カメマンネンは芸能人に人気？愛用モデルと評判・値段を解説

「カメマンネンを掛けている芸能人はいる？」「おしゃれな人が選ぶイメージだけど、実際の評判はどうなんだろう？」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。

なぜ丸メガネをかけた芸能人が多いのかというトレンドの背景から、ブランドを復活させたカメマンネンの社長が込めた想い、そして譲れないカメマンネンの品質へのこだわりまで、気になる点は多いでしょう。

この記事では、実際のカメマンネンの評判を徹底調査し、気になる値段と価格帯についても詳しく解説します。さらに、人気モデルであるカメマンネン 99や113の特徴、機能的なカメマンネンの跳ね上げ式とはどのようなものかにも触れていきます。

正規の値段で買えるカメマンネンの取扱店情報や、カメマンネンは福岡、大阪、愛知で試せるのかといった具体的な購入方法まで、あなたの知りたい情報を網羅しました。

カメマンネンを愛用する芸能人はいる？

なぜ丸メガネをかけた芸能人が多いのか

近年、テレビや雑誌、SNSなどで丸メガネをかけた芸能人やモデルを見かける機会が非常に増えました。これにはいくつかの理由が考えられます。

まず、クラシック回帰のトレンドが挙げられるでしょう。ファッションの世界では周期的に過去のスタイルがリバイバルしますが、メガネも同様です。丸メガネは知的でレトロな雰囲気を演出し、コーディネートに深みと個性を与えてくれます。そのため、ファッション感度の高い芸能人たちがこぞって取り入れているのです。

また、丸いシェイプは顔の印象を和らげる効果も期待できます。四角いフレームがシャープで硬い印象を与えるのに対し、ラウンドシェイプは柔らかく、親しみやすい雰囲気を作り出します。これが、役柄や自身のパブリックイメージに合わせて使い分ける芸能人にとって、非常に便利なアイテムとなっているのです。

実際、人気お笑い芸人の小峠英二さんや、モデルのみちょぱ（池田美優）さんがテレビ番組でカメマンネンの丸メガネを着用し、大きな話題となりました。彼らのように、自身のスタイルを持つ人々が選ぶことで、丸メガネの魅力がさらに多くの人に伝わっていると言えるでしょう。

ブランドを復活させたカメマンネンの社長

100年以上の歴史を誇るカメマンネンですが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。一時はブランドの継続が危ぶまれた時期があったのです。

しかし、この歴史あるブランドの灯を消すわけにはいかないと立ち上がった人物がいました。以前のメーカーで貿易を担当していた方が、「カメマンネンが持つ唯一無二の価値がなくなるのはあまりにも惜しい」という強い情熱から独立し、ブランドを奇跡的に復活させたのです。

ブランド名の由来

創業者である木村菊次郎氏が「末永く使える丈夫なメガネを作りたい」という想いを込め、ことわざの「鶴は千年、亀は万年」から「カメマンネン」と名付けました。その想いは、現在の社長にも脈々と受け継がれています。

現在の社長は、単に昔のデザインを復刻するだけではありません。創業者の哲学を深く理解し、それを現代の技術と感性でどう表現するかを常に考えています。

特定のデザイナーを置かず、様々なデザイナーに委託するというユニークな手法もその一つ。これにより、多様な視点を取り入れつつも、「カメマンネンらしさ」という軸は決してぶれない、普遍的で美しいメガネが生み出され続けているのです。

譲れないカメマンネンの品質へのこだわり

カメマンネンのメガネが世界中から高く評価される最大の理由は、その圧倒的な品質にあります。福井県鯖江市の卓越した技術力を背景に、細部にまで一切の妥協を許さないものづくりが実践されています。

世界で初めてチタンフレームの量産に成功

カメマンネンの製造工場は、1981年に世界で初めてメガネフレームの素材にチタンを採用し、その量産化に成功しました。チタンは軽量で強度が高く、錆びにくい上に金属アレルギーも起こしにくいという理想的な素材ですが、加工が非常に難しいことで知られています。この難削材であるチタンを自在に加工する技術こそ、カメマンネンの品質を支える根幹です。

メッキと細部の仕上げ

カメマンネンの母体は、1917年創業のメッキ工場「木村製作所」です。そのため、メッキ技術に関しても非常に高いノウハウを持っています。

耐久性の高いイオンプレーティングなどの高度な表面処理を施すことで、深みのある美しい光沢と、長く使っても色褪せない耐久性を実現しています。テンプルエンドやリムにさりげなく施された亀のアイコンの彫金など、細部の仕上げにも職人の魂が宿ります。

カメマンネンの主な品質ポイント

• チタン加工技術：複雑な形状でも精密に加工し、強度と美しさを両立。
• 美麗なメッキ：滑らかで剥がれにくい、高級感のある表面処理。
• スパルタ蝶番：ロー付け（溶接）を行わない特殊な蝶番で、デザインの連続性と強度を確保。
• 丁寧な磨き：職人の手作業による磨きが生み出す、深みのある艶と滑らかな肌触り。

これらのこだわりが一体となり、カメマンネンのメガネは単なる視力矯正器具ではなく、一つの工芸品としての価値を持つに至っています。

実際のカメマンネンの評判を徹底調査

では、実際にカメマンネンのメガネを購入した人や愛用している人は、どのように感じているのでしょうか。様々な評判を調査しまとめました。

良い評判として多く聞かれるのは、やはり「作りの良さ」と「掛け心地」です。 「手に取った瞬間に質の高さが伝わる」「何年も使っているが全くへたらない」「デザインはシンプルなのに存在感がある」といった声が多数見られます。

特に、チタンフレームの軽さと、日本人の顔の形を計算して作られた設計により、「長時間掛けていても疲れない」「鼻パッドの跡が付きにくい」という点は、日常的にメガネを使うユーザーから絶大な支持を得ています。

デザイン面では、「クラシックで飽きがこない」「どんなファッションにも合わせやすい」という評価が中心です。流行を追いすぎない普遍的なデザインだからこそ、長く愛用できるというわけです。

一方で、「少しおとなしすぎるかも」と感じる方もいるようですが、それこそがカメマンネンの狙いであり、派手さではなく品格で勝負するブランドの姿勢の表れとも言えるでしょう。

注意点・デメリットに関する評判

もちろん、注意すべき点に関する評判もあります。最も多いのは価格に関するものです。「品質を考えれば妥当だが、気軽に買える値段ではない」という意見は少なくありません。また、デザインがクラシックなものが中心であるため、「最先端のモード系のデザインを求める人には合わないかもしれない」という声もありました。

総じて、「高品質で長く使える良いものを求める人」にとっては、非常に満足度の高いブランドであるという評価が確立されているようです。

気になるカメマンネンの値段と価格帯

カメマンネンのメガネは、その品質と製造工程にこだわり抜いているため、決して安価ではありません。一般的なメガネチェーン店の製品とは一線を画す価格設定となっています。

具体的な価格帯としては、およそ40,000円台から、高いものでは70,000円を超えるモデルまで幅広く存在します。2024年の新作モデルなども、5万円台から6万円台が中心価格帯となっているようです。

モデルタイプ	参考価格帯（税込）	主な特徴
スタンダードなチタンフレーム	¥44,000 ～ ¥55,000	KMN-99、KMN-113など人気の定番モデル
コンビネーションフレーム	¥51,700 ～ ¥60,000	チタンとアセテートなど異素材を組み合わせたモデル
特殊加工・跳ね上げ式	¥51,700 ～ ¥75,900	KMN-54（跳ね上げ）や七宝塗、彫金が施されたハイエンドモデル

「メガネに5万円以上は高い」と感じる方もいるかもしれません。しかし、これには明確な理由があります。

• 最高品質の素材（純チタンやβチタンなど）の使用
• 数十年にわたる経験を持つ鯖江の職人による手作業の工程
• 複雑な金型の設計と製造コスト
• 耐久性の高いメッキ処理や丁寧な磨きにかかる時間と手間

これらの要素を考慮すると、カメマンネンの価格は品質に見合った正当なものと言えるでしょう。一時の流行で使い捨てるのではなく、「良いものを修理しながら何十年も使い続ける」という価値観を持つ人にとっては、むしろコストパフォーマンスが高い投資となるはずです。

カメマンネンが芸能人にも選ばれる理由

人気モデル、カメマンネン 99と113

カメマンネンには数多くの名作がありますが、その中でも特に人気が高く、ブランドの顔とも言えるのが「KMN-99」と「KMN-113」です。どちらも甲乙つけがたい魅力を持っており、カメマンネン入門としても最適なモデルです。

KMN-99：完成されたラウンドシェイプ

「カメマンネンの丸メガネ」と聞いて多くの人が思い浮かべるのが、このKMN-99ではないでしょうか。テレビ番組で小峠英二さんが着用したことでも知られています。

最大の特徴は、やや厚みを持たせたチタン製のリムです。この厚みのおかげで、強度の高いレンズを入れても厚みが目立ちにくく、すっきりとした印象を保つことができます。また、フロント下部から伸びる特徴的な「スプラウトパット」は調整可能で、デザイン性と極上の掛け心地を両立しています。

KMN-113：知的なボストンシェイプ

KMN-113は、丸みのある逆三角形が特徴のボストンシェイプです。ラウンドよりも顔に馴染みやすく、それでいて知的で柔らかな印象を与えるため、丸メガネに少し抵抗がある方にもおすすめです。

こちらもフロントリムに約4mmの厚みを持たせた設計で、レンズの厚みを巧みに隠してくれます。シンプルながら無骨さも感じさせるデザインは、掛ける人を選ばない完成度を誇ります。

	KMN-99	KMN-113
シェイプ	ラウンド（丸型）	ボストン（丸みのある逆三角形）
印象	個性的・レトロ・アーティスティック	知的・クラシック・柔和
特徴	厚リム設計、スプラウトパット	厚リム設計、スプラウトパット
おすすめな人	丸メガネ愛好家、強度近視の方	初めてクラシックフレームに挑戦する方

どちらのモデルも、カラーバリエーションが豊富な点も魅力の一つです。アンティークゴールドやマットブラックなど、色によって全く異なる表情を見せるため、ぜひ店頭で掛け比べてみることをお勧めします。

機能的なカメマンネンの跳ね上げ式とは

カメマンネンのラインナップの中で、知る人ぞ知る名作として評価が高いのが「跳ね上げ式（フリップアップ）メガネ」です。代表的なモデルに「KMN-54」などがあります。

跳ね上げ式メガネとは、その名の通り、レンズ部分を上に持ち上げることができる機構を備えたメガネのことです。もともとは、老眼（老視）の方が手元を見るときだけレンズを使い、遠くを見るときは裸眼で見られるようにするために開発された、非常に実用的なアイテムでした。

跳ね上げ式の現代的な使い方

• 遠近両用として：度付きのクリアレンズと、跳ね上げ部分にリーディング（老眼）用レンズを入れる。
• インドア・アウトドア兼用として：普段使いの度付きレンズに、跳ね上げ部分にカラーレンズを入れてサングラスとして使う。
• 伊達メガネとして：レンズを跳ね上げる動作そのものを、クラシカルなスタイルのアクセントとして楽しむ。

カメマンネンの跳ね上げ式フレームは、可動式のギミックがありながらも、それを感じさせないほどデザインが洗練されているのが特徴です。

跳ね上げた状態でもシルエットが美しく、安っぽさを一切感じさせません。ハイエンドな跳ね上げ式フレームは選択肢が少ないため、高品質なものを探している方にとって、カメマンネンは非常に有力な選択肢となるでしょう。

正規の値段で買えるカメマンネンの取扱店

カメマンネンのメガネは、その品質を正しく理解し、適切なフィッティング調整ができる専門店で取り扱われています。購入する際は、必ず「正規取扱店」を選ぶことが重要です。

正規取扱店で購入するメリットは以下の通りです。

• 本物である保証：偽物や模倣品をつかまされる心配がありません。
• 適正な価格：メーカーが定めた正規の値段で購入できます。
• 専門的なフィッティング：カメマンネンのフレームの特性を熟知したスタッフが、あなたの顔にぴったり合うよう調整してくれます。
• 充実したアフターサービス：購入後のメンテナンスや修理にも安心して対応してもらえます。

正規取扱店は、カメマンネンの公式サイトで検索することができます。お住まいの地域の眼鏡専門店やセレクトショップが掲載されていますので、まずはそちらを確認するのが良いでしょう。

また、東京の神楽坂にはブランドの世界観を体感できる直営のフラッグシップ・ショップ「カメマンネン神楽坂」があり、豊富なラインナップを一度に見ることが可能です。

非正規店やオンラインでの購入には注意

近年はフリマアプリなどで個人が出品しているケースも見られますが、品質保証やフィッティングの観点から推奨できません。特にメガネは、購入後のフィッティング調整が非常に重要です。これが不十分だと、せっかくの良いメガネでも本来の掛け心地を全く得られません。大切な一本だからこそ、信頼できる正規取扱店での購入をお勧めします。

カメマンネンは福岡、大阪、愛知で試せる

「実際にカメマンネンのメガネを掛けてみたいけれど、どこに行けばいいの？」という方のために、主要都市での取り扱いについて解説します。

結論から言うと、カメマンネンは全国の主要都市に正規取扱店があり、福岡、大阪、愛知といった大都市圏でももちろん試着・購入が可能です。

各都市の取扱店の探し方

前述の通り、最も確実な方法はカメマンネン公式サイトの「SHOP LIST」ページを確認することです。都道府県別に取扱店がリストアップされているため、お近くの店舗を簡単に見つけることができます。

• 福岡：天神や博多エリアを中心に、感度の高いセレクトショップや老舗の眼鏡店で取り扱いがあります。
• 大阪：梅田、心斎橋、堀江といったファッションの中心地にある多くの眼鏡専門店で、豊富なモデルを見ることができます。
• 愛知：名古屋の栄や大須周辺の有力な眼鏡店がカメマンネンを取り扱っています。

店舗によって在庫しているモデルやカラーは異なります。もし、お目当てのモデル（例えば「KMN-99のアンティークゴールド」など）が具体的に決まっている場合は、事前に店舗へ電話で問い合わせて在庫を確認しておくと、無駄足にならずスムーズです。

カメマンネンのメガネは、写真で見るのと実際に掛けてみるのとでは印象が大きく変わることがあります。リムの厚み、メッキの光沢、そして何より自分の顔との相性は、試着して初めて分かるものです。ぜひお近くの取扱店に足を運び、その品質と美しさを体感してみてください。

まとめ：カメマンネンと芸能人の関係性

• カメマンネンは100年以上の歴史を持つ福井県鯖江市の老舗メガネブランド
• 「鶴は千年、亀は万年」に由来し末永く使える丈夫さを追求
• 世界で初めてチタンフレームの量産化に成功した技術力を持つ
• お笑い芸人の小峠英二さんやモデルのみちょぱさんがテレビで着用し話題に
• 芸能人が丸メガネを選ぶのはクラシックトレンドと顔の印象を和らげる効果があるため
• 一時は存続の危機にあったが情熱ある社長によって奇跡的に復活した
• 品質へのこだわりはチタン加工、メッキ、磨きなど細部に宿る
• 評判は「高品質で掛け心地が良い」という声が多数だが価格は高め
• 価格帯は4万円台から7万円台が中心で品質に見合った設定
• 人気モデルは丸メガネの「KMN-99」とボストン型の「KMN-113」
• 強度近視でもレンズの厚みが目立ちにくい厚リム設計が特徴
• レンズ部分が持ち上がる「跳ね上げ式」も隠れた人気モデル
• 購入はフィッティングが重要なため正規取扱店を強く推奨
• 公式サイトで全国の取扱店が検索でき福岡、大阪、愛知でも購入可能
• 気になるモデルがある場合は事前に店舗へ在庫確認するのがおすすめ