時代を超えて愛される上質なメガネを探しているけれど、白山眼鏡の具体的な値段がわからず、購入をためらっている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、白山眼鏡の購入で失敗や後悔をしないために、人気のフレームとその価格帯から、おしゃれなサングラスの展開、そして「白山眼鏡のレンズは高い?」といった料金に関する詳しい疑問まで、一つひとつ丁寧に解説します。
また、遠近両用を作る際の値段の目安や、女性にこそおすすめしたいモデルについても触れていきます。ジョン・レノンが愛用したメガネのメーカーとしての歴史的背景や、他にも白山眼鏡を愛用している芸能人を調査した結果もご紹介。
さらに、よく比較される金子眼鏡との違いを明確にし、オンラインショップの有無や、意外と知られていない白山眼鏡店の社長が白山氏ではない可能性といった、購入前に知っておきたい情報も網羅しています。この記事を読めば、あなたの疑問が解消されるはずです。
記事のポイントを先読み!
- 白山眼鏡のフレームやレンズ、一式のおおよその値段
- 芸能人にも愛される理由と人気モデルの特徴
- 金子眼鏡との違いや購入方法に関する疑問点
- 長く愛用するためのポイントやブランドの魅力
白山眼鏡の値段はいくら?モデルやレンズ代の内訳
- 人気のフレームとその価格帯
- おしゃれなサングラスも展開
- 白山眼鏡のレンズは高い?詳しい料金について
- 白山眼鏡で遠近両用を作る際の値段
- 女性にこそおすすめしたいモデルも
- 白山眼鏡の評判は?
人気のフレームとその価格帯

白山眼鏡のフレームは、流行を追いすぎず、長く愛用できる普遍的なデザインが魅力です。そのため、価格帯は一般的な量販店のメガネとは一線を画します。
具体的には、プラスチックフレームの多くが3万円台から4万円台、メタルやコンビネーションフレームは4万円台から5万円台、中には特殊な構造を持つモデルで6万円を超えるものも存在します。
例えば、ブランドの代名詞とも言えるウェリントン型の「HANK」や、ボリュームのあるラインが特徴の「BURN」(フレーム価格38,500円~)、クラシカルな八角形の「OCTAGON」(フレーム価格38,500円)などが人気です。

これらの価格は、福井県鯖江市の職人による手作業と、ジャパンメイドにこだわった品質の証しと言えます。一時的なトレンドではなく、かける人の個性を引き立て、長く寄り添う一本として考えれば、十分に価値のある価格設定だと考えられます。
おしゃれなサングラスも展開

白山眼鏡では、既存のフレームにカラーレンズを入れることで、オリジナルのサングラスを作成することが可能です。元々デザイン性の高いフレームが揃っているため、非常に洗練された、他にはない雰囲気のサングラスが手に入ります。

例えば、モデルの菜木のり子さんは、ボリュームのある「BURN」のキハク色のフレームにブラウンのレンズを入れ、サングラスとして愛用しています。この場合の価格は47,300円と公表されており、フレーム価格にカラーレンズ代が加算される形です。
選ぶフレームやレンズの種類によって価格は変動しますが、度付きのサングラスにすることもできます。
自分の視力やライフスタイル、そしてファッションの好みに合わせて、世界に一つだけのサングラスをオーダーメイドできる点は、大きな魅力と言えるでしょう。単なる日除けの道具ではなく、コーディネートの主役にもなり得る上質なサングラスを求める方におすすめです。
白山眼鏡のレンズは高い?詳しい料金について

「白山眼鏡はフレームだけでなくレンズも高いのでは?」という疑問を持つ方も少なくありません。白山眼鏡におけるレンズの価格は、最も基本的な単焦点レンズで13,200円からとなっています。
この価格には、視力測定やフィッティングの技術料も含まれていると考えられます。したがって、フレームとレンズを合わせた一式価格は、安価なモデルでもおおよそ4万円台後半からとなり、5万円から7万円程度が中心的な価格帯です。
この価格を他のメガネ店と比較した場合、確かに高価な部類に入ります。しかし、白山眼鏡が提供するのは単なるレンズという「モノ」だけではありません。
一人ひとりの顔の形や目の位置に合わせて微調整を施す丁寧なフィッティングや、ブランドの世界観を含めたトータルな体験価値に対する対価と捉えることができます。品質に妥協せず、最適な見え心地と掛け心地を追求した結果の価格設定であるため、一概に「高い」と断じるのは難しいかもしれません。
白山眼鏡で遠近両用を作る際の値段

老眼世代にとって関心の高い、遠近両用レンズの価格についても見ていきましょう。白山眼鏡の基本的なレンズ価格が13,200円からであるため、より複雑な設計を要する遠近両用レンズは、当然ながらこの価格よりも高額になります。
データベースには遠近両用レンズの具体的な価格についての記載がありませんが、一般的に遠近両用レンズは、選択するレンズのグレード(視野の広さや歪みの少なさなど)によって価格が大きく変動します。基本的なタイプから、より自然な見え方を追求した高性能なタイプまで幅広く、数万円の追加料金が発生することも珍しくありません。
そのため、白山眼鏡で遠近両用メガネを作成する場合、フレーム代と合わせて総額で7万円から10万円、あるいはそれ以上になる可能性も考慮しておく必要があります。正確な価格については、店舗で専門のスタッフに相談し、自身の視力やライフスタイルに合ったレンズの見積もりを取ることが不可欠です。
女性にこそおすすめしたいモデルも

白山眼鏡は、ジョン・レノンをはじめ男性の愛用者が多いイメージがありますが、実は女性の魅力を引き立てる美しいデザインのフレームも豊富に揃っています。デザインしすぎず、かける人に寄り添うというコンセプトは、成熟した大人の女性にこそフィットします。

例えば、モデルの菜木のり子さんが愛用するフォックス型の「GREASE」は、目元を少し引き上げ、顔のアクセントになります。また、江波戸玲子さんが選んだ八角形の「OCTAGON」は、個性的でありながら細身のラインで品良く、かわいらしい印象を与えてくれます。

このように、シャープな印象を与えたり、柔らかな雰囲気を演出したりと、なりたいイメージに合わせて選べるモデルが多数存在します。価格帯は前述の通り3万円台後半からですが、メイクアップだけでは表現できない知的な雰囲気や、こなれたおしゃれ感を演出できるアイテムとして、多くのファッション感度の高い女性たちから支持されているのです。
白山眼鏡の評判は?

ここでは、様々な角度から白山眼鏡の評判を深掘りし、なぜ多くの人々を魅了し続けるのか、また、購入前に知っておくべき注意点についても詳しく解説します。
デザイン哲学への共感
白山眼鏡の評判を語る上で欠かせないのが、「デザインしすぎないこと」を基本とするその哲学です。新作を次々と発表してトレンドを追うのではなく、過去の優れたモデルを大切に育て、時代を超えて愛される普遍的なデザインを追求しています。
この姿勢は、「用の美」を重んじ、日々の暮らしに静かに寄り添う道具を求めるユーザーから高く評価されています。流行のサイクルに疲れた人々や、自分自身のスタイルを確立している成熟した大人にとって、白山眼鏡のフレームは自分を表現するための一部となり得ます。
主張しすぎず、かけることでその人の個性が完成する。このような奥ゆかしい魅力が、「長く付き合える信頼できるブランド」という評判の核を成しているのです。
揺るぎない品質とクラフトマンシップ
「ジャパンメイド」へのこだわりも、高い評判を支える重要な要素です。メガネの聖地として世界的に知られる福井県鯖江市の職人たちの手によって、一本一本が丁寧に作られています。素材の選定から、細部の磨き上げ、最終的なフィッティングに至るまで、機械的な大量生産では決して到達できない品質が実現されています。
この徹底した品質管理は、フレームの耐久性や掛け心地の良さに直結します。毎日、長時間肌に触れるものだからこそ、少しの違和感も許さない。そうした作り手の気概が、製品を通じてユーザーに伝わります。
結果として、「高価だが、それに見合うだけの価値がある」「何年も安心して使える」といった、品質に対する絶対的な信頼感へと繋がっています。
接客とフィッティングへの高い評価
前述の通り、白山眼鏡は公式のオンラインショップを持たず、国内5店舗の直営店でのみ販売を行っています。一見すると不便に思えるこの販売スタイルこそが、実は顧客満足度と良い評判を生み出す源泉となっています。
店舗では、専門知識とブランドへの深い愛情を持ったスタッフが、一人ひとりの顔の形、視力、ライフスタイル、さらにはファッションの好みまでを考慮し、最適な一本を提案してくれます。
そして、最も重要なのがミリ単位での調整を行うフィッティングです。この工程を経ることで、メガネは初めて本当の意味で「自分のもの」になります。この対面での丁寧なコミュニケーションと、そこで得られる最高の掛け心地という体験が、「ここで買って良かった」という強い満足感を生み出し、高いリピート率や口コミでの良い評判に結びついています。
注意点やネガティブな評判
これほど評価の高い白山眼鏡ですが、全ての人にとって完璧というわけではありません。購入を検討する上で、知っておくべき注意点や、人によってはネガティブと捉えられかねない評判も存在します。
まず挙げられるのが、やはり価格です。フレームだけで3万円台から、レンズを含めた一式では5万円を超えることが多いため、気軽に購入できる価格帯ではありません。「品質を考えれば妥当」という声が多い一方で、「単にメガネとして見れば高すぎる」と感じる人がいるのも事実です。
また、店舗数の少なさも大きな障壁となります。都市部に住んでいない限り、購入のために遠方から足を運ぶ必要があり、時間的、金銭的な負担は小さくありません。このアクセシビリティの低さは、ブランドの希少性を高めている側面もありますが、純粋なデメリットと感じるユーザーも多いでしょう。
これらの評判を総合すると、白山眼鏡は「利便性や価格の手頃さよりも、普遍的なデザイン、最高の品質、そしてパーソナルな購入体験を重視する人のためのブランド」であると言えます。自分の価値観とブランドの哲学が一致したとき、それは単なる視力矯正器具ではなく、生涯のパートナーとなり得る特別な存在になるのです。
白山眼鏡の値段以外の魅力と購入前の疑問を解消
- ジョン・レノンが愛用したメガネのメーカー?
- 愛用している芸能人を調査
- 白山眼鏡と金子眼鏡を比較してわかること
- オンラインショップはある?
- 白山眼鏡店の社長は白山氏ではない?
ジョン・レノンが愛用したメガネのメーカー?
白山眼鏡の名を世界的に知らしめたエピソードとして、ジョン・レノンが愛用していたことは非常に有名です。彼は白山眼鏡のオリジナルフレーム「MAYFAIR」をプライベートで掛けていました。
この出会いは1979年、お忍びで来日していたジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻が、宿泊していたホテルの近くにあった白山眼鏡店に偶然立ち寄ったことから始まります。店内にディスプレイされていた「MAYFAIR」をジョンが気に入り、購入したとされています。そして、1980年に凶弾に倒れた際に掛けていたのも、このモデルであったと言われています。

この事実は、白山眼鏡が単なる日本のメガネブランドではなく、世界的なレジェンドに認められた特別な存在であることを物語っています。流行とは無縁の場所で、本質的なデザインと品質を追求し続けたからこそ、彼の感性に響いたのかもしれません。
愛用している芸能人を調査
ジョン・レノンだけでなく、国内外の多くの著名人や芸能人が白山眼鏡を愛用していることが知られています。これは、ブランドが持つ確固たる世界観と品質の高さが、自己のスタイルを持つ人々に支持されている証左です。
名前が挙がっているだけでも、ミュージシャンのエルトン・ジョン、坂本龍一、藤井フミヤ、奥田民生。お笑いコンビのおぎやはぎ、タレントのみうらじゅん。俳優の中尾明慶や新田真剣佑など、世代やジャンルを問わず、非常に多彩な顔ぶれです。
彼らがメディアやプライベートで着用することで、白山眼鏡の持つ独特の雰囲気がより多くの人々に伝わります。特定のモデルが人気になることもありますが、それ以上に、本物志向の大人たちに選ばれる「間違いないブランド」としての地位を確立している要因と言えるでしょう。
白山眼鏡と金子眼鏡を比較してわかること

白山眼鏡を検討する際、しばしば比較対象となるのが「金子眼鏡」です。どちらも福井県鯖江市にルーツを持つ高品質な日本のメガネブランドですが、両者には明確な違いが存在します。
成り立ちと店舗展開
白山眼鏡は、元々セレクトショップとしてスタートし、現在はオリジナルフレームのみを扱う専門店です。店舗数は東京と大阪に計5店舗と、規模を追わずにブランドの世界観を大切にしています。一方、金子眼鏡は自社工場を持つ眼鏡メーカーの直営店であり、国内外に80店舗以上を展開する大規模なブランドです。
デザインと価格
デザイン面では、白山眼鏡は「デザインしすぎない」ことをコンセプトに、時代に流されないオリジナリティ溢れるモデルを長く作り続けています。対して金子眼鏡は、職人の名を冠したシリーズなど、クラシックを基調としつつもトレンドを意識した幅広いラインナップが特徴です。 価格帯は、レンズを含めた一式で比較すると、白山眼鏡が約5万円からであるのに対し、金子眼鏡は約4万円からと、やや金子眼鏡の方が手に入れやすい価格設定となっています。
項目 | 白山眼鏡店 | 金子眼鏡店 |
---|---|---|
成り立ち | メガネのセレクトショップがルーツ | 眼鏡メーカーの直営店 |
店舗数 | 5店舗 | 国内80店舗 |
デザインの特徴 | オリジナリティ溢れる不朽の定番モデル | 職人シリーズなどクラシックで幅広い品揃え |
一式の価格目安 | 約50,000円~ | 約40,000円~ |
どちらが良いというわけではなく、ブランドの背景やデザインの好みに合わせて選ぶことが大切です。
オンラインショップはある?

現代において、多くのブランドがオンラインでの販売を強化していますが、白山眼鏡は公式のオンラインショップを運営していません。購入方法は、上野、渋谷、自由が丘、吉祥寺、そして大阪にある直営店に直接足を運ぶしかありません。
これはデメリットに感じられるかもしれませんが、ブランドの哲学を反映した結果です。白山眼鏡は、メガネを単なる商品ではなく、かける人の顔の一部になる重要なアイテムと考えています。そのため、専門のスタッフによる丁寧なカウンセリングと、ミリ単位の調整を行うフィッティングが不可欠であると位置付けているのです。
オンラインでは決して実現できない、この対面での体験こそが、白山眼鏡の価値を最大限に引き出すための重要なプロセスです。手間をかけて店舗に赴き、自分だけの一本を選び、完璧に調整してもらう。この一連の流れが、購入したメガネへの愛着をより深いものにしてくれます。
白山眼鏡店の社長は白山氏ではない?

ブランド名から、創業家である白山一族が代々経営していると考えるのが自然ですが、現在の「社長」が誰であるかについては、公式な情報としてあまり公にされていません。
1883年に人形町で創業した「白山眼鏡店(しらやまめがねてん)」をルーツに持つ歴史あるブランドであり、創業家が何らかの形で経営に関わっている可能性は高いと考えられます。しかし、現代の企業経営においては、必ずしも創業家が社長を務めるとは限りません。ユーザーとしては、誰が社長かということよりも、ブランドが守り続ける哲学や製品の品質が維持されているかどうかが、より重要な判断基準になると言えるでしょう。
まとめ:後悔しない白山眼鏡の値段と選び方
- 白山眼鏡のコンセプトは「デザインしすぎないこと」
- 福井県鯖江市の職人によるジャパンメイドにこだわる
- プラスチックフレームの価格帯は3万円台から4万円台が中心
- メタルやコンビネーションフレームは4万円台からが目安
- 基本的なレンズの価格は13,200円から
- フレームとレンズを合わせた一式価格は5万円から7万円程度
- カラーレンズを入れてオリジナルのサングラスも作成可能
- 遠近両用レンズは仕様により高額になるため店舗での確認が必須
- 女性の魅力を引き出す品の良いデザインも豊富
- ジョン・レノンが愛用した「MAYFAIR」モデルは伝説的な存在
- 坂本龍一や藤井フミヤなど多くの芸能人が愛用
- 金子眼鏡と比較すると店舗数が少なく、より専門店的な性格が強い
- 公式オンラインショップはなく、購入は直営5店舗のみ
- 購入には専門スタッフによるフィッティングが不可欠
- ブランドディレクターは白山蘭氏だが社長情報は非公開