブランドで、デザイナーは誰なのか、そして気になるイエローズプラスの価格帯や実際の評判についても詳しく解説します。
さらに、一本は欲しいイエローズプラスの定番フレームから、男女共に注目の人気モデル、日差しを防ぐおしゃれなイエローズプラスのサングラスまで、具体的な製品ラインナップにも光を当てます。購入を検討する際に役立つ、正規の店舗はどこにあるのか、また便利なイエローズプラス通販サイトの紹介も行います。
最後のまとめでは、イエローズプラスと芸能人の魅力に迫ることで、あなたが抱えるすべての疑問を解消することを目指します。
記事のポイントを先読み!
- イエローズプラスがどんなブランドで、なぜ評価が高いのか
- 芸能人が愛用する具体的な人気モデルとその特徴
- 予算感を知るための価格帯と実際のユーザーからの評判
- 正規取扱店やオンラインでの具体的な購入方法
なぜイエローズプラスは芸能人に愛用されるのか

- Yellow Plusとは何か?その魅力の根源
- どこのブランド?
- デザイナーは誰?
- 愛用している芸能人は?
- 気になるイエローズプラスの価格帯
- 実際の評判を解説
Yellow Plusとは何か?その魅力の根源
Yellow Plus(イエローズプラス)とは、「上質な様式美」を追求する日本のアイウェアブランドです。時代を超えて美しいと評される普遍的なデザインを目指しており、多くの人々から支持を集めています。
その理由は、ブランドが掲げる「肩の張らないクラシック」という思想にあります。眼鏡の長い歴史の中で生き残ってきたクラシックなスタイルを尊重しつつ、現代の空気感を取り入れることで、決して古臭くならない洗練されたデザインを生み出しています。たとえば、クラシックなテイストを過度に誇張せず、どんなファッションやシーンにも自然に溶け込むバランス感覚が特徴です。
このように、流行に左右されずに長く愛用できるデザインこそが、イエローズプラスの魅力の根源と言えます。肌の色や骨格を問わず、掛ける人の個性を引き立てるシンプルで美しいフォルムは、日本国内に留まらず、フランスの国際眼鏡見本市「silmo」で行列ができるほど、海外でも高く評価されています。
どこのブランド?

イエローズプラスは、2001年に創業された日本のブランドです。その拠点は、世界三大眼鏡生産地の一つとして名高い、福井県鯖江市にあります。
なぜなら、鯖江市は国産眼鏡フレームの9割以上を生産する「めがねの聖地」であり、世界最高水準の技術力が集積しているからです。イエローズプラスの製品は、この地で長年培われてきた職人たちの精密な手仕事によって生み出されます。
具体的には、個々のパーツ製造から組み立てまで、各工程で最も信頼できる技術者と連携し、細部にわたる品質管理を徹底しています。特に、手作業で仕上げられるフレームには「Hand Finish」と記され、その品質の高さを物語っています。このように、イエローズプラスは正真正銘、福井県鯖江市で生まれた、世界に誇る「Made in Japan」ブランドなのです。
デザイナーは誰?
イエローズプラスのすべてのデザインを手掛けているのは、創業者の山岸稔明(やまぎし としあき)氏です。彼は1990年代に眼鏡のセレクトショップでキャリアをスタートさせ、オリジナルフレームのデザインを経験したのち、2001年に自身のブランドを立ち上げました。
山岸氏のデザイン哲学は、これ見よがしなデザインではなく、あくまで掛ける人が主役であるという考えに基づいています。そのため、彼の生み出すフレームは、シンプルでありながら、細部のディテールにこだわりが詰まっています。
例えば、他のブランドが発表するクラシックデザインとは一線を画す「半歩」ズラしたような独自のデザインセンスが特徴です。これは、伝統的な様式美を継承しながら、常に現代の感覚を取り入れて次世代に繋げたいという彼の姿勢の表れと考えられます。彼の卓越したデザインと鯖江の技術力が融合することで、イエローズプラスの無駄のない美しいアイウェアが生まれるのです。
愛用している芸能人は?
イエローズプラスは、その控えめながらも上質なデザインから、審美眼を持つ国内外の多くの芸能人や著名人にプライベートで愛用されています。
元内閣総理大臣・安倍晋三 氏
元内閣総理大臣の安倍晋三氏は、イエローズプラスのモデル「EDGAR(エドガー)」を愛用していたことで広く知られています。特に、海外の要人との会談や、トランプ元大統領とのゴルフといった国際的な舞台でも着用されていました。
「EDGAR」は、フロントサイドの飾りが一つのピンで留められた、クリーンで知的な印象を与えるデザインです。安倍氏がこのモデルを選んだことで、国のリーダーとしての威厳や信頼感を保ちつつ、同時に堅苦しくなりすぎない柔らかな雰囲気を演出していました。重要な場面で自身のイメージを的確にコントロールする上で、このアイウェアが重要な役割を担っていたことがうかがえます。
Hey! Say! JUMP・山田涼介 さん
絶大な人気を誇るアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんも、イエローズプラスの愛用者の一人です。特に、サングラスモデルの「LEON(レオン)」をプライベートで着用している様子が、自身のSNSなどで見られます。
「LEON」は、クラシックなシェイプでありながら、カッティングやサイズ感に現代的なセンスが光るモデルです。ファッションアイコンとしても常に注目を集める山田さんがこのモデルを選ぶことは、イエローズプラスが持つ普遍的なデザインに、今の時代の「カッコよさ」という新たな価値を与えています。彼の着用は、若い世代がブランドの魅力を知る大きなきっかけにもなっていると言えるでしょう。
気になるイエローズプラスの価格帯

イエローズプラスの価格帯は、一般的に30,000円台半ばから50,000円前後が中心となっています。一見すると安価ではありませんが、その価格には明確な理由が存在します。
主に、高品質な素材と福井県鯖江市の熟練した職人による手間のかかる製造工程が、価格に反映されています。アセテート生地の絶妙な厚みや美しい削り出し、精度の高いチタンパーツの採用、そしてそれらを寸分の狂いなく組み上げる技術力は、大量生産品では決して真似のできない価値を持っています。
以下に代表的なモデルの価格例をいくつか示します。
モデル名 | 素材 | 参考価格(税込) |
---|---|---|
GRANT | アセテート | ¥33,000~ |
OSWALD | コンビネーション | ¥41,800~ |
ROLAND | メタル | ¥49,500~ |
EDGAR | アセテート | ¥35,200~ |
このように、モデルや素材によって価格は変動します。ただ、デザインの普遍性と作りの堅牢さを考慮すれば、一度購入すれば長年にわたって愛用できるため、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。初期投資は必要ですが、それに見合うだけの満足感を得られるアイウェアです。
実際の評判を解説

イエローズプラスは、広告やメディアでの露出が少ないにもかかわらず、アイウェア愛好家からは非常に高い評価を得ています。その評判は、主に「デザインの美しさ」と「卓越した掛け心地」に集約されます。
良い評判としては、「デザインがシンプルで上品」「どんな服装にも合わせやすい」「顔なじみが良く、自然に見える」といった声が多く聞かれます。これは、デザイナー山岸氏の狙い通り、過度にクラシック感を主張せず、掛ける人の魅力を引き出すデザインが評価されている証拠です。また、日本人の骨格に合わせたサイズ感や、軽量なチタンパーツの採用による快適な掛け心地も、高い満足度に繋がっています。
一方で、注意点として挙げられるのは、ブランドの知名度です。プロモーションを積極的に行っていないため、「知る人ぞ知る」ブランドという側面があります。このため、最新のトレンドを追い求める方や、ブランドロゴで個性を主張したい方には、少し物足りなく感じるかもしれません。
しかし、品質とデザインの本質を重視するユーザーからの信頼は厚く、その評判は本物です。むしろ、控えめでありながら確かな品質を持つという点が、違いの分かる大人たちに選ばれる理由にもなっています。
イエローズプラス芸能人着用モデルと購入方法

- 一本は欲しいイエローズプラスの定番フレーム
- 男女共に注目の人気モデル
- おしゃれなイエローズプラスのサングラス
- 正規の店舗はどこにある?
- 便利な通販サイトの紹介
- まとめ:イエローズプラス芸能人の魅力に迫る
一本は欲しいイエローズプラスの定番フレーム

イエローズプラスには数多くのモデルが存在しますが、その中でもブランドの顔として長く愛されている「定番」と呼べるフレームがあります。流行に左右されない一本を探しているなら、まずこれらのモデルから検討するのが良いでしょう。
その代表格と言えるのが、モデル「GRANT(グラント)」です。2018年に発表されて以来、ブランドを代表する人気モデルとなりました。フロント上部が直線的な「クラウンパント型」をベースにしていますが、角の丸みを絶妙に調整することで、シャープさと柔らかさを両立させています。
このモデルの優れた点は、トレンド感を備えつつも、非常に幅広い顔立ちやファッションに馴染む点です。フレームの厚みやサイズ感、フロントサイドの3点鋲など、細部まで計算されたデザインが、不思議と顔にフィットするバランスを生み出しています。眼鏡としてもサングラスとしても活用できる汎用性の高さから、多くのセレクトショップで別注モデルが作られるほど人気を博しています。まさに、イエローズプラスの哲学である「上質な様式美」を体現した、最初の一本にふさわしい定番フレームです。
男女共に注目の人気モデル
前述の通り、イエローズプラスには定番モデルの他にも、男女を問わず注目を集める人気モデルが多数存在します。ここでは、特に評価の高いモデルをいくつか紹介します。
EDGAR(エドガー)
元首相・安倍晋三氏が愛用していたことでも知られるモデルです。フロントサイドの飾りが一つのピンで留められた「1ピンカシメ」が特徴で、ヴィンテージ感を程よく抑え、モダンで知的な印象を与えます。世代を問わず掛けられる、男性人気の高いデザインです。
OSWALD(オズワルド)
プラスチックのフロントとメタルのテンプルを組み合わせたコンビネーションフレームです。絶妙な角感を持つクラウンパント型で、柔らかさとシャープさを兼ね備えています。ブランドロゴが刻印されたチタン製ノーズパッドなど、細部の作り込みに鯖江の技術力が光ります。
ROLAND(ローランド)
メタルフレームのフロント背面に、さらにチタン製のリムを組み合わせた「バックリム」構造が特徴のモデルです。この構造により、スリムながらも高い剛性を実現しています。マットな質感と光沢のあるパーツの対比が、さりげなくエレガントな雰囲気を演出します。
これらのモデルは、それぞれ異なる個性を持ちながらも、イエローズプラスらしい上品さと掛けやすさを共有しています。自分のスタイルやなりたいイメージに合わせて選ぶことで、日々のコーディネートを格上げしてくれるでしょう。
おしゃれなイエローズプラスのサングラス
イエローズプラスは、眼鏡フレームだけでなく、サングラスのコレクションも非常に魅力的です。単にレンズに色を入れただけではなく、サングラスとして掛けた際のバランスまで計算し尽くされたデザインが特徴です。
例えば、跳ね上げ式のサングラス「JASPER(ジャスパー)」は、機能性とデザイン性を見事に両立させた人気モデルです。クラシカルなデザインでありながら、運転中や屋内に入った際にレンズ部分をさっと上げられる利便性を備えています。また、路面や水面の反射光をカットする偏光レンズを搭載しており、ドライブやアウトドアシーンでの実用性も抜群です。
また、女性に人気のバタフライシェイプ「LANA(ラナ)」のように、メタルリムの太さに強弱をつけることで、細身ながらもグラマラスな表情を演出するモデルもあります。イエローズプラスのサングラスは、ファッションアイテムとしてのおしゃれさはもちろん、高品質なレンズによる目の保護という機能面でも、優れた選択肢となります。日常使いから特別な日まで、様々なシーンで活躍する一本が見つかるはずです。
正規の店舗はどこにある?

イエローズプラスの製品は、全国の厳選された眼鏡専門店やセレクトショップで取り扱われています。ブランドの世界観を正しく伝え、適切なフィッティングを提供できる店舗に限定されているのが特徴です。
主な取扱店舗は、東京の「Continuer(コンティニュエ)」や「decora TOKYO」、大阪の「G.B.Gafas」など、ファッション感度の高いショップが中心です。公式サイトには取扱店舗リストが掲載されていますが、ここでは代表的なエリアの店舗をいくつか紹介します。
- 関東地方: decora TOKYO(東京)、Continuer(東京)、G.B.Gafas SHIBUYA(東京)
- 関西地方: G.B.Gafas UMEDA(大阪)、decora KOBE(兵庫)
- 東海地方: HAVANA MUSEUM(愛知)
- 九州地方: 蒲池眼鏡舗 福岡店(福岡)
注意点として、全てのモデルが常時揃っているわけではないため、特定のモデルを探している場合は、事前に店舗へ問い合わせることをお勧めします。また、取扱店舗が都市部に集中しているため、お住まいの地域によっては実物を見る機会が限られる可能性があります。しかし、専門店ならではの丁寧な接客と正確なフィッティングを受けられるメリットは、非常に大きいと言えます。
便利な通販サイトの紹介

お住まいの地域に取扱店舗がない場合や、店舗へ足を運ぶ時間がない場合には、通販サイトを利用して購入することも可能です。イエローズプラスは公式のオンラインストアを運営していませんが、一部の正規取扱店がオンライン販売を行っています。
代表的な通販サイトとしては、東京・恵比寿にある有名セレクトショップ「Continuer」のオンラインストアが挙げられます。新作から定番モデルまで、幅広いラインナップを取り扱っており、在庫も比較的豊富です。この他にも、大手ショッピングモールの楽天市場などに出店している眼鏡店でも、取り扱いが見られます。
通販を利用する最大のメリットは、場所や時間を問わずに購入できる手軽さです。しかし、デメリットとして、眼鏡で最も大切な「試着」ができない点が挙げられます。掛け心地や顔との相性を確認できないため、特に初めてイエローズプラスを購入する方にとっては、少しハードルが高いかもしれません。
これを理解した上で通販を利用する場合は、モデルのサイズ表記(レンズ幅、ブリッジ幅など)をしっかり確認し、現在お持ちの眼鏡と比較検討することが失敗を避ける鍵となります。返品や交換の条件も事前に確認しておくと、より安心して購入できるでしょう。
まとめ:イエローズプラス芸能人の魅力に迫る
この記事では、イエローズプラスを愛用する芸能人をきっかけに、ブランドの持つ多角的な魅力について掘り下げてきました。最後に、解説した重要なポイントを以下にまとめます。
- イエローズプラスは2001年に山岸稔明氏が創業した日本のアイウェアブランド
- コンセプトは「上質な様式美」で時代に左右されないデザインを追求
- 世界的な眼鏡の産地である福井県鯖江市で一貫して製造
- 国内外のアーティストや俳優、安倍元首相など多くの著名人が愛用
- クラシックを基調としながら現代的な感性を加えたデザインが特徴
- メディア露出は控えめだが世界で評価される実力派ブランド
- フレームの価格帯は主に3万円台半ばから5万円前後が中心
- 顔なじみが良く上品なデザインと快適な掛け心地で評判が高い
- 代表的な人気モデルにGRANT、OSWALD、EDGARなどがある
- GRANTはブランドを象徴する定番的なクラウンパント型フレーム
- EDGARは安倍元首相の愛用モデルとしても広く知られている
- デザイン性と機能性を両立させたサングラスも人気を集めている
- 購入は全国の厳選された正規取扱眼鏡店で可能
- 一部のセレクトショップでは公式通販サイトも展開している
- 通販購入時は試着ができないためサイズ確認が重要
- 本質的な品質と普遍的な美しさを求める人におすすめのブランド