テレビで見る芸能人のように、メガネチェーンをおしゃれに着けこなしたいと思ったことはありませんか?
SixTONESの松村北斗さん愛用のメガネチェーンはどこのブランドなのか、そもそもメガネチェーンは本当にダサいのか、特に男性が着けるとダサいと思われないかなど、気になる点は多いですよね。
この記事では、初心者でも分かるメガネチェーンの付け方から、おしゃれに見える付ける位置、レディースに人気のデザイン、さらにはビジネスシーンで使えるものまで幅広く解説します。
こだわる人向けのハイブランドの情報や、100均素材で手作りする方法、使いやすい長めのチェーンを選ぶコツもご紹介。あなたにぴったりの一本を見つけるお手伝いをします。
記事のポイントを先読み!
- 芸能人が愛用するメガネチェーンのブランドが分かる
- シーン別のおしゃれなメガネチェーンの選び方を学べる
- メガネチェーンのダサ見えしない付け方のコツを理解できる
- おすすめのブランドや商品、手作り方法まで知れる
メガネチェーンは芸能人愛用で人気再燃?

- 芸能人愛用のメガネチェーンは?
- メガネチェーンは本当にダサいのか検証
- メガネチェーンは男が着けるとダサいのか
- 初心者でも分かるメガネチェーンの付け方
- おしゃれに見えるメガネチェーンを付ける位置
芸能人愛用のメガネチェーンは?
グラスコード(メガネチェーン)と聞くと、少し前までは実用的ながらも、どこか年配の方が使うようなイメージがあったかもしれません。しかし、その固定観念は、ある芸能人の着用をきっかけに大きく覆されることになりました。現在では、性別や年齢を問わず楽しめる、洗練されたファッションアイテムとして確固たる地位を築いています。
その人気を決定づけたのが、俳優の菅田将暉さんです。彼が2016年に放送されたドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」の劇中で着用したことで、グラスコードは一躍若者たちの注目の的となりました。ファッションアイコンとして絶大な影響力を持つ彼の着用は、グラスコードが持つ古風なイメージを払拭し、「アクセサリー感覚で使えるおしゃれな小物」という新しい価値観を生み出したのです。
ブームの火付け役となったブランド「PINE(パイン)」

菅田将暉さんの着用で話題になったのが、日本のアイウェアブランド「PINE(パイン)」のグラスコードです。このブランドは「森での新しい暮らし」をコンセプトに、都会的な感性と自然の安らぎを融合させたような、洗練されたデザインを展開しています。
特筆すべきは、そのすべての製品が「SABAE MADE」、つまりメガネの聖地として100年以上の歴史を誇る福井県鯖江市で製造されている点です。熟練の職人たちが一点一点手作業で仕上げるディテールは、まさに芸術品。デザイン性だけでなく、長く愛用できる品質と機能性をも追求した、こだわりのアイウェアラインと言えます。
芸能人モデルを選ぶ際の注意点
憧れの芸能人と同じモデルを身に着けるのは魅力的ですが、一つ注意点があります。それは、ご自身のファッションスタイルとの相性です。菅田将暉さんのように個性的なファッションに合わせるのと、シンプルな服装に合わせるのとでは、同じアイテムでも印象が大きく異なります。ただ模倣するのではなく、「なぜその芸能人はおしゃれに見えるのか」を分析し、自分のスタイルにどう取り入れるかを考えることが、失敗しないための重要なポイントです。
このように、一人の芸能人の着用をきっかけに、グラスコードは単なる便利グッズから、個性を表現するためのファッションツールへと大きく進化しました。これを機に、ご自身のスタイルに合う一本を探してみてはいかがでしょうか。
メガネチェーンは本当にダサいのか検証

「グラスコード」や「メガネチェーン」と聞くと、一昔前の「お年寄りが使うもの」というイメージが浮かび、ダサいと感じる方もいるかもしれません。しかし、その認識はもはや過去のものです。
結論から言うと、現在のグラスコードは非常におしゃれなファッションアイテムとして確立されています。
このイメージを大きく変えるきっかけとなったのが、俳優の菅田将暉さんです。彼が2016年のドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」で着用したPINE(パイン)のグラスコードは、若者を中心に大きな話題を呼び、グラスコードブームの火付け役となりました。
これを機に、様々なアパレルブランドやアイウェアブランドが、デザイン性に富んだグラスコードを次々と発表しています。
「ダサい」と思われないためのポイント
それでもダサく見えてしまう場合、原因はアイテムそのものではなく、選び方や使い方にある可能性が高いです。以下の点に注意してみましょう。
- 服装とのミスマッチ:カジュアルなTシャツに、過度にエレガントなパールチェーンを合わせるなど、服装のテイストと合っていないとチグハグな印象になります。
- 古臭いデザイン:いかにも実用性重視といった雰囲気の、太い紐やビニール素材のものは避けるのが無難です。
- 過度な装飾:あまりに飾りがジャラジャラしていると、悪目立ちしてしまうことがあります。
素材や色のバリエーションが格段に増えた今、自分のファッションスタイルに合った一本を選べば、グラスコードは強力なおしゃれの武器になります。
メガネチェーンは男が着けるとダサいのか

「女性がアクセサリー感覚で着けるのは分かるけど、男が着けるとダサいのでは?」という不安の声も聞かれます。これもまた、明確に「NO」と言えるでしょう。
男性がメガネチェーンを着けることは全くダサくなく、むしろコーディネートのアクセントとして非常におしゃれです。
近年、メンズファッションはシンプルなスタイルが主流ですが、その中でTシャツやシャツ一枚といった単調になりがちな服装に、メガネチェーンという「小物」を一つ加えるだけで、ぐっとこなれた印象になります。
ライターの視点
私見ですが、男性がメガネチェーンを選ぶ際は、素材感が重要だと感じます。例えば、上質なレザー(革)製のものや、無骨でミニマルなメタルチェーンは、男性のファッションに自然に馴染み、さりげないこだわりを演出してくれます。
データベースにある「DIFFUSER」や「Hender Scheme」といったブランドは、まさに男性におすすめしたい、品質とデザイン性を両立したレザー製のグラスコードを展開しています。
ネックレスを着けるのは少し気恥ずかしいという方でも、メガネチェーンなら実用性も兼ねているため、抵抗なく取り入れやすいのではないでしょうか。「アクセサリーは苦手」という男性にこそ、ぜひ試していただきたいアイテムです。
初心者でも分かるメガネチェーンの付け方

メガネチェーンを使ってみたいけれど、付け方が分からないという方もご安心ください。取り付けは非常に簡単で、一度覚えてしまえば誰でも数秒で着脱できます。
基本的な取り付け部分は、「シリコンゴム」でできています。このゴムの輪を、メガネの「つる」の先端部分(モダンやテンプルと呼ばれます)に通して固定するだけです。
基本的な取り付け手順
- メガネチェーンの先端にあるシリコンゴムの輪を確認します。
- その輪の中に、メガネのつるの先をゆっくりと通します。
- シリコンゴムに付いている金属製のパーツ(スライダー)を、メガネのつるの根本方向へスライドさせます。
- ゴムがキュッと締まり、メガネのつるにしっかりと固定されたら完了です。
しっかりと固定するコツ
スライダーを動かしてゴムを締める際、きつすぎず、緩すぎない絶妙な力加減で固定するのがポイントです。緩いとメガネが落下する原因になりますし、きつすぎるとゴムやメガネのつるを傷める可能性があります。
また、メガネのつるの太さによっては、ゴムが通りにくい場合があります。その際は無理に押し込まず、少しずつ丁寧に通すようにしましょう。
ほとんどのメガネチェーンがこの方式を採用しているため、お持ちのメガネの形状を問わず、幅広く使用することが可能です。
おしゃれに見えるメガネチェーンを付ける位置

メガネチェーンは、ただメガネに取り付ければ良いというわけではありません。実は、「つるのどの位置に取り付けるか」で、見た目の印象が大きく変わります。
与えたい印象やその日のコーディネートに合わせて、付ける位置を調整してみましょう。
【前寄り】テンプルの根本近くに取り付ける
メガネの蝶番(ちょうつがい)に近い、顔の正面から見える位置に取り付ける方法です。
メリット:
- チェーン自体がアクセサリーとして際立ち、華やかな印象になる。
- 顔周りのアクセントとして効果的。
- 知的な雰囲気を強調できる。
デメリット:
- チェーンが視界に入りやすく、気になる場合がある。
【後ろ寄り】耳の後ろ(モダン)の先端に取り付ける
メガネをかけた時に耳の後ろに来る、つるの先端部分に取り付ける方法です。
メリット:
- 正面からはチェーンが見えにくく、さりげない印象になる。
- 横を向いた時に、ピアスやイヤリングのように揺れておしゃれ。
- チェーンが邪魔になりにくい。
デメリット:
- チェーンの存在感が薄くなる。
どちらが良いという正解はありません。華やかさを出したい日は前寄りに、さりげなく楽しみたい日やビジネスシーンでは後ろ寄りに、といった形で使い分けるのがおすすめです。ぜひ鏡の前で試して、ご自身に一番しっくりくる位置を見つけてみてください。
おしゃれなメガネチェーンは芸能人コーデを参考に

- レディースに人気のおしゃれなメガネチェーン
- ビジネスシーンで使えるメガネチェーンとは
- こだわる人向けのハイブランドメガネチェーン
- 100均素材でメガネチェーンは手作り可能
- 使いやすい長めのメガネチェーンを選ぶコツ
レディースに人気のおしゃれなメガネチェーン

女性の場合、メガネチェーンは実用的なアイテムというだけでなく、顔周りを彩るアクセサリーとしての役割が大きいです。ネックレスやピアス感覚で、ファッションの一部として楽しむ方が増えています。
レディースに人気のデザインには、以下のような特徴があります。
女性に人気のデザイン傾向
- 華奢なメタルチェーン:ゴールドやシルバーの繊細なチェーンは、どんなファッションにも合わせやすく、上品な印象を与えます。ネックレスのように見えるため、取り入れやすいのが魅力です。
- パールやビーズ付き:小粒のパールや天然石風のビーズがあしらわれたデザインは、顔周りをパッと華やかに見せてくれます。きれいめの服装や、ドレスアップした際にもぴったりです。
- カラーコード:ファッションの差し色になるような、カラフルな紐タイプも人気。服やメイクの色とリンクさせると、統一感のある上級者コーデが完成します。
データベースにあるサージカルステンレス製のチェーンなどは、金属アレルギーの方でも比較的安心して使いやすく、エレガントな雰囲気を演出できるためおすすめです。選ぶ際は、普段の服装や、よく使うアクセサリーのテイストと合わせると失敗が少なくなります。
ビジネスシーンで使えるメガネチェーンとは

メガネの着脱が多いビジネスシーンにおいて、メガネチェーンは非常に便利なアイテムです。しかし、オフィスで使う場合は、選び方に少し注意が必要です。TPOをわきまえ、上品さと機能性を両立させたデザインを選ぶことが求められます。
ビジネスシーンで許容されるメガネチェーンのポイントは以下の通りです。
- 色:シルバー、ゴールド、ブラック、ブラウン、ネイビーなど、ベーシックで落ち着いたカラーが基本です。スーツやオフィスカジュアルに馴染む色を選びましょう。
- 素材:細身のメタルチェーンや、質の良いレザーコードが適しています。高級感があり、信頼感を損ないません。
- デザイン:装飾が少なく、シンプルでミニマルなデザインが最も好ましいです。機能美を感じさせる、洗練されたものを選んでください。
ビジネスシーンで避けるべきデザイン
逆に、以下のようなデザインはビジネスの場にはふさわしくないとされる場合が多いため、避けるのが賢明です。
- 蛍光色や原色など、派手なカラー
- 大ぶりのビーズやチャームが付いたもの
- アウトドアテイストの太い布製やネオプレン素材のもの
あくまで主役は仕事であり、メガネチェーンはそれをサポートする脇役という意識を持つことが、ビジネスシーンでの正しい選び方のコツと言えるでしょう。
こだわる人向けのハイブランドメガネチェーン

「どうせ身に着けるなら、質の良いものを長く使いたい」と考える方には、素材や作りにこだわった専門ブランドのメガネチェーンがおすすめです。安価なものとは一線を画す、所有する喜びを感じさせてくれる逸品が見つかります。
データベースで紹介されているブランドは、まさにそうした「こだわり派」にぴったりです。
ブランド名 | 特徴 | 主な素材 | 価格帯の目安 |
---|---|---|---|
DIFFUSER (ディフューザー) | アイウェアアクセサリー専門の日本製ブランド。外してブレスレットにもなる2WAY仕様など、デザイン性と機能性を両立。 | イタリア製ベジタブルタンニンレザーなど | 約6,000円~ |
Hender Scheme (エンダースキーマ) | 革製品で人気の国内ブランド。きめ細かく柔らかいキップレザーを使用し、経年変化も楽しめる。 | カウレザー、キップレザー | 約4,000円~ |
ライターの視点
これらのブランドに共通するのは、「日本製(Made in Japan)」のクオリティです。細部の丁寧な仕上げや、使う人のことを考えた設計は、海外の大量生産品にはない魅力があります。良いものを長く大切に使いたいという価値観を持つ方に、自信を持っておすすめできます。
価格は少し高めになりますが、それに見合うだけの満足感が得られるはずです。自分へのご褒美や、大切な人へのプレゼントとしても最適でしょう。
100均素材でメガネチェーンは手作り可能

「まずは気軽に試してみたい」「自分だけのオリジナルデザインが欲しい」という方には、100円ショップの材料を使った手作りがおすすめです。ダイソーやセリアなどの手芸コーナーには、メガネチェーン作りに使えるパーツが豊富に揃っています。
手作りに必要な基本の材料
- チェーンや紐:アクセサリー用の細いチェーンや、スエード調の紐など、好みのものを選びます。
- メガネ留めパーツ:シリコンゴムと金具がセットになった、メガネチェーン専用の留め具です。「グラスコードパーツ」などの名称で販売されています。
- 丸カン:チェーンと留め具パーツを繋ぐための、小さな金属の輪です。
- お好みのビーズやチャーム:オリジナリティを出すための飾りです。
- 工具:丸カンを開閉するための、平ヤットコ(ペンチ)が2本あると便利です。
簡単な作り方ステップ
- チェーンや紐を、好みの長さ(一般的には60~70cm)にカットします。
- チェーンにビーズを通すなど、好きなデザインに仕上げます。
- チェーンの両端に、丸カンを使ってメガネ留めパーツを取り付ければ完成です。
データベースの記事でも触れられていますが、100均のパーツはあくまで手軽さが魅力です。取り付け部分のグリップ力や全体の耐久性は、専門ブランドの製品には及ばない場合があります。大切なメガネを落とさないよう、完成後は強度をしっかり確認してから使用してください。手作りは、あくまでお試しやデザインを楽しむものと割り切るのが良いでしょう。
使いやすい長めのメガネチェーンを選ぶコツ

メガネチェーンの長さは、使い勝手や見た目の印象を左右する重要な要素です。一般的に、ファッションアイテムとして使う場合は70cm前後が標準的な長さとされています。
この長さだと、首から下げたときに胸元あたりにメガネがきて、きれいなU字の曲線が生まれます。データベースで紹介されているHender Scheme(85cm)やステンレスチェーン(80cm)のように、意図的に長めに作られているものもあります。
長さごとの印象と選び方
- 60~65cm(短め):首にかけたとき、鎖骨あたりにメガネがきます。スッキリとした印象で、小柄な方や、あまりチェーンを垂らしたくない方におすすめです。
- 70cm前後(標準):最もバランスが取りやすい定番の長さです。迷ったらまずこの長さから試してみるのが良いでしょう。
- 80cm以上(長め):ネックレスのような感覚で、ファッションのアクセントとして楽しめます。身長が高い方や、ゆったりとしたシルエットの服装に合わせやすいです。
一方で、スポーツやアウトドアなどのアクティブなシーンで使う場合は、70cmでは長すぎて邪魔になることがあります。
そういった用途では、データベースにもあるCHUMS(チャムス)やOAKLEY(オークリー)の製品のように、アジャスターで長さを調節し、頭にフィットさせられるタイプが理想的です。用途に合わせて長さを選ぶ、または調節できるものを選ぶことが、快適に使うための最大のコツです。
メガネチェーンは芸能人をお手本に楽しもう
- メガネチェーンは芸能人の着用によりおしゃれなファッションアイテムとして人気が再燃している
- SixTONESの松村北斗さんや俳優の菅田将暉さんもハイセンスなアイウェアを愛用
- かつての「ダサい」「お年寄りのもの」というイメージはもはや過去のもの
- 男性が着けてもダサくなく、レザー製やシンプルなメタル製ならおしゃれ度がアップする
- 付け方は簡単で、両端のシリコンゴムをつる(テンプル)に通して固定するだけ
- 付ける位置を「前寄り」にすると華やかに、「後ろ寄り」にするとさりげない印象に変わる
- レディースではアクセサリー感覚で使えるパール付きや華奢なチェーンが人気
- ビジネスシーンではシンプルで上品なデザインを選び、TPOをわきまえることが重要
- DIFFUSERやHender Schemeなど、素材と作りにこだわった日本のハイブランドも存在する
- 100均の材料を使えば、オリジナルのメガネチェーンを手作りすることも可能
- ただし手作り品は耐久性に注意が必要
- ファッション用途の長さは70cm前後が標準で、長めのものはネックレス感覚で楽しめる
- スポーツ用途では長さが調節できるタイプが便利
- 自分のファッションや用途に合わせて選ぶことが、ダサ見えしない最大のコツ
- メガネチェーンは実用性とおしゃれを両立できる優れたファッション小物である