50代俳優に学ぶ！おじさんが劇的に変わるメガネブランドと選び方

2025年12月12日

こんにちは。ラグジュアリー・アイウェア、運営者の「カトラー」です。

鏡を見たとき、以前とは違う顔の印象に戸惑うことはありませんか。年齢を重ねるにつれて、視力の変化や肌の質感、白髪など、私たち50代のおじさん世代には様々な変化が訪れます。でも、それをネガティブに捉える必要はありません。今の私たちには、若い頃には出せなかった「渋み」や「知性」という武器があるからです。

そんな大人の魅力を引き出す最強のツールこそがメガネ。

テレビや映画で活躍する同世代の俳優さんたちが、役柄やプライベートでメガネを掛けている姿を見ると、本当に素敵ですよね。彼らは単に目が悪いから掛けているのではなく、自分を演出するための「最高のアクセサリー」としてメガネを活用しています。

この記事では、50代の俳優たちがどのようにメガネを選び、自分のスタイルにしているのか、その秘密をリサーチ結果に基づいて徹底的に深掘りしていきます。あなたも、自分を変える運命の一本に出会ってみませんか。

記事のポイントを先読み

イケオジ俳優たちが実際に愛用しているメガネブランドとモデル
ドラマでの着用シーンから学ぶ、役柄に合わせた演出テクニック
顔のたるみや白髪など、50代特有の悩みをカバーする選び方
2025年の最新トレンドを取り入れた、痛くない大人のスタイル

目次 [ close ]

50代のおじさん俳優が愛用するカッコいいメガネ

ここでは、私たちが憧れる同世代の俳優たちが、実際にどこのブランドのどんなモデルを掛けているのか、具体的な事例を交えて解説します。

彼らのスタイルには、単なるファッション以上に、自分をどう見せるかという明確な意図や美学が隠されているんです。

イケオジ俳優の人気メガネブランドランキング

「メガネが似合う50代」として常に名前が挙がる俳優さんたち。彼らが選ぶブランドには、共通して「大人の品格」と「極上の機能美」が備わっています。

福山雅治さん：完璧な美学と快適性の追求

まず外せないのが、福山雅治さん。彼のスタイルは、まさに完璧なバランスです。プライベートではTHOM BROWNE（トム・ブラウン）のゴールドパーツがあしらわれたボストン型を愛用されたり、映画や公の場ではTOM FORD（トム・フォード）のサイドに「T」マークが光るフレームで、大人の色気と成功者のオーラを演出しています。

また、雑誌『GOETHE』の企画などではE5 eyevan（イーファイブアイヴァン）の「p6」を着用。「かけ心地で選んだ」と語る通り、圧縮アセテートや特殊なL字型ヒンジを使った軽くて丈夫なフレームは、多忙を極める50代男性の日常に寄り添う機能美を持っています。

及川光博さん：ビジネスエグゼクティブの最適解

次に、ミッチーの愛称で親しまれる及川光博さん。知的で切れ者な役柄が多い彼が選ぶのは、ic! berlin（アイシーベルリン）やOLIVER PEOPLES（オリバーピープルズ）です。

特にic! berlinのステンレスシートメタルフレームは、ネジを一本も使わない独自のヒンジ構造を持ち、無駄を削ぎ落としたミニマルなデザイン。これが、合理的で隙のない「仕事ができる男」を演出してくれます。

佐々木蔵之介さん：京都の品格と鯖江の技術

そして、渋い魅力を放つ佐々木蔵之介さん。彼が着用するJAPONISM（ジャポニスム）は、日本の鯖江ブランドならではの高度な技術力が光ります。

特に映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』で着用された「JN-510」のようなツーポイント（フチなし）フレームは、立体的で攻撃的ながらも洗練された造形で、スーツ姿に「鋭い切れ味」を加えたいビジネスマンにとって究極の選択肢と言えるでしょう。

運営者の注目ポイント！

彼らが選ぶブランドは、単に価格が高いだけではありません。「顔の造形を邪魔しないデザイン」「長時間かけても疲れない設計」といった実用性もしっかり兼ね備えているのが特徴です。私たちも、見た目だけでなく「自分の生活に合うか」という視点を忘れないようにしたいですね。

ドラマで話題になった着用モデルを徹底解説

ドラマの中で俳優さんが掛けているメガネ、気になりますよね。実はあれ、スタイリストさんと相談して、キャラクターの性格を視覚的に表現するために選び抜かれた一本なんです。

例えば、西島秀俊さんが出演された大人気ドラマ『きのう何食べた？』。彼が演じるシロさんが掛けていた老眼鏡や、パートナーのケンジ（内野聖陽さん）が掛けていたメガネは、ファンの間で大きな話題になりました。

特にケンジのメガネは、長らく謎に包まれていましたが、専門店の詳細な分析によりOLIVER PEOPLESの廃盤モデル「Adalie」だと判明しています。

あえて現行品ではなく廃盤モデルを使うことで、流行を追うだけではない「その人の生活の歴史」や「物を大切にする人柄」を表現しているんですよね。

一方、シロさんが100円ショップの老眼鏡からちゃんとしたメガネに変えるエピソードは、私たち世代が直面する「老眼受容」のプロセスを優しく、そしてポジティブに描いていました。

また、ドラマ『ハゲタカ』での大森南朋さん。彼が着用していたSTARCK EYES（スタルクアイズ）（現：STARCK BIOTECH PARIS）の「SH0001D」は伝説的です。

人間工学に基づき、人間の肩関節を模した360度可動するヒンジが特徴で、冷徹なファンドマネージャーとしての「武装」のような役割を果たしていました。メガネ一つでここまで役の説得力が増すなんて、本当に面白いですよね。

私服がお洒落な滝藤賢一や光石研のこだわり

ドラマの衣装だけでなく、私服でのスタイリングが「お洒落すぎる」と注目されているのが、滝藤賢一さんと光石研さんです。お二人は本当にメガネ愛が深く、独自の哲学をお持ちです。

滝藤賢一さん：ルール無用のファッショニスタ

滝藤さんは「守りに入らない50代」の代表格。EYEVAN 7285（モデル213）やNeedles、VioRouといった個性的なデザイナーズブランドを、柄物のセットアップなどに合わせて自由に楽しんでいます。

「気に入ったら色違いで4、5本まとめて買う」という豪快なエピソードも、真の服好きならでは。「メガネキャラになりたいわけではないが、色っぽい雰囲気を作りたい」という彼の言葉は、ファッションを楽しみたい50代男性への大きな激励となります。

光石研さん：ヴィンテージ・アメリカーナの求道者

一方、光石研さんはヴィンテージ・アメリカーナの求道者。TART OPTICALのウェリントンや、眉毛部分が太いサーモントタイプなど、クラシックなフレームを好まれています。そして面白いのが、跳ね上げ式メガネを愛用されている点。「近眼と老眼の両方に対応するため」という実用的な理由を、あえてファッショナブルなギミックとして楽しんでいる姿は、私たちのお手本になります。

鯖江製やハイブランドなど愛用モデルを特定

50代の男性がメガネを選ぶ際、「どこの国で作られたものか」は重要なポイントになります。俳優さんたちの選択を見ても、大きく分けて「技術の日本の鯖江製」と「ステータスの海外ハイブランド」の2極化が進んでいるようです。

カテゴリ	代表ブランド	特徴とおすすめの俳優・スタイル
鯖江製（国産）	999.9 (フォーナインズ) JAPONISM (ジャポニスム) Line Art (ラインアート) FACTORY900	日本人の骨格に合う抜群の掛け心地と耐久性。佐々木蔵之介さんや松重豊さんのように、仕事での信頼感や機能美を重視する方に。特にLine Artは「掛けていることを忘れる」軽さで、田辺誠一さんも愛用。
海外ハイブランド	TOM FORD (トムフォード) OLIVER PEOPLES (オリバーピープルズ) ic! berlin (アイシーベルリン)	圧倒的なステータスと洗練されたデザイン。福山雅治さんや及川光博さんのように、色気や華やかさを演出したい方に。ic! berlinはネジを使わない構造でメンテナンス性も高い。

特にFACTORY900のような個性派ブランドは、古田新太さんや松重豊さん（CM着用）のような、唯一無二の存在感を放ちたい方に選ばれています。油圧プレス技術による立体的で彫刻のような造形は、顔の印象をガラリと変えるパワーがあります。

50代でもかっこいいと言われるコーデ術

いいメガネを買っても、服装と合っていなければ台無しですよね。50代のおじさんが「かっこいい」と言われるためのコーデ術、それは「ギャップ」と「調和」を操ることです。

例えば、ビシッとしたスーツスタイルの時は、あえて少し柔らかい印象のボストン型（丸みのある逆三角形）を合わせることで、堅苦しさを抜いて「余裕」を見せることができます。逆に、休日のカジュアルなTシャツやニットの時は、黒縁のウェリントンやサーモントで顔周りを引き締めると、だらしない印象になりません。

また、最近のトレンドとして絶対に取り入れたいのが、薄いカラーレンズです。木村拓哉さんがよくされていますが、濃度25%〜35%くらいのブルーやグレー、ブラウンのレンズを入れることで、目元のくすみやシワを光の反射でカモフラージュしつつ、色気のある目元を演出できます。

これ、本当に若見え効果が高いのでおすすめです！サングラスほどの威圧感がないので、クリエイティブな職種であればビジネスシーンでも許容されつつあります。

50代のおじさん俳優に学ぶ似合うメガネの選び方

ここからは、実際にあなたがメガネを選ぶ際の具体的なテクニックについてお話しします。顔の形やエイジングの悩みに合わせて論理的に選ぶことで、マイナス5歳の印象も夢ではありません。

顔型診断で判明する自分に似合うフレーム

「自分に似合うメガネがわからない」という悩み、よく聞きます。基本のセオリーは「顔の形と逆の形を選ぶ」ことですが、50代特有の顔の変化（たるみや重心の下がり）も考慮する必要があります。

顔型別おすすめフレーム・マトリクス

丸顔さん：顎のラインが丸く、童顔に見られがち。スクエアやウェリントンなど、角のあるフレームで顔を引き締め、シャープな知性をプラスしましょう。
四角顔さん：エラが張っていて強面に見えることも。オーバルやボストンなどの曲線フレームで、輪郭の角を中和し、優しさを演出。（大森南朋さんのような柔らかな雰囲気！）
面長さん：縦の長さが目立ち、老けて見られやすい。天地幅（縦幅）のあるウェリントンで顔の余白を埋め、小顔効果を狙います。
三角顔さん：ハチが張って見える場合は、ボストンやオーバルでフェイスラインを柔らかく見せましょう。

また、眉毛のラインとフレームの上部ラインを合わせると、違和感なく馴染みます。顔がたるんできたな…と感じる方は、フレームの上部が太いブロータイプ（サーモント）を選ぶと、視線が上に誘導され、リフトアップ効果が期待できますよ。

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白髪やロマンスグレーに映える色の選び方

白髪が増えてくると、今まで似合っていた真っ黒なメガネが重たく感じることがあります。そんな時こそ、フレームの色を見直すチャンスです。

白髪やロマンスグレーの髪には、「クリアグレー」「ネイビー」「シルバーメタル」が非常によく似合います。これらの色は白髪と美しく調和し、清潔感と知性を際立たせてくれるんです。

例えば、吉川晃司さんがドラマ『トリリオンゲーム』などで着用されたDITA（ディータ）のようなシルバー系のメタルフレームやクリアフレームは、肌のくすみを飛ばして明るく見せるレフ板のような効果もあります。逆に、茶色系を選ぶ場合は、赤みの強いものより、少しスモーキーな色合い（アッシュブラウンなど）を選ぶと肌馴染みが良くなりますよ。

老眼鏡に見えないリーディンググラスの活用

私たち世代にとって避けて通れないのが「老眼」です。日本眼科学会の解説によると、老視（老眼）とは、加齢により水晶体の弾力が失われ、ピント調節機能が低下することで近くが見えにくくなる生理現象であり、誰にでも訪れるものです（出典：日本眼科学会『目の病気老視』）。

でも、100円ショップの老眼鏡で済ませていませんか？それは非常にもったいないです！西島秀俊さんがドラマで見せたように、今は老眼鏡（リーディンググラス）もファッションの一部です。

特におすすめなのが、先ほど光石研さんのパートでも触れた「跳ね上げ式（Flip Up）」です。

手元を見る時はレンズを下げ、遠くを見る時はカシャッと上げる。このメカニカルなギミックは、男心をくすぐりますし、何より「こだわって選んでいる感」が出ます。

また、首から下げるグラスコードや、マグネットで脱着できるクリックリーダーのようなタイプも、デザイン性の高いものが増えています。「老眼だから」と隠すのではなく、「大人のツール」として堂々と見せていきましょう。

2025年の最新トレンドを取り入れるコツ

2025年のアイウェアトレンドは、「ヴィンテージ回帰」と「太めフレーム」がキーワードになりそうです。

特に注目なのが、クラウンパント（王冠のような形）や、フレンチヴィンテージのような肉厚なセルフレーム。これらは顔にインパクトを与えてくれるので、加齢でぼやけがちな顔の印象をハッキリさせてくれる効果があります。

また、ドラマ『おじさんだけど、キレイになってもいいですか？』（アキラ100%さん主演）のように、おじさんの美容意識が高まる中、アイウェアも「顔の一部」としての重要性が増しています。

2025年に放送予定のドラマ『Dr.アシュラ』や『誘拐の日』に出演される鈴木浩介さんのような、キャラクターを際立たせる個性的なメガネ選びも参考になるでしょう。トレンドを取り入れる際は、ただ流行っているから選ぶのではなく、「自分の顔のサイズ感に合っているか」を必ずチェックしてくださいね。

若々しく見えるレンズ選びと機能性

フレーム選びと同じくらい重要なのが、レンズ選びです。先ほど紹介した薄色カラーレンズ以外にも、50代の瞳を守る機能性レンズがたくさんあります。

例えば、「アイケアレンズ」。紫外線だけでなく、酸化ストレスの原因となるHEV（高エネルギー可視光線）をカットしてくれるレンズを選ぶことで、白内障などのリスクケアにも繋がります。

また、室内では透明、屋外では色づく「調光レンズ」も便利です。木村拓哉さんも愛用しているこのレンズは、掛け替えの手間がなく、一本でサングラス代わりにもなる優れものです。「見えにくい」と眉間にシワを寄せている顔は、どうしても老けて見えてしまいます。快適な視界を手に入れることは、表情を若々しく保つための第一歩なんですね。