コンタクトの年間費用を徹底比較！種類別の値段と節約術

毎日使うコンタクトレンズ、「年間で一体いくらかかるんだろう？」と気になったことはありませんか。

コンタクトは月いくらかかるのか、またコンタクトのワンデーとツーウィークの違いによって、2weekコンタクトの一年分の値段やコンタクトの1yearソフトの値段は大きく変わってきます。特に、初めてコンタクトを使う高校生が使うコンタクトの値段も気になるところです。

コンタクト代がもったいないと感じたら、それは費用を見直す良い機会かもしれません。この記事では、コスパ最強のコンタクトレンズとは何か、そしてワンデーからツーウィークに変える値段比較をしながら、あなたに最適なレンズ選びをサポートします。

さらに、自宅でできるコンタクトの練習方法や、目の健康を守るために知っておきたい正しいコンタクトと化粧の順番、意外と知らないコンタクト定額制のデメリットまで、コンタクトレンズの費用に関するあらゆる情報を網羅的に解説します。

コンタクトの年間費用は種類でこんなに違う

コンタクトは月いくらかかる？

コンタクトレンズにかかる費用は、どのタイプのレンズを選ぶかによって大きく変動します。まずは、1ヶ月あたりの費用の目安を把握することが、年間の費用を理解する第一歩です。

例えば、毎日新しいレンズを使うワンデータイプは衛生的で手間いらずですが、その分コストは高くなる傾向にあります。一方で、2ウィークやマンスリータイプはレンズ本体の価格は抑えられますが、日々の洗浄・保存に必要なケア用品代が別途かかってきます。

自分のライフスタイルやコンタクトの使用頻度を考えながら、どのタイプが最も合っているかを見極めるのが大切ですね。

以下に、主要なコンタクトレンズタイプごとの1ヶ月あたりの費用目安をまとめました。これはあくまで一般的な相場であり、製品や購入場所によって価格は異なるため、参考としてご覧ください。

コンタクトタイプ	1ヶ月あたりの費用目安（両眼）	特徴
ワンデータイプ	約4,000円～10,000円	ケア不要で衛生的。レンズ代のみ。
2ウィークタイプ	約1,800円～3,600円	レンズ代＋ケア用品代。毎日使う人向け。
マンスリータイプ	約2,500円～	レンズ代＋ケア用品代。交換頻度が少ない。
長期使用タイプ（ソフト）	約2,500円～	レンズ代（1年半使用で計算）＋ケア用品代。
長期使用タイプ（ハード）	約1,500円～	レンズ代（2年使用で計算）＋ケア用品代。初期費用は高いが、最も低コスト。

補足：表の費用は、レンズ本体の代金とケア用品代を合算した目安です。特に2ウィークやマンスリータイプは、ケア用品の選び方によっても月々のコストが変わってきます。

コンタクトのワンデーとツーウィークの違い

ソフトコンタクトレンズの中でも特に利用者が多いのが、「ワンデータイプ」と「2ウィークタイプ」です。この2つの最大の違いは使用期間とそれに伴うケアの有無にあります。どちらを選ぶかによって、利便性や衛生面、そして年間のコストが大きく変わってきます。

ワンデータイプは、その名の通り1日で使い捨てるレンズです。毎日新品を開封するため、レンズケアは一切不要。常に清潔な状態のレンズを装用できるのが最大のメリットです。旅行やスポーツなど、たまにしか使わない人にも向いています。

一方、2ウィークタイプは開封してから最長2週間、繰り返し使用できるレンズです。そのため、毎日のレンズケア（洗浄・すすぎ・消毒・保存）が必須となります。手間はかかりますが、毎日コンタクトを使う人にとっては、ワンデータイプよりもコストを抑えられる傾向にあります。

ワンデーと2ウィークの主な違い

項目	ワンデータイプ	2ウィークタイプ
使用期間	1日（再装用不可）	開封後、最長2週間
レンズケア	不要	毎日必要（洗浄・消毒・保存）
衛生面	非常に高い（毎日新品）	ケア方法によって左右される
コスト（毎日使用時）	比較的高め	比較的安め
おすすめな人	・ケアが面倒な人 ・週に数回しか使わない人 ・旅行やスポーツ時に使いたい人	・毎日コンタクトを使う人 ・コストを重視する人 ・日中のつけ外しが必要な人

注意点として、2ウィークタイプは「14日間使える」のではなく、「開封してから14日後まで使える」という意味です。例えば、期間中に5日しか使わなかったとしても、開封日から14日が経過したら新しいレンズに交換しなければなりません。このルールを守らないと、レンズの劣化や汚れの蓄積により、眼障害のリスクが高まるため注意が必要です。

2weekコンタクトの一年分の値段

毎日コンタクトレンズを使用する方にとって、有力な選択肢となるのが2ウィークタイプです。ワンデータイプに比べて1枚あたりの単価が安いため、年間のトータルコストを抑えやすいのが大きな魅力です。

2ウィークコンタクトの年間の値段は、「コンタクトレンズ代」と「ケア用品代」の合計で決まります。具体的な金額を見ていきましょう。

レンズ代は、両眼3ヶ月分（6枚入り×2箱）で4,000円から10,000円前後が相場です。これを年間に換算すると、約16,000円～40,000円程度になります。

これに加えて、日々の洗浄や保存に必要なケア用品代がかかります。洗浄液は3ヶ月で約2,000円、年間で約8,000円が目安です。レンズケースも定期的な交換が必要で、これもコストに含まれます。

【2ウィークタイプの年間費用目安】
レンズ代（約16,000円～40,000円） ＋ ケア用品代（約8,000円）
＝ 年間合計：約24,000円～48,000円

このように、製品によって価格に幅はありますが、ワンデータイプ（年間約48,000円～120,000円）と比較すると、毎日使う場合は2ウィークタイプの方が経済的な負担を軽減できることが分かります。ただし、これは適切なレンズケアを毎日行うことが前提です。ケアを怠ると目のトラブルにつながり、かえって治療費がかかる可能性もあるため、注意しましょう。

コンタクトの1yearソフトの値段

コンタクトレンズには、ワンデーや2ウィークのような使い捨てタイプだけでなく、1年～1年半ほど使用できる長期使用タイプのソフトコンタクトレンズや、2～3年使用可能なハードコンタクトレンズも存在します。これらは初期費用こそ高めですが、長期的に見ると最もコストパフォーマンスに優れている選択肢の一つです。

長期使用ソフトコンタクトレンズ

1yearソフトコンタクト（長期使用タイプ）の価格は、両眼2枚で30,000円前後が目安です。このレンズを1年半使用した場合、1年あたりのレンズ代は約20,000円となります。これに年間のケア用品代（約8,000円）を加えると、年間のトータルコストは約28,000円になります。

ハードコンタクトレンズ

ハードコンタクトレンズは、さらに耐久性が高く、視力の変化がなければ2～3年使用できます。レンズ価格は1枚10,000円前後、両眼で20,000円前後です。仮に2年間使用した場合、1年あたりのレンズ代は約10,000円です。これに年間のケア用品代（約8,000円）を加えると、年間のトータルコストは約18,000円となり、すべてのコンタクトタイプの中で最も安価です。

長期使用タイプの注意点

長期使用タイプはコスト面で非常に魅力的ですが、以下のような注意点もあります。

• 初期費用が高い：購入時に数万円の費用がかかります。
• 紛失・破損リスク：紛失や破損した場合、再購入に高額な費用がかかります。使い捨てタイプのようにスペアがないため、リスクは高まります。
• 衛生管理が重要：長期間使用するため、日々のケアを徹底しないと、汚れが蓄積して眼障害の原因になります。
• 異物感（ハード）：ハードレンズは素材が硬いため、ソフトレンズに比べて慣れるまで異物感を感じやすいとされています。

これらの特性を理解した上で、自分のライフスタイルや予算に合うかどうかを慎重に判断することが重要です。

高校生が使うコンタクトの値段

部活動や勉強、おしゃれなど、活動的な毎日を送る高校生にとって、コンタクトレンズは非常に便利なアイテムです。コンタクトデビューを考える高校生やその保護者の方が気になるのは、やはりその値段でしょう。

高校生がコンタクトを使用する場合にかかる費用は、基本的に大人と同じです。しかし、生活スタイルから考えると、「ワンデータイプ」か「2ウィークタイプ」のどちらかを選ぶケースが多くなります。

• ワンデータイプの場合：年間 約48,000円～
• 2ウィークタイプの場合：年間 約24,000円～

部活動で汗をかく、あるいは衛生面を重視して手軽に使いたいという場合は、ケアが不要で毎日清潔なワンデータイプがおすすめです。費用は高めになりますが、レンズの紛失リスクやケアの手間を考えると、高校生のライフスタイルには適していると言えます。

一方、毎日学校につけていくなど使用頻度が高く、少しでも費用を抑えたい場合は、2ウィークタイプが良いでしょう。ただし、保護者の方はお子さんが毎日きちんとレンズケアを行えるかをしっかり確認する必要があります。

初めてコンタクトを使う場合は、まず眼科でしっかりと検査を受けることが絶対条件です。自己判断での購入は絶対にやめましょう！

高校生がコンタクトを使う上での最重要注意点

費用も大切ですが、それ以上に目の健康を守ることが重要です。特に成長期にある高校生は、以下の点を必ず守るようにしましょう。

• 必ず眼科を受診する：自分の目に合ったレンズを処方してもらうため、またコンタクトが使用可能か診断してもらうために、必ず眼科医の診察を受けましょう。
• 定期検査を欠かさない：自覚症状がなくても、目にトラブルが起きていることがあります。3ヶ月に1回は眼科で定期検査を受けることが強く推奨されています。
• 使用期間やルールを守る：もったいないからと使用期間を超えて使ったり、友達と貸し借りしたりするのは、失明にもつながる大変危険な行為です。

これらの費用や注意点を親子でしっかり話し合い、安全で快適なコンタクトライフを始めることが大切です。

コンタクトの年間費用を賢く抑える方法

コンタクト代がもったいないと感じたら

「毎月のコンタクト代、結構な負担だな…」「コンタクトはお金の無駄かも…」と感じた経験はありませんか？ 快適な視界のためには欠かせないアイテムですが、定期的に発生する出費だけに、少しでも安く抑えたいと思うのは自然なことです。

もしコンタクト代がもったいないと感じているなら、それは現在のコンタクトの選び方や買い方が、あなたのライフスタイルに合っていないサインかもしれません。

実は、いくつかのポイントを見直すだけで、年間のコンタクト費用は大きく節約できる可能性があるんですよ！

例えば、以下のような項目に心当たりはありませんか？

• 週に1〜2回しか使わないのに、2ウィークタイプやマンスリータイプを使っている。
• 逆に、毎日使っているのに、割高なワンデータイプを使い続けている。
• 眼科や店舗の言われるがままに、特に比較検討せず同じ商品を購入している。
• クーポンやセールの情報をチェックしていない。

これらのいずれかに当てはまる場合、費用の見直しで大きな節約効果が期待できます。大切なのは、年間費用という視点を持ち、自分の使用頻度や購入方法を客観的に見つめ直すことです。次の項目から、具体的な節約方法を詳しく解説していきます。

コスパ最強のコンタクトレンズとは

「コスパ最強」と聞くと、単純に一番安いレンズを思い浮かべるかもしれませんが、コンタクトレンズにおける本当のコストパフォーマンスは、「自分の使用頻度」に合ったタイプを選ぶことで最大化されます。

年間費用だけを見るとハードコンタクトが最も安いですが、誰にとってもそれが「コスパ最強」とは限りません。ここでは、使用頻度に応じた最適なレンズの選び方を解説します。

毎日コンタクトを使う人

平日は仕事や学校で、休日もコンタクト、というように週に4日以上使う方の場合、コストを重視するなら2ウィークタイプがおすすめです。ワンデータイプに比べて年間のレンズ代を大幅に節約できます。初期費用や紛失リスクを考慮すると、高価なハードコンタクトよりも始めやすく、管理しやすい点もメリットです。

週に数回しか使わない人

「普段はメガネで、週末や特別な日だけコンタクト」というように、週に3日以下の使用頻度の方には、ワンデータイプがコスパ最強の選択肢となります。
2ウィークタイプは開封すると14日間しか使えないため、使用日数が少ないとレンズを無駄にしてしまい、かえって割高になります。ワンデータイプなら使いたい日数分だけ消費すればよく、ケア用品も不要なため、トータルコストを抑えられます。

さらにコストを抑えるテクニック

使用頻度に合わせたレンズ選びに加えて、以下の方法を組み合わせることで、さらに費用を節約できます。

• 通販サイトの活用：通販サイトは実店舗より人件費などがかからない分、レンズやケア用品が安価に設定されていることが多いです。
• まとめ買いやセールの利用：多くの通販サイトや店舗では、まとめ買い割引や定期的なセールを実施しています。タイミングを合わせて購入することで、1箱あたりの単価を下げられます。
• 低価格帯の製品を検討する：眼科で診察を受け、目に問題がなければ、機能がシンプルで価格が抑えられた製品を処方してもらうのも一つの方法です。

ただし、どんなに安くても自分の目に合わないレンズを使うのは危険です。購入する際は、必ず眼科で発行された処方箋に基づいて、適切な製品を選ぶようにしましょう。

ワンデーからツーウィークに変える値段比較

毎日コンタクトを使用している方が、現在のワンデータイプから2ウィークタイプへ変更した場合、どれくらいの費用差が生まれるのでしょうか。具体的な値段を比較してみましょう。

仮に、平均的な価格帯の製品でシミュレーションしてみます。

• ワンデータイプ：1ヶ月分（両眼）で約6,000円
• 2ウィークタイプ：3ヶ月分（両眼）で約6,000円 → 1ヶ月あたり約2,000円
• ケア用品：1ヶ月あたり約1,000円

この条件で1年間の費用を比較すると、以下のようになります。

項目	ワンデータイプ	2ウィークタイプ	差額
1ヶ月の費用	6,000円	3,000円 (レンズ2,000円 + ケア1,000円)	-3,000円
1年間の費用	72,000円	36,000円 (レンズ24,000円 + ケア12,000円)	-36,000円

このシミュレーションでは、ワンデーから2ウィークに変えるだけで年間36,000円も節約できる計算になります。これはあくまで一例ですが、毎日使う方にとっては非常に大きな差額です。

レンズタイプを変更する際の最重要注意点

費用面でのメリットが大きいレンズタイプの変更ですが、自己判断で行うのは大変危険です。レンズを変更する際は、以下の点を必ず守ってください。

必ず眼科を受診し、新しい処方箋をもらうこと。

コンタクトレンズは、たとえ同じ度数やBC（ベースカーブ）であっても、メーカーや製品、タイプ（ワンデーか2ウィークか）によって厚みや素材、酸素透過率などが異なります。目に合わないレンズは、つけ心地が悪いだけでなく、角膜障害などの重篤な眼病を引き起こす原因になりかねません。
「ワンデーの処方箋があるから、同じ度数の2ウィークを通販で買おう」というのは絶対にやめましょう。必ず眼科医の診察を受け、変更したい旨を伝えた上で、目に合った2ウィークレンズを処方してもらってください。

自宅でできるコンタクトの練習方法

コンタクトデビューで誰もが通る道が「つけ外しの練習」です。目に異物を入れる行為に、最初は恐怖心を感じるかもしれません。しかし、正しい手順で練習すれば誰でも必ず慣れるので、心配はいりません。

通常、最初の練習は眼科で指導を受けますが、自宅でも落ち着いて練習することで、より早くスムーズにできるようになります。ここでは、コンタクトを上手につけるためのポイントを紹介します。

コンタクト装着を成功させる5つのポイント

1. 手を清潔にする：まず、石鹸で手を洗い、清潔なタオルで水分をしっかり拭き取ります。指に汚れや水分が残っていると、レンズに付着して痛みの原因になります。
2. 前髪を固定する：前髪が目にかかると邪魔になり、集中できません。ヘアピンなどでしっかり留めましょう。
3. 目を大きく開ける：レンズを入れる方の手とは逆の手で、まぶたのまつげの生え際をしっかり持ち、上下に大きく開きます。このとき、怖がって瞬きをしないように意識するのがコツです。
4. レンズを乗せる：利き手の人差し指の先にレンズを乗せます。このとき、レンズが指に濡れて張り付かず、適度に潤っている状態がベストです。レンズの裏表も確認しましょう。
5. そっと目に近づける：鏡をまっすぐ見ながら、レンズを黒目の上にそっと乗せるイメージで近づけます。レンズが目に触れると、自然に吸い付く感覚があります。指をぐっと押し付ける必要はありません。

慣れないうちは涙が出たり、ゴロゴロしたりするかもしれませんが、数回繰り返すうちに必ず慣れてきますよ。焦らず自分のペースで挑戦してみてください！

どうしても怖い場合は器具を使う手も

最近では、コンタクトのつけ外しを補助する器具（ピンセットやスティック状のもの）も販売されています。指を目に近づけるのがどうしても怖いという方や、ネイルが長くてレンズを傷つけそうで不安な方は、このような器具を試してみるのも一つの方法です。ただし、器具を使う場合も、その器具自体を清潔に保つことが非常に重要です。

正しいコンタクトと化粧の順番

コンタクトレンズを使用しながらメイクをする方にとって、つける順番と外す順番は非常に重要です。この順番を間違えると、レンズが汚れて見えにくくなったり、目のトラブルの原因になったりする可能性があります。

目の健康を守り、快適なコンタクトライフを送るための鉄則は一つです。

コンタクトは「メイクの前につけて、メイクを落とす前に外す」

なぜこの順番が重要なのか？

理由は、手指やレンズを化粧品の油分で汚さないためです。
ファンデーションや日焼け止め、ハンドクリームなどには油分が含まれており、これらを触った手でコンタクトを扱うと、レンズに油膜が付着してしまいます。油膜が付いたレンズは白く曇ってしまい、洗浄してもなかなか取れません。この汚れたレンズを使い続けると、アレルギー性結膜炎などの眼障害を引き起こすリスクが高まります。

そのため、以下の順番を徹底することが大切です。

1. 手をきれいに洗う
2. コンタクトレンズを装着する
3. スキンケアやメイクを行う

そして、帰宅後はこの逆です。

1. 手をきれいに洗う
2. コンタクトレンズを外す
3. クレンジングでメイクを落とす

コンタクト使用時のメイクの注意点

順番だけでなく、メイクの方法にも注意が必要です。特にアイメイクは、化粧品が目に入らないように工夫しましょう。

• インラインを避ける：まつげの内側の粘膜部分（マイボーム腺）にアイライナーを引くのは避けましょう。マイボーム腺は目の乾燥を防ぐ脂を分泌する大切な器官で、ここを塞ぐとドライアイや眼病の原因になります。
• 繊維入りマスカラに注意：繊維（ファイバー）入りのマスカラは、繊維が目の中に落ちてレンズを汚したり、目を傷つけたりする可能性があります。フィルムタイプなど、繊維の入っていないものを選ぶとより安全です。

コンタクト定額制のデメリット

最近、コンタクトレンズの購入方法として「定額制サービス」を提供する店舗やメーカーが増えています。毎月決まった料金を支払うことで、定期的にコンタクトレンズが自宅に届く便利なサービスですが、契約する前にはメリットだけでなくデメリットも理解しておくことが重要です。

便利な定額制ですが、以下のような注意すべき点があります。

コンタクト定額制の主なデメリット

1. トータルコストが割高になる可能性：通販サイトのまとめ買いやセールを利用した方が、年間のトータルコストは安くなる場合があります。定額制は手間がかからない分、サービス料が含まれていると考えるべきでしょう。
2. 製品の選択肢が限られる：定額制サービスで取り扱っているコンタクトレンズは、そのメーカーや店舗が指定したものに限られます。自分が使いたい製品が対象外である可能性があります。
3. 使用頻度が少ない月も料金は同じ：例えば旅行などで1ヶ月間コンタクトを使わなかったとしても、月額料金は発生します。使用頻度が変動する人にとっては、無駄な出費となる可能性があります。
4. 解約の条件や縛りがある：サービスによっては、「最低契約期間」が設けられている場合があります。契約期間内に解約すると違約金が発生するケースもあるため、契約内容は事前に細かく確認する必要があります。
5. 度数変更の手続きが面倒な場合も：視力が変わってレンズの度数を変更したい場合、オンラインだけでなく店舗での手続きや再検査が必要になるなど、すぐに対応できないことがあります。

定額制は、買い忘れがなく、在庫管理の手間が省けるという大きなメリットがあります。しかし、費用面だけを考えると、必ずしも最もお得な選択肢とは限らないのですね。

これらのデメリットを理解した上で、定期的な配送やサポート体制といったサービスの価値と、費用のバランスを考えて、自分にとって最適な購入方法かどうかを判断することが大切です。

コンタクトの年間費用を理解し賢く選ぼう

この記事では、コンタクトレンズの年間費用について、種類別の比較から節約術、正しい使い方まで幅広く解説しました。最後に、記事の重要なポイントをまとめます。