オークリーのサングラスを選んでいると、モデル名や商品説明に「38」や「フリーサイズ」といった表記を見かけることがあります。これらの数字や言葉が何を示しているのか、正確に理解しているでしょうか。
オークリー サングラスの38とはレンズサイズのことなのか、また、オークリーのサングラスの数字の意味は?といった疑問を持つ方は少なくありません。さらに、フリーサイズで変わるオークリー サングラスのサイズ感についても、具体的にどう違うのか分かりにくいものです。
この記事では、失敗や後悔のないサングラス選びのために、これらの基本的な違いから解説します。公式のオークリー サングラスのサイズ表を確認する際のポイントや、オークリー サングラスにサイズ39はあるのかといった細かな疑問にもお答えします。
また、購入後のメンテナンスにも触れ、オークリーのレンズ交換値段と注意点や、オークリーの度付きレンズ価格表の目安もご紹介します。さらに、オークリーの顔が大きい人用サングラスの選び方、オークリーのメガネ普段使いモデルを紹介し、シーンに合わせた選び方を提案します。
購入で失敗しないために、オークリーの本物と偽物の見分け方は?という点や、オークリーを愛用する芸能人と着用モデルの情報も網羅しました。この記事を読めば、あなたに最適な一本を見つけるための知識が全て手に入ります。
記事のポイントを先読み!
- 「38」というレンズサイズと「フリーサイズ」というフィット機能の根本的な違い
- 自分自身の顔の形やサイズに最適なサングラスを選ぶための具体的な方法
- 購入後に発生しうるレンズ交換や修理の問題と、その賢い対処法
- 信頼できる正規代理店品の見分け方と、安心して購入するための知識
初心者向け!オークリー サングラス 38とフリーサイズの違い

- オークリー サングラス 38とはレンズサイズのこと
- オークリーのサングラスの数字の意味は?
- フリーサイズで変わるサングラスのサイズ感
- 公式サイトでサングラスのサイズ表を確認
- サイズ39はあるのか
オークリーのサングラスの38とはレンズサイズのこと

オークリーのサングラスにおける「38」という数字は、レンズのサイズ、具体的には片方のレンズの横幅が最も長い部分の直径をミリメートル(mm)単位で示しています。したがって、この数値が大きくなるほど、レンズのサイズも比例して大きくなるということです。
このレンズサイズは、サングラス全体の印象や顔に対するバランスを決定づける要素の一つです。例えば、顔が小さい方や女性が大きすぎるレンズを選ぶと、サングラスが顔の大部分を覆ってしまい、アンバランスな印象を与える可能性があります。逆に、顔がしっかりとした方が小さいレンズを選ぶと、窮屈に見えてしまうかもしれません。
そのため、自身の顔の幅やパーツのバランスを考慮して、適切なレンズサイズを選ぶことが、似合うサングラスを見つける第一歩となります。単にデザインの好みだけでなく、この「38」のようなレンズサイズ表記を参考にすることで、より自分にフィットする一本を選びやすくなります。
オークリーのサングラスの数字の意味は?

オークリーのサングラスやメガネフレームのテンプル(つる)の内側には、一連の数字が刻印されています。これは、そのフレームの具体的なサイズを示す重要な情報であり、国際的な基準に基づいています。
例えば、「OO9271-01 61□12 133」という表記があった場合、それぞれの数字は以下の意味を持ちます。
表記 | 意味 | 解説 |
OO9271 | 品番 | モデルを識別するための固有の番号です。この場合、アジアンフィットのFLAK2.0を指します。 |
-01 | カラー番号 | フレームとレンズの色の組み合わせを示す番号です。 |
61 | レンズ横幅 | 片方のレンズの最も広い部分の幅をmm単位で示します。 |
12 | ブリッジ幅 | 左右のレンズをつなぐ鼻の部分(ブリッジ)の幅をmm単位で示します。 |
133 | テンプル長 | フレームの智(ヨロイ)からテンプル先端までの長さをmm単位で示します。 |
これらの数値を理解することで、現在使用しているメガネやサングラスのサイズを基準に、新しいモデルのサイズ感をある程度予測することが可能になります。特にインターネット通販などで試着ができない場合には、このサイズ表記が非常に役立つ判断材料となるでしょう。自分のサイズを把握しておけば、購入時の失敗を減らすことができます。
フリーサイズで変わるサングラスのサイズ感

「フリーサイズ」という表記は、特定の寸法を示すものではなく、サングラスが持つ調整機能の幅広さを意味します。つまり、フリーサイズのモデルは、さまざまな顔の形や大きさに合わせてフィット感を高めることができる設計になっているということです。
オークリーの場合、このフリーサイズを実現する主な要素は、調整可能なノーズパッド(鼻当て)や、柔軟性のあるテンプル(つる)の素材にあります。
調整可能なノーズパッドの効果
オークリーの一部のモデルでは、利用者の鼻の高さや形に合わせてノーズパッドの位置を微調整できます。これにより、サングラスがずり落ちるのを防いだり、頬にレンズが触れてしまうのを避けたりすることが可能です。特に、スポーツで汗をかくようなシーンでは、このフィット感がパフォーマンスに直結することもあります。
テンプルの柔軟性
フレーム素材には、軽量で耐久性に優れた独自開発の「O-Matter(オーマター)」が使われていることが多く、これが適度な柔軟性を生み出します。頭部を優しく包み込むようにフィットするため、長時間の着用でも圧迫感が少なく、快適な掛け心地を維持します。
要するに、「38」のようなレンズサイズがサングラスの見た目のバランスを決めるのに対し、「フリーサイズ」は実際の掛け心地や機能性を左右する要素と言えます。
公式でサイトオークリーのサングラスのサイズ表を確認

自分に合ったサングラスを選ぶ上で、各モデルの具体的なサイズを知ることは不可欠です。そのためには、オークリーの公式サイトや正規代理店のオンラインストアなどで提供されているサイズ情報を確認することが有効な手段となります。
多くの製品ページでは、前述したレンズ横幅、ブリッジ幅、テンプル長といった詳細な寸法が記載されています。これらの情報を、現在自分が持っている快適な掛け心地のメガネやサングラスのサイズと比較検討することで、オンラインでの購入でも失敗のリスクを大幅に減らすことが可能です。
ただし、注意点として、同じモデル名でも「アジアンフィット(Low Bridge Fit)」と「USフィット(スタンダードフィット)」では、フレームのカーブやノーズパッドの設計が異なり、サイズ感が変わることがあります。
日本国内の正規代理店で主に取り扱われているのは、日本人の顔立ちに合わせて設計されたアジアンフィットモデルです。サイズ表を見る際は、どのフィットタイプのモデルなのかも併せて確認することが大切です。
サイズ39はあるのか

オークリーのサングラスにおいて、「38」という数字がレンズの横幅を示すことから、「サイズ39」という表記があれば、それはレンズ横幅が39mmのモデルを指すと考えられます。
オークリーは非常に多くのモデルを展開しており、そのデザインや用途によってレンズサイズも多岐にわたります。小ぶりなライフスタイルモデルから、広い視野を確保するスポーツモデルまで様々です。したがって、特定のモデルにサイズ39が存在するかどうかは、そのモデルの設計思想やターゲットユーザーによります。
一般的に、レンズサイズはモデルごとに固定されていることが多いですが、一部のオプサルミック(メガネ)フレームでは、同じデザインで複数のサイズ展開がされている場合もあります。もし特定のモデルでサイズを探している場合は、オークリーの公式サイトや正規代理店のカタログで、そのモデルのサイズバリエーションを確認するのが最も確実な方法です。
購入前に知るオークリー サングラス 38とフリーサイズの違い

- オークリーのレンズ交換値段と注意点
- オークリーの度付きレンズ価格表の目安
- オークリーの顔が大きい人用サングラスの選び方
- オークリーのメガネ普段使いモデルを紹介
- オークリーを愛用する芸能人と着用モデル
- オークリーの本物と偽物の見分け方は?
オークリーのレンズ交換値段と注意点

オークリーのサングラスはレンズ交換が可能なモデルが多く、傷がついたり、異なる機能のレンズを使いたくなったりした場合に対応できます。しかし、レンズ交換にはいくつかの重要な注意点が存在します。
アジアンフィットとUSフィットの違い
最も注意すべきは、「アジアンフィット」と「USフィット(グローバルフィット)」の違いです。例えば、人気モデルの「FLAK 2.0」では、両者でレンズの形状とサイズが異なります。
日本国内の正規代理店で販売されている交換用レンズはアジアンフィット用に設計されているため、海外通販やアウトレットなどで購入したUSフィットのフレームには適合しません。無理にはめようとしても入らず、フレームやレンズを破損させる原因となります。
レンズ交換の費用
レンズ交換の値段は、モデルやレンズの種類によって大きく変動します。一般的な交換用レンズであれば10,000円前後から、偏光レンズや調光レンズ、あるいは特定の光環境に最適化されたPRIZMレンズなどは、それ以上の価格になることが通常です。
もしUSフィットモデルなどで正規のレンズ交換ができない場合でも、オークリー以外のレンズメーカーが提供するカスタムレンズサービスを利用するという選択肢もあります。
この場合、費用は店舗やレンズの仕様によって異なりますが、一つの解決策として考えられます。いずれにしても、購入したモデルのフィットタイプを正確に把握しておくことが、後のメンテナンスで非常に大切になります。
オークリーの度付きレンズ価格表の目安

オークリーのフレームを度付きのメガネやサングラスとして使用することも可能です。特にスポーツシーンでコンタクトレンズが苦手な方にとっては、非常に魅力的な選択肢となります。度付きレンズの価格は、レンズの種類や度数、追加するコーティングによって変動します。
以下は、一般的な眼鏡店でオークリーのフレームに度付きレンズを入れる際の価格の目安です。
レンズの種類 | 特徴 | 価格目安(フレーム料金にプラス) |
標準クリアレンズ | 比較的度数が弱い方向けの基本的なレンズです。 | 5,500円~ |
超薄型クリアレンズ | 強度近視など、度数が強い方向けの薄型レンズです。 | 11,000円~ |
カラーレンズ | ファッション性を高めるためのカラー付きレンズです。 | レンズ料金 + 3,300円~ |
ブルーライトカット | PCやスマホ作業が多い方向けのコーティングです。 | レンズ料金 + 3,300円~ |
傷防止コーティング | レンズ表面の傷つきを防ぐための強化コーティングです。 | レンズ料金 + 3,300円~ |
曇り防止コーティング | マスク着用時や温度差がある場所で便利なコーティングです。 | レンズ料金 + 3,300円~ |
これはあくまで目安であり、正確な金額は度数や選ぶレンズメーカーによって異なります。度付きでの購入を検討している場合は、事前に眼鏡店で見積もりを取ることをお勧めします。オークリー正規代理店であれば、フレームの特性を理解した上で最適なレンズを提案してくれるでしょう。
オークリーの顔が大きい人用サングラスの選び方

顔の幅が広い方や、しっかりとした骨格の方が一般的なサイズのサングラスをかけると、こめかみが圧迫されたり、見た目が窮屈になったりすることがあります。オークリーでは、そのような悩みに応えるためのオーバーサイズのモデルも展開しています。
顔が大きい方に合うサングラスを選ぶ際のポイントは、レンズの横幅と全体のフレーム幅です。レンズ横幅が60mmを超えるようなモデルや、顔をしっかりと覆うようなデザインを選ぶと、バランスが取りやすくなります。
最近では、顔が大きめのユーザー向けに特化して開発されたモデルも登場しています。例えば、2024年にリリースされた「HIP TONE」は、オークリー史上最大級となる60mmのレンズサイズを誇ります。また、前年に登場した「OVERHEAD」も57mmや59mmといった大きめのサイズで展開されています。
これらのモデルは、サイズが大きいだけでなく、フィット感を高める工夫もされています。「HIP TONE」には調整可能なクリングスタイプのノーズパッドが搭載されており、鼻筋に合わせて細かく調整が可能です。
これにより、大きなフレームでもずり落ちにくく、安定した掛け心地を実現します。このように、単に大きいだけでなく、フィット調整機能も備わったモデルを選ぶことが、快適なサングラスライフの鍵となります。
オークリーのメガネ普段使いモデルを紹介

オークリーといえばスポーツサングラスのイメージが強いですが、実は日常のファッションに溶け込むスタイリッシュなメガネフレームも数多くリリースしています。これらのモデルは、スポーツで培われた機能性を備えつつ、ビジネスシーンやカジュアルな服装にも合わせやすいデザインが魅力です。
普段使いにおすすめのモデルには、オークリー独自の技術が生かされています。例えば、フレーム素材には超軽量で耐久性の高い「O-Matter」が使用されており、長時間かけていても疲れにくいのが特徴です。
また、イヤーソック(耳当て)部分には、汗などの水分を吸収するとグリップ力が増す「Unobtanium(アンオブタニウム)」というラバー素材が採用されているモデルも多く、前かがみになったり、少し汗をかいたりしてもメガネがズレにくいというメリットがあります。
代表的なモデルとしては、俳優の山崎賢人さんも着用している「FROGSKINS RX」や、クラシックなウェリントンシェイプの「HOLBROOK RX」などが挙げられます。
これらのモデルは、スポーティーさを抑えたデザインで、どんな服装にも合わせやすいため、最初のオークリーフレームとしても最適です。機能性とデザイン性を両立させたオークリーのメガネは、日常の質を少し上げてくれるアイテムと言えるでしょう。
オークリーを愛用する芸能人と着用モデル

日本で特に注目されているのが、オークリーのブランドアンバサダーを務める俳優の山崎賢人さんです。彼は日本人初のライフスタイルアンバサダーとして、様々なモデルを着用しています。代表的なモデルには、普段使いしやすいメガネフレームの「FROGSKINS(A)」や「HSTN RX」、スポーティーなサングラスの「Encoder」や「HSTN」などがあります。彼が着用することで、オークリーがスポーツシーンだけでなく、日常のファッションアイテムとしても優れていることが広く知られるようになりました。

他にも、俳優の菅田将暉さんやプロサーファーの五十嵐カノア選手、プロゴルファーの原英莉花選手、プロスノーボーダーの平野歩夢選手など、各界で活躍する多くの方がチームオークリーの一員として、あるいは個人的にオークリーのアイウェアを着用しています。彼らが選ぶモデルは、機能性とデザインのトレンドを反映していることが多く、サングラス選びの参考になります。
オークリーの本物と偽物の見分け方は?

世界的な人気ブランドであるオークリーには、残念ながら精巧に作られた偽物(コピー品)も市場に出回っています。偽物は品質が著しく劣るだけでなく、目を保護する上で最も重要なUVカット機能などが備わっていない可能性が高く、非常に危険です。
本物と偽物を見分ける最も確実な方法は、OAKLEY社から認められた正規代理店(OAKLEY PREMIUM DEALERなど)で購入することです。正規代理店では、メーカー保証が受けられるだけでなく、購入後のアフターケアも安心して任せることができます。
もし、正規代理店以外で購入を検討する場合、いくつかのチェックポイントがあります。前述の通り、テンプル内側にある品番(SKU)は一つの判断材料です。例えば、「FLAK 2.0」の場合、アジアンフィットは「OO9271」から始まる品番、USフィットは「OO9188」から始まる品番が割り当てられています。偽物にはこの刻印がなかったり、不鮮明だったりすることがあります。
ただし、カスタムオーダー(OCE)や度付き(RX)モデルには刻印がない場合もあるため、刻印の有無だけが全てではありません。価格が相場より著しく安い場合や、販売店の情報が不確かな場合は、偽物の可能性が高いと考え、購入を避けるのが賢明です。大切な目を守るためにも、信頼できるルートでの購入を強く推奨します。
まとめ:オークリー サングラス 38とフリーサイズの違いを理解
- オークリーの「38」はレンズの横幅をmm単位で示すサイズ表記
- 「フリーサイズ」は特定の寸法ではなく調整可能なフィット機能のこと
- レンズサイズは見た目のバランス、フリーサイズは掛け心地に影響する
- テンプルの数字はレンズ幅、ブリッジ幅、テンプル長を示す
- サイズ表記を理解すればオンラインでも失敗しにくい
- アジアンフィットとUSフィットはレンズの互換性がない
- 国内正規の交換レンズは基本的にアジアンフィット用
- USフィットは国内正規店でレンズ交換や修理が受けられない
- レンズ交換の値段はモデルやレンズの種類で大きく異なる
- 度付きレンズへの交換も可能で価格は仕様によって変動する
- 顔が大きい方向けには「HIP TONE」などワイドなモデルがある
- 普段使いには「FROGSKINS RX」などファッション性の高いモデルが人気
- オークリーの素材「O-Matter」は軽量で耐久性が高い
- イヤーソックの「Unobtanium」は汗でグリップ力が増す
- ブランドアンバサダーの山崎賢人さんなど多くの芸能人が愛用している
- 本物と偽物の最も確実な見分け方は正規代理店での購入
- 品番や刻印も判断材料の一つになるが絶対ではない
- 自分に合う一本を選ぶにはサイズとフィットの両方の理解が不可欠