お気に入りのメガネフレーム、デザインは気に入っているのに「最近視力が合わなくなってきた」「レンズに傷がついて見えにくい」といった理由で、引き出しの奥に眠らせていませんか?愛着のあるフレームを活かし、レンズだけを最新のものに交換することで、快適な視界を取り戻せるかもしれません。
この記事では、他社で購入したメガネフレームを持ち込んでレンズ交換ができるお店について、料金、条件、注意点を網羅的に詳しく解説します。JINSとZoffのフレーム持ち込みサービスの違いから、パリミキでのメガネレンズ交換持ち込みの手順、眼鏡市場は他社フレーム持ち込みでレンズ交換可なのかどうか、といった具体的な情報をお届けします。
さらに、キクチメガネのフレーム持ち込み対応や、メガネのプリンスのフレーム持ち込み、メガネのヨネザワのフレーム持ち込みの実情、そしてメガネの21のフレーム持ち込みについてについても深く掘り下げていきます。メガネフレーム持ち込みが安い店の料金比較を通じて、メガネレンズ交換持ち込みおすすめ店の選び方が明確に分かるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
記事のポイントを先読み!
- 他社フレームの持ち込みができるメガネ店の特徴
- 主要チェーン店のレンズ交換料金と条件
- 持ち込み時に断られるケースとその理由
- 自分に合ったお店選びの重要なポイント
メガネフレーム持ち込み他社への依頼は可能?

- メガネレンズ交換持ち込みおすすめ店の選び方
- メガネフレーム持ち込みが安い店の料金比較
- JINSとZoffのフレーム持ち込みサービス
- パリミキでのメガネレンズ交換持ち込み
メガネレンズ交換持ち込みおすすめ店の選び方

結論から言うと、現在、多くの主要メガネチェーン店で他社製フレームの持ち込みによるレンズ交換サービスが提供されています。かつては購入店での対応が主流でしたが、消費者の多様なニーズに応える形でサービスが拡充され、選択肢は格段に広がりました。
しかし、「どこでも同じ」というわけではありません。料金体系やレンズの品揃え、保証内容まで、お店によってサービス内容は千差万別です。あなたにとって最適な一店を見つけるために、以下の4つのポイントをしっかりと確認することをおすすめします。
後悔しないお店選びのための4つの重要ポイント
料金体系の明確さ:
「レンズ一式〇〇円」といった表示だけでなく、単焦点・遠近両用などの基本料金が分かりやすく提示されているかを確認しましょう。
さらに、薄型レンズへの変更(屈折率)、ブルーライトカット、UVカット、防汚コートなどのオプション料金が一覧になっているかも重要なチェック項目です。
レンズ種類の豊富さ:
あなたの視力やライフスタイルに最適なレンズを選べるかは非常に重要です。
例えば、JINSの公式サイトで紹介されているように、UVカットはもはや標準装備ですが、その他にも多様なレンズが存在します。
デスクワーク中心ならブルーライトカットや近方重視レンズ、運転やアウトドアが多いなら偏光・調光レンズなど、専門スタッフと相談しながら幅広い選択肢から検討できるお店を選びましょう。
保証内容の手厚さ:
レンズ交換は、購入後の安心感も大切です。「新しい度数に慣れない」「品質に問題があった」「うっかり破損してしまった」など、万が一の事態に対応してくれる保証があるかを確認してください。
特に「見え方保証(度数交換)」と「品質保証」の期間と条件は、お店ごとに大きく異なるため、事前にしっかり比較することが後悔を防ぎます。
店舗での対応と専門性:
レンズ交換の満足度は、スタッフの技術力や対応に大きく左右されます。丁寧な視力測定はもちろん、持ち込んだフレームの素材や状態を的確に診断し、加工のリスクまで説明してくれる専門性があるかを見極めましょう。国家資格である「眼鏡作製技能士」が在籍しているかも、一つの信頼の指標となります。
これらのポイントを総合的に比較検討することで、単に価格が安いだけでなく、長期的に安心して付き合える、あなたにとって本当に価値のあるレンズ交換が実現します。
料金だけで決めてしまうと、後から「欲しかった機能が付けられなかった」「保証がなくて不安…」なんてことも。自分の目と大切なフレームを任せるわけですから、サービス全体を見て判断するのがおすすめですよ!
メガネフレーム持ち込みが安い店の料金比較

レンズ交換で最も気になるのが「費用」ではないでしょうか。他社フレームを持ち込む場合、料金はお店によって大きく変動します。ここでは、代表的なメガネチェーン店の持ち込みレンズ交換にかかる費用の目安を、より詳しく比較しました。
一般的に、料金が安いお店は、対応できるレンズの種類(特に屈折率やコーティング)を標準的なものに絞ることで低価格を実現している傾向があります。逆に、最新の高機能レンズや個別の要望に応える特殊なレンズを希望する場合は、価格帯が上がると考えておきましょう。
店舗名 | 単焦点レンズ料金(目安) | 遠近両用レンズ料金(目安) | 特徴・備考 |
---|---|---|---|
ビジョンメガネ | 4,000円~ | 10,000円~ | 業界最安クラスの価格設定が最大の魅力。費用を抑えたい場合の第一候補。 |
JINS | 6,600円~ | 12,100円~ | 薄型非球面レンズ(屈折率1.60~1.74)も追加料金なしの一律価格で分かりやすい。 |
眼鏡市場 | 7,700円~ | 別途見積もり | 他社フレーム持ち込み専用の料金体系。標準は屈折率1.60のレンズ。 |
パリミキ | 8,800円~ | 8,800円~ | 遠近両用などの多焦点レンズも単焦点と同価格から選べるのが大きな特徴。 |
Zoff | 12,100円~ | 12,100円~ | セット料金が基本のため、持ち込みは他社に比べると割高になる傾向がある。 |
料金だけで判断するのは注意!オプションと最終見積もりを確認
上記の表は、あくまでUVカット付きの基本的なクリアレンズ(単焦点)の料金目安です。多くの場合、ここからさらに薄型・超薄型のレンズに変更したり、ブルーライトカット、防汚・耐傷コート、カラーレンズなどのオプションを追加したりすると、数千円単位で追加料金が発生します。
最終的な支払額は、必ず店舗でレンズの種類とオプションを決めた上での見積もりを確認してから判断するようにしましょう。
JINSとZoffのフレーム持ち込みサービス

ファッション性の高いデザインで若い世代を中心に人気のJINSとZoffも、他社フレームの持ち込みにしっかりと対応しています。ただし、サービス内容や料金体系にはそれぞれ明確な特徴があります。
JINSのレンズ交換サービス
JINSでは、他社製のフレームであってもレンズ交換が可能です。最大の魅力は、JINS公式サイトにも明記されている通り、単焦点レンズであれば屈折率1.60から1.74までの薄型非球面レンズが、追加料金なしの一律6,600円(税込)で提供される点です。
度数が強い方でもレンズの厚みを気にせず、分かりやすい価格で交換できるのは大きなメリットと言えるでしょう。遠近両用などの累進レンズも12,100円(税込)から対応しています。
ただし、安全な加工が保証できないと判断された場合は交換を断られることがあります。特に、素材(べっ甲、木材など)、特殊な構造、経年劣化が激しいフレームは対応できない可能性が高いです。
Zoffのレンズ交換サービス
Zoffも他社フレームのレンズ交換を受け付けていますが、料金体系がJINSとは異なります。Zoffは基本的に「フレーム+レンズ」のセット価格が中心のため、レンズ単体での販売はJINSに比べると高めの設定です。
公式サイトによると、レンズ価格は12,100円〜となっており、これはフレームとセットで購入する場合のレンズ価格に「他社フレーム加工料」が上乗せされるイメージです。
ZoffもJINSと同様に、フレームの状態や素材によっては加工ができないと判断されることがあります。持ち込む前に、フレームにひび割れや大きな傷がないかセルフチェックしておくと良いでしょう。
最終判断は必ず店舗で!オンライン対応は不可
JINS、Zoffともに、オンラインストアでは他社フレームのレンズ交換に対応していません。また、メールや電話で写真を見せての可否判断も行っておらず、必ず最寄りの店舗に実物のフレームを持ち込み、専門スタッフに直接状態を確認してもらう必要があります。その場で加工可否の判断と、正確な見積もりを出してもらう流れになります。
パリミキでのメガネレンズ交換持ち込み

国内外に多くの店舗を展開する老舗のパリミキも、他社フレームのレンズ交換に積極的に対応しているお店の一つです。長年の経験と技術力に裏打ちされた安心感が魅力です。
パリミキの大きな特徴は、その柔軟な価格設定にあります。
公式サイトでは、単焦点レンズだけでなく、遠近両用・中近・近々といった、複雑な設計が必要な多焦点レンズも2枚1組8,800円(税込)からという、非常にコストパフォーマンスの高い価格で提供しています。「遠近両用に挑戦したいけど、価格が…」と躊躇していた方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
パリミキでのスムーズなレンズ交換ステップ
- 店舗でのカウンセリング:まずは持ち込んだフレームの状態を専門スタッフが丁寧にチェック。素材や構造、劣化具合を確認し、レンズ交換が可能かどうかを判断します。
- 精密な視力測定とレンズ選定:現在の視力を測定するだけでなく、ライフスタイルやメガネを使うシーン(運転、PC作業、読書など)をヒアリングし、数多くのレンズの中から最適なプランを提案してくれます。
- 加工とフィッティング、そしてお渡し:レンズの在庫があれば、最短で即日加工・お渡しも可能です。受け取り時には、あなたの顔の形に合わせてフレームの角度や幅をミリ単位で調整する「フィッティング」を丁寧に行い、最適なかけ心地を実現します。
特筆すべきは、レンズ交換だけでも充実した保証が付帯する点です。購入後、万が一度数が合わなかった場合に交換できる「見え方保証」や、品質に問題があった場合の「品質保証」が適用されるため、初めて遠近両用レンズを試す方でも安心です。
メガネフレーム持ち込み他社ごとの対応

- 眼鏡市場は他社フレーム持ち込みでレンズ交換可
- キクチメガネのフレーム持ち込み対応
- メガネのプリンスのフレーム持ち込み
- メガネのヨネザワのフレーム持ち込み
- メガネの21のフレーム持ち込みについて
- メガネフレーム持ち込み他社利用時の総まとめ
眼鏡市場は他社フレーム持ち込みでレンズ交換可

「フレーム表示価格にレンズ代金込み」というオールインワンプライスで業界に革命を起こした眼鏡市場。他社フレームの持ち込みについても対応していますが、眼鏡市場のフレームを購入する場合とは異なる、独自の料金体系が適用される点を理解しておく必要があります。
他社製フレームの場合、基本料金として屈折率1.60の単焦点クリアレンズで7,700円(税込)から交換が可能です。これは、眼鏡市場でフレームを購入した場合の「11,880円(税込)であらゆる追加料金不要」というサービスとは明確に区別されています。
もし、より薄いレンズ(屈折率1.67や1.74)や、ブルーライトカット、カラーレンズ、傷に強いコーティングなどを希望する場合は、この7,700円に加えて別途オプション料金が発生する仕組みです。そのため、高機能レンズを希望する場合は、総額がいくらになるかを事前によく確認することが大切です。
眼鏡市場でレンズ交換を断られるケース【詳細リスト】
眼鏡市場では、顧客の安全とフレーム破損のリスクを避けるため、レンズ交換を受け付けられないフレームの基準が公式サイトで比較的厳格に、かつ詳細に定められています。持ち込む前に、ご自身のフレームが該当しないか確認しておきましょう。
- 【素材】金、プラチナ、べっ甲、木製、竹製、角製(水牛など)といった天然素材や特殊素材。加工時に破損のリスクが高いため、原則として受け付けていません。
- 【形状】レンズに直接穴を開けるツーポイント(縁なし)フレーム、極端にカーブが強いスポーツタイプ、レンズサイズが規格外に大きいフレーム。
- 【状態】フレームの表面や内側に細かい傷やヒビがある、プラスチック部分が白く変色・硬化している、歪みが大きいなど、経年劣化が著しいフレーム。
- 【レンズ】元々入っているレンズがガラス製、特殊なカーブを持つハイカーブレンズ、視線を補正するプリズムレンズの場合。
キクチメガネのフレーム持ち込み対応

東海地方を中心に、質の高いサービスで長年の信頼を誇るキクチメガネも、他社で購入したフレームのレンズ交換を快く受け付けています。
キクチメガネの最大の特徴は、単にレンズを入れ替えるだけでなく、「メガネのプロフェッショナル」として、持ち込まれたフレーム全体のコンディションを総合的に診断してくれる点にあります。
フレームの歪み調整やクリーニング、ネジの緩みチェックなど、細かなメンテナンスも得意としており、レンズ交換の際には「新しいレンズを装着しても、フレームがその強度に耐えられるか」を専門家の視点で厳しくチェックしてくれます。
そのため、デザインは良くても経年変化が激しいフレームや、もともと度付きレンズの使用を想定されていない安価なファッションメガネなどは、安全性の観点から交換を断られることもあります。
これは、顧客が後々トラブルに見舞われないようにするための配慮であり、高い信頼性の証とも言えるでしょう。愛着のあるフレームを長く使うためのプロのアドバイスがもらえるのが大きな魅力です。
メガネのプリンスのフレーム持ち込み

北海道・東北地方で地域に根ざした店舗展開を行うメガネのプリンスでも、他社フレームの持ち込みによるレンズ交換に対応しています。
公式サイトの「よくあるご質問」では、フレーム修理に関する案内が充実しており、一つのメガネを大切に長く使ってほしいという顧客本位の姿勢がうかがえます。レンズ交換もそのサービスの一環として積極的に受け付けており、店舗で専門スタッフがフレームの状態を丁寧に確認した上で、最適なレンズを提案してくれます。
もしフレームの損傷が激しく、レンズ交換が難しいと判断された場合でも、ただ断るだけではありません。場合によっては、現在のレンズの形状(玉型)を活かして、それに合う新しいフレームに入れ替える「玉型乗せ換え」といった代替案を提案してくれることもあります。
料金についてはフレームの状態や選ぶレンズによって変動するため、まずは店舗へ直接持ち込んで相談してみるのが基本となります。
メガネのヨネザワのフレーム持ち込み

九州地方を中心に180店舗以上を展開するメガネのヨネザワは、公式サイトのQ&Aページで「他店で購入されたメガネもお気軽にお持ちください」と明確に記載しており、他社フレームの持ち込みを非常に歓迎していることが分かります。
ヨネザワの強みは、その手厚いアフターサービスにあります。購入店にかかわらず、メガネのフィッティング調整やクリーニング、鼻パッドの交換(一部有料の場合あり)などを無料で実施してくれます。レンズ交換を依頼する際にも、まずはフレームの状態を丁寧にチェックし、最適なかけ心地になるようフィッティング調整まで行ってくれるため、安心して任せることができます。
「これ、他の店で買ったんだけど…」と遠慮する必要は全くありません!地域に根差したお店ならではの、親身で丁寧な対応が期待できますよ。
レンズ交換の料金については、持ち込んだフレームの状態やお客様の度数によって変わるため、こちらも店頭での見積もりとなります。国家検定資格である「眼鏡作製技能士」が多数在籍しているのも、安心できるポイントです。
メガネの21のフレーム持ち込みについて

全国にフランチャイズ展開する「メガネの21」も、他社フレームのレンズ交換に対応しているメガネ店です。
チェーン全体として統一された料金がWebサイトに明記されているわけではなく、各店舗の方針や取り扱いレンズによって料金体系や対応範囲が異なる場合があります。
そのため、事前に最寄りの店舗に電話などで「他社フレームのレンズ交換を検討している」旨を伝え、料金の目安や対応可能なレンズの種類を確認するのが最も確実です。
特に、特殊な加工が必要なレンズ(強度乱視やプリズムレンズなど)や、特定のメーカーのレンズにこだわりがある場合は、取り扱いがあるかどうかをあらかじめ確認してからフレームを持ち込むと、よりスムーズに相談が進むでしょう。地域密着型の店舗が多いため、柔軟に対応してくれるケースも多いようです。
メガネフレーム持ち込み他社利用時の総まとめ
この記事の要点を、最後にリスト形式で網羅的にまとめました。他社フレームのレンズ交換を検討する際の最終チェックリストとしてご活用ください。
- 多くのメガネ店で他社フレームのレンズ交換は可能である
- ただしオンラインショップでは対応不可な場合がほとんど
- 最終的な交換可否は店舗での実物確認後に下される
- フレームの素材(金・べっ甲・木製などの特殊素材)によっては断られる
- フレームの形状(ツーポイント・極端なハイカーブ)も断られる原因になる
- フレームの状態(傷・ひび・歪みなどの経年劣化)は厳しくチェックされる
- 料金体系は店舗や選ぶレンズの種類によって大きく異なる
- 低価格なプランは選べるレンズの種類(特に屈折率)が限定的な傾向がある
- JINSは薄型非球面レンズも一律6,600円からと価格が明瞭
- 眼鏡市場には他社フレーム持ち込み専用の料金体系が別途存在する
- パリミキは遠近両用などの多焦点レンズも手頃な価格帯から選べるのが魅力
- 持ち込み時は現在使用中のメガネも持参すると度数調整の参考になりスムーズ
- 希望レンズの在庫がない場合は完成までに1週間から10日ほど日数を要する
- レンズ交換後も「見え方保証」や「品質保証」が付くかを確認することが重要
- まずは気になるお店にフレームを持ち込み、相談と見積もりを依頼するのが第一歩