スポンサーリンク

画像引用元

眼鏡を新調しようと考えたとき、繊細でおしゃれな細いフレームのモデルに惹かれる方は多いのではないでしょうか。ただ、「自分に似合うだろうか」「顔がぼやけて見えないか」といった不安から、なかなか挑戦できずにいるかもしれません。

そもそも、眼鏡が似合う人と似合わない人の特徴にはどのような違いがあるのでしょうか。この記事では、まず知っておきたい眼鏡の細いフレームのメリットについて、その魅力を深掘りします。

さらに比較として、縁が太いメガネが似合う人や、フチなしメガネが似合う顔のタイプとの違いも徹底的に明らかにしていきます。もちろん、最新のめがねフレームの流行もチェックして、トレンド感のある洗練された一本を見つけるお手伝いをします。

特に、人気のチタンフレームのメガネが似合う人の特徴から、意外と知られていないチタンフレームのメガネのデメリット、そして国内外のチタンフレームのおすすめブランドまで詳しく紹介

最後には豆知識として、18金メガネフレームの買取相場といった少し変わった視点からの情報もお届けしますので、ぜひ最後までご覧いただき、あなたにとって最高の眼鏡選びの参考にしてください。

記事のポイントを先読み!

  • 細いフレームが似合う人の顔立ちやファッションスタイルがわかる
  • 太いフレームやフチなしとの印象の違いを具体的に理解できる
  • 人気のチタンフレームのメリット・デメリットと選び方がわかる
  • 自分に合った理想のメガネを見つけるための実践的なヒントが得られる

眼鏡の細いフレームが似合う人の特徴とは?

  • 眼鏡が似合う人・似合わない人の特徴
  • 知っておきたい眼鏡の細いフレームのメリットは?
  • 比較|縁が太いメガネが似合う人は?
  • 比較|フチなしメガネが似合う顔は?
  • 最新のめがねフレームの流行もチェック

眼鏡が似合う人・似合わない人の特徴

「自分は眼鏡が似合わない顔だ」と思い込んでいる方もいらっしゃいますが、それは大きな誤解です。眼鏡が似合うかどうかの決め手は、目や鼻の形といった生まれ持ったパーツそのものよりも、「顔全体のバランス」と「眼鏡の選び方」にあります。

ここでは、誰でも似合う眼鏡を見つけられるようになる、普遍的かつ最も重要な3つの黄金ルールを詳しく解説します。この基本を押さえることが、理想の一本に出会うための第一歩です。

ルール1:フレーム幅と顔幅が一致している

まず最も基本的で、印象を大きく左右するのが、フレームの横幅とご自身の顔の横幅のバランスです。ここで言う顔幅とは、一般的に眉間からこめかみまでの最も幅が広い部分を指します。

理想的なのは、フレームの横幅が顔幅とぴったり同じか、ほんの少しだけ広いサイズ感です。このバランスが取れていると、眼鏡が顔の一部であるかのように自然に馴染みます。

もしフレームが顔幅よりも明らかに狭いと、顔の両サイドがはみ出して見え、相対的に顔が大きく見えてしまうだけでなく、テンプル(つる)が外側に広がってしまい、窮屈な印象を与えてしまいます。

逆に、フレームが顔幅よりも広すぎると、「借り物の眼鏡」のような不自然さが生まれ、眼鏡がずり落ちやすくなる実用的な問題も生じます。さらに、黒目の位置がレンズの内側に寄りすぎてしまい、間の抜けた印象になることもあるため注意が必要です。

ルール2:レンズの中央に黒目がきている

次に重要なのが、黒目の位置です。眼鏡をかけた際に、黒目がレンズのちょうど中央、もしくは若干内側・上側に位置するのが、光学的に見ても、見た目の美しさから言っても理想的なバランスとされています。この位置に黒目があることで、視線が自然に見え、知的な印象を与えます。

黒目がレンズの外側に寄ってしまうと、目が離れて見えたり、外斜視のように見えたりすることがあります。逆に内側に寄りすぎると、今度は内斜視のような印象を与えてしまいます。

特に度数の強いレンズの場合、レンズの中心から外れるほど物の歪みが大きくなるため、見え方の質にも影響を及ぼす可能性があります。購入時には必ず鏡の前で正面からだけでなく、少し角度を変えながら黒目の位置が最適かを確認することが大切です。

ルール3:眉とフレームのラインが沿っている

顔の印象、特に表情を決定づける重要なパーツである眉と、眼鏡のトップリム(フレーム上部)のラインとの関係性も、似合うかどうかを判断する上で欠かせない要素です。

ご自身の眉が描く自然なカーブと、フレーム上部のカーブが、まるで平行線を引くかのように似た形状を描いていると、眼鏡が顔に驚くほどすっきりと馴染み、一体感が生まれます。

例えば、シャープで直線的な眉の方であれば、フレームもスクエア型やウェリントン型といった直線的なラインを持つものを選ぶと統一感が出ます。一方で、優雅なアーチを描く眉の方であれば、ボストン型やラウンド型、オーバル型といった曲線的なフレームが美しく調和します。

フレームが眉毛に完全に重なって隠してしまったり、逆にフレームと眉毛の間が大きく空きすぎたりすると、間延びした印象や不自然な二重眉のような印象を与える原因になります。フレームの上部から、眉毛が自然に少し覗くくらいの高さが最も美しいバランスと言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか。これら3つの黄金ルールは、細いフレームを選ぶときはもちろん、あらゆる種類の眼鏡選びに応用できる普遍的な基本です。

「眼鏡が似合わない」と感じるほとんどの場合は、この3つのうちのどれかのバランスが崩れていることが原因です。この基本をマスターするだけで、眼鏡選びの失敗は劇的に減り、自信を持って自分に似合う一本を選べるようになりますよ。

知っておきたい眼鏡の細いフレームのメリットは?

細いフレームの眼鏡は、その繊細でミニマルなデザインから、多くの人々を魅了し続けています。なぜこれほどまでに定番として愛されるのか、その主なメリットを深掘りしつつ、選ぶ際に心に留めておきたい注意点についても詳しく解説します。

これらの特性を理解することで、あなたのライフスタイルや求めるイメージに細いフレームが合っているかを判断できるでしょう。

細いフレームがもたらす4つの大きなメリット

  • 洗練された上品さと知的な印象:細いフレームの最大の魅力は、その主張しすぎない控えめな佇まいにあります。顔の印象を劇的に変えることなく、自然に溶け込みながらも、持ち主の表情に洗練された知的な雰囲気をプラスしてくれます。特にビジネスシーンやフォーマルな場では、信頼感や誠実さを演出するのに最適なアイテムとなります。

  • 素顔の美しさを最大限に活かす:フレームが顔のパーツを覆い隠す面積が最小限であるため、ご自身の本来の顔立ちや、丁寧に施したアイメイクなどを邪魔することがありません。「眼鏡で個性を主張したい」というよりも、「自分の魅力を引き立てつつ、自然におしゃれに見せたい」と考える方に、これ以上ないほど適しています。

  • ストレスフリーな圧倒的軽さ:特にチタンやステンレスといった高品質なメタル素材で作られた細いフレームは、驚くほど軽量です。一日中デスクワークをする方や、読書に没頭する方でも、かけていることを忘れてしまうほどの快適さを提供します。鼻や耳への圧迫感が少ないため、痛みや跡が残りにくいのも嬉しい大きな利点です。

  • シーンを選ばない抜群の汎用性:シンプルでクリーンなデザインは、どんなファッションスタイルにも自然に調和します。休日のカジュアルな服装から、大切な商談時のスーツスタイルまで、あらゆるコーディネートに違和感なく馴染むため、文字通り「毎日使える一本」として非常に重宝するでしょう。

このように、細いフレームは上品さ、自然さ、そして快適性を求める方にとって、非常に魅力的な選択肢です。

ただし、そのメリットの裏返しとして、いくつか注意すべき点も存在します。存在感が控えめである分、眼鏡をファッションの主役として、強い個性やインパクトを演出したい場合には、少し物足りなく感じてしまうかもしれません。

また、これは重要なポイントですが、近視や乱視の度数が強く、レンズに厚みが出てしまう場合、フレームの繊細さゆえにレンズの縁の厚みが目立ちやすくなる可能性があります。この問題を解決するためには、高屈折率素材を使用した薄型レンズ(参照:JINS公式サイト)を選ぶなど、レンズ選びにも工夫を凝らすことをお勧めします。

比較|縁が太いメガネが似合う人は?

細いフレームが持つ繊細で知的なイメージとは対照的に、強い存在感とファッション性を前面に押し出すのが、縁が太いメガネです。

一般的に「セルフレーム」と呼ばれるアセテートなどのプラスチック素材で作られることが多く、カラーやデザインのバリエーションが豊富なのも大きな特徴です。では、どのような人がこのパワフルなアイテムを魅力的にかけこなせるのでしょうか。

太いフレームが似合う人の特徴

結論から言うと、太いフレームは、そのフレームの力強さに負けない、はっきりとした顔立ちの方や、顔のパーツが比較的大きい方に非常によく似合います。眼鏡の存在感が顔の印象と調和し、より魅力的でバランスの取れたスタイリングが完成します。具体的な特徴をさらに詳しく見ていきましょう。

  • 丸顔の人:丸顔の方は、フェイスラインが柔らかく、やや平坦に見えがちです。そこに太く、特に角のあるフレーム(スクエア型やウェリントン型)を合わせることで、顔に立体感とシャープなラインが加わります。これにより、フェイスラインがきゅっと引き締まって見え、のっぺりとした印象を効果的に打ち消すことができます。

  • 目鼻立ちがはっきりしている人:彫りが深く、眉や目、鼻といったパーツが印象的な、いわゆる「濃い顔立ち」の方が太いフレームをかけると、それぞれのパーツの強さとフレームの存在感が見事に調和します。お互いを引き立て合い、より華やかで印象的なオーラを放つことができます。

  • ファッションで個性を表現したい人:眼鏡を単なる視力矯正器具ではなく、コーディネートの主役として捉えたい場合、太いフレームは最高の選択肢となります。定番の黒縁だけでなく、べっ甲柄やクリアカラー、ビビッドな色などを選ぶことで、その日の気分や服装に合わせて自分だけのスタイルを無限に表現できます。

太いフレームを選ぶ際の注意点

一方で、その存在感の強さゆえに、似合う人を選ぶ側面もあります。特に、小顔の方や顔のパーツが華奢で繊細な方が太いフレームをかけると、眼鏡の印象が顔に勝ってしまい、「眼鏡をかけさせられている」ようなアンバランスな印象を与えてしまうことがあります。

また、目が小さめであることを気にされている方は、太いフレームの枠が目をさらに小さく見せてしまう視覚効果を生む可能性もあるため、フレームの形や縦幅、サイズ選びにはより一層の注意が必要です。

比較|フチなしメガネが似合う顔は?

細いフレームよりもさらにミニマルを追求し、究極の素顔感を実現するのがフチなしメガネ(リムレスフレーム)です。このタイプは、レンズの周囲にフレーム(リム)が存在せず、レンズに直接ブリッジ(鼻部分)やテンプル(つる)をネジで固定した構造になっています。

その結果、非常に軽量かつスマートで、洗練された大人の印象を与えるのが大きな特徴です。掛けていることを忘れるほどの自然さは、他のどんなデザインにも真似できません。

フチなしメガネが特に似合うのは、ご自身の顔の輪郭や印象を極力変えたくない方、そして眼鏡の存在感を限りなくゼロに近づけたい方です。

フレームという「枠」がないため、基本的にどんな顔の形にも自然に馴染みやすいという利点がありますが、その中でも特に以下のような顔立ちの方や、特定のイメージを求める方に強くおすすめできます。

  • 面長顔の人:面長の方が太いフレームなどを掛けると、フレームの水平ラインが顔の縦の長さを分断し、かえって長さを強調してしまうことがあります。フチなしメガネは顔に余計な線を描かないため、面長の印象を強調することなく、非常にすっきりと自然にかけこなすことができます。
  • 四角顔の人:エラが張っているなど、フェイスラインが角張っている方がフレームのある眼鏡を掛けると、その直線が輪郭をさらに強調してしまう場合があります。フチなしメガネは、そのような角張ったフェイスラインを和らげ、知的でありながらも柔和で優しい印象を与えてくれます。
  • 上品さや信頼感を最大限に演出したい人:企業の経営者や医師、弁護士といった専門職の方にフチなしメガネの愛用者が多いことからもわかるように、このタイプは非常に知的で誠実、かつクリーンな印象を与えます。プロフェッショナルとしての信頼性を重視したい大切なビジネスシーンにおいて、これほど適したデザインはないでしょう。

フチなしメガネの構造的な注意点

フチなしメガネを選ぶ際に必ず理解しておかなければならない最大のデメリットは、フレームでレンズが保護されていないことによる構造的な強度の低さです。

落下させたり、カバンの中で圧迫されたりといった少しの衝撃で、レンズが欠けたり、フレームとの接合部が歪んだりするリスクが他のタイプより格段に高くなります。

そのため、ケースに入れて慎重に持ち運ぶなど、日々の取り扱いには細心の注意が必要です。また、デザインが極めてシンプルな分、ファッションとしてのアクセントや遊び心を表現するには少し不向きかもしれません。

素材で探す眼鏡の細いフレームが似合う人

  • 人気のチタンフレームのメガネが似合う人
  • チタンフレームのメガネのデメリット
  • チタンフレームのおすすめブランドを紹介
  • 豆知識|18金メガネフレームの買取相場
  • 総括|眼鏡の細いフレームが似合う人

人気のチタンフレームのメガネが似合う人

細いフレームの眼鏡を語る上で、もはや欠かすことのできない代表的な素材が「チタン」です。

航空宇宙産業でも使用されるほどの軽さ、鉄の約2倍とも言われる優れた強度、そして海水にも錆びないほどの耐食性を兼ね備えた、まさに理想的な高機能素材として知られています。では、特にこのチタンフレームのメガネがおすすめなのは、どのようなライフスタイルを送る人なのでしょうか。

結論から言えば、チタンフレームは眼鏡に機能性を最も重視し、日々の生活の中で長時間、快適に眼鏡を使用したいと考えるすべての人に強くおすすめできます。その中でも、特に以下のようなニーズを持つ方に最適と言えるでしょう。

チタンフレームが特に最適な人

  • 長時間のデスクワーカーや受験生:チタンの比重は鉄の約60%と非常に軽量です。そのため、一日中パソコンに向かう方や、集中して学習に取り組む方が長時間眼鏡をかけていても、鼻や耳への負担が少なく、疲れにくいのが最大の特徴です。わずらわしい鼻パッドの跡や、耳の後ろの痛みから解放されます。

  • アクティブなライフスタイルを送る人:純チタンや、他の金属を加えてしなやかさを持たせたβ(ベータ)チタンは、優れた弾力性も備えています。そのため、多少曲がっても元の形に戻りやすく、衝撃にも強いという丈夫さを持っています。頻繁に眼鏡をかけ外しする方や、軽いスポーツなど少しアクティブなシーンで使いたい方にも安心して選んでいただけます。

  • 知的でクリーンな印象を求めるビジネスパーソン:チタンフレームは、その素材感から細身でミニマル、かつクリーンなデザインが多く見られます。そのため、ビジネスシーンに求められる知的で誠実な印象を与えるのに非常に適しています。特にスーツスタイルとの相性は抜群で、相手に信頼感と洗練されたイメージを与えます。

このように、チタンフレームは特定の顔立ちの人に限定して似合うというよりも、眼鏡をかける人のライフスタイルや、眼鏡に求める機能性、そして演出したいイメージに合致する人にとって、最高のパートナーとなり得る選択肢と言えるでしょう。

チタンフレームのメガネのデメリット

軽さ、強度、耐アレルギー性といった数多くの優れたメリットを持つチタンフレームですが、万能というわけではありません。

購入を検討する際には、その輝かしい利点の裏側にあるいくつかのデメリットもしっかりと理解しておくことが、後悔のない賢い眼鏡選びにつながります。メリットとデメリットの両方を天秤にかけ、総合的に判断しましょう。

チタンフレームを選ぶ際に考慮すべきデメリット

  • 価格が比較的高価になりがち
    チタンフレームを選ぶ上で最も大きなハードルとなるのが、その価格帯です。この価格の背景には複数の理由があります。まず、チタンという素材自体が、鉄やアルミニウムといった一般的な金属に比べて希少で高価であること。
    さらに、チタンは融点が約1,668℃と非常に高く、硬くて粘り気があるという特性を持つため、切削や溶接といった加工に高度な技術と特殊な設備(真空雰囲気など)が必要となります。これらの複雑な製造工程がコストを押し上げ、最終的な製品価格に反映されるため、一般的な合金やプラスチック製のフレームに比べて高価になる傾向は避けられません。

  • デザインやカラーのバリエーションが限られる
    前述の通り、加工が非常に難しいという素材の特性から、デザインの自由度はアセテート(プラスチック)製のセルフレームに比べると劣ります。セルフレームのように生地を削り出して作る製法ではないため、太くボリュームのあるフレームや、立体的で複雑な装飾が施されたデザインは少なく、細身でミニマルなデザインが中心となります。また、カラーリングもイオンプレーティングという特殊なメッキ技術が用いられることが多く、セルフレームのような多彩で鮮やかな色柄の表現は難しいのが現状です。豊富なデザインやカラーバリエーションの中から選びたい方にとっては、選択肢が少なく感じられるかもしれません。

しかし、これらのデメリットは視点を変えることで、長期的なメリットとして捉えることもできます。

価格が高い分、素材の品質や作り込みの精度も高く、優れた耐久性を誇ります。適切にメンテナンスを行えば、数年、場合によっては10年以上も快適に愛用できるため、長い目で見れば決して高い買い物ではないと言えるでしょう。

また、デザインがシンプルであることは、流行に左右されず、どんな時代、どんなシーンでも安心して使えるという普遍的な価値につながります。初期投資はかかりますが、一本の上質なチタンフレームは、あなたの生活を長く豊かにしてくれる確かな「道具」となり得るのです。

チタンフレームのおすすめブランドを紹介

LINDBERG(リンドバーグ)

次にご紹介するのは、デンマークを代表し、世界中のセレブリティや建築家、さらにはデンマーク王室御用達としても知られる世界的なアイウェアブランド、LINDBERG(リンドバーグ)です。

関連記事:LINDBERGのメガネ、有名人の愛用品から見る人気の秘密

このブランドは1986年、検眼士であったポール・ヨルン・リンドバーグ氏が、重くて不快な従来の眼鏡に満足できず、建築家である息子のヘンリック・リンドバーグ氏と共に、全く新しい概念の眼鏡を開発したことから始まりました。

その最大の特徴は、ネジ、リベット、溶接を一切使用しない独自の構造にあります。フロントとテンプルを繋ぐ部分には、特許取得済みのチタンワイヤーを渦巻状に巻いた「スパイラルヒンジ」が採用されており、これにより驚異的な軽さ(最軽量モデルはわずか1.9g)と、ネジの緩みや紛失といったトラブルからの解放を実現しています。

LINDBERGのデザイン哲学は、まさに「ミニマリズムの極致」です。不要な要素を全て削ぎ落とし、機能性そのものをデザインとして昇華させるという、デンマークデザインの伝統が見事に体現されています。かけていることを忘れるほどの快適さは、一度体験すると他の眼鏡には戻れないと言われるほどです。

素材への徹底したこだわりもLINDBERGの魅力の一つです。使用されるチタンはアレルギーフリーのピュアチタンや医療グレードのものが厳選されており、鼻パッドやテンプルエンドのカバーには医療用シリコンが採用されるなど、肌に触れる部分の安全性と快適性が最大限に考慮されています。

さらに、LINDBERGの真骨頂は圧倒的なカスタマイズ性にあります。レンズの形、フレームのカラー、テンプルのデザインや長さまで、数多くの選択肢から自分だけの仕様をオーダーメイドできるため、究極のフィット感とオリジナリティを追求することが可能です。

LINDBERGの主要コレクション

LINDBERGはコンセプトごとに多彩なコレクションを展開しています。ここでは代表的なものをいくつかご紹介します。

  • air titanium rim(エアチタニウムリム):ブランドの原点であり象徴。一本のチタンワイヤーで構成された、ミニマルでインテリジェンスなコレクションです。
  • n.o.w. titanium(ナウチタニウム):厚さわずか2mmの特殊な合成樹脂製フロントと、超軽量のチタンテンプルを組み合わせたコンビネーションフレーム。軽さと豊かな色彩表現を両立させています。
  • strip titanium(ストリップチタニウム):チタンの薄い板(ストリップ)からレーザーカットで切り出して作られるコレクション。安定感があり、クリーンでモダンな印象を与えます。
  • spirit titanium(スピリットチタニウム):LINDBERGが世界で初めてチタンで製品化したリムレス(フチなし)フレーム。究極のミニマリズムを体現し、素顔の印象を大切にしたい方に最適です。

以下に、LINDBERGのコレクションから代表的な人気モデルをいくつかピックアップしてご紹介します。

モデル名コレクション特徴価格帯の目安
Boair titanium rim時代を超えて愛されるクラシックなパント(ボストン)シェイプ。性別やシーンを選ばず、3サイズ展開で誰にでも似合いやすい万能モデルです。¥73,700 – ¥83,600
Garthair titanium rim知的でスマートな印象を与えるスクエアシェイプ。ビジネスシーンに最適で、ストレスのないかけ心地が魅力です。¥73,700 – ¥83,600
6587n.o.w. titaniumクラシックなフロントデザインとモダンな質感が融合。やや下方にデザインされたテンプルが、穏やかで寛容な雰囲気を醸し出します。¥84,700
SPI2243spirit titaniumリムレスのベーシックなパントシェイプ。レンズのサイズや形状をカスタム可能で、自分だけの最適なバランスを追求できます。¥72,600 – ¥83,600

豆知識|18金メガネフレームの買取相場

眼鏡の中には、単なる視力矯正器具やファッションアイテムの枠を超え、資産としての価値を持つ特別なカテゴリーが存在します。

それが、テンプル(つる)やフロントの一部、あるいはフレーム全体に18金(K18)やプラチナといった貴金属が贅沢に使用されている高級品です。もしご自宅で使わなくなった18金メガネフレームが眠っている場合、それは実は貴重な資産かもしれません。

専門の業者に買い取ってもらうことが可能であり、ここではその買取相場に関する少し専門的な豆知識を紹介します。

18金メガネフレームの買取価格は、単純な定価や使用年数ではなく、主に以下の2つの異なる価値基準を組み合わせて総合的に決定されます。

  1. 金としての素材価値(地金価値)
    最も基本となるのが、そのフレームに使用されている「金」そのものの価値です。買取価格は、基本的に「当日のK18の1gあたりの買取価格 × フレームの金の総重量」という計算式で算出されます。金の相場は、世界経済の動向などを受けて日々変動するため、買取価格もそれに連動して毎日変わります。査定の際には、レンズや鼻パッド、モダン(耳当て)といった金以外のパーツの重さは精密に差し引かれて、純粋な金の重量が計測されます。
  2. 製品としての付加価値(ブランド・デザイン価値)
    18金メガネフレームは、単なる金の塊として評価されるだけではありません。人気のある高級ブランドの製品であったり、優れたデザイン性を有していたり、さらにはダイヤモンドなどの宝石があしらわれている場合には、前述の地金価値に加えて、製品としての「付加価値」が上乗せされることがあります。特に、生産数が少ない限定モデルや、現在は製造されていない有名ブランドのヴィンテージ品などは、希少価値からコレクターズアイテムとして、地金価値を大幅に上回る高額で取引されるケースも珍しくありません。

高価買取を目指すためのポイント

もし18金メガネフレームの売却を検討される場合、その価値を正確に評価してもらうためには、宝飾品や貴金属の買取を専門に行っている信頼できる業者に査定を依頼することが不可欠です。

その際、購入時に付属していたブランドの純正ケースや、品質を証明する保証書(ギャランティカード)などが残っていれば、それが本物であることの強力な証明となり、製品価値を最大限に評価してもらうための重要な材料となります。

これらが揃っていると査定額がアップする可能性が高まるため、必ず一緒に提出するようにしましょう。

総括|眼鏡の細いフレームが似合う人

  • 細いフレームは上品で知的な印象を自然に演出する
  • 素顔の印象やアイメイクを最大限に活かしたい人におすすめ
  • 非常に軽量なため長時間の使用でも疲れにくいのが大きなメリット
  • 特に小顔の人や顔のパーツが繊細な人に美しく調和する
  • シーンを選ばず使えるためビジネスやフォーマルにも最適
  • 対照的に太いフレームは顔立ちがはっきりした人や丸顔の人に似合う
  • フチなしメガネは素顔に最も近く知的で誠実な印象を与える
  • 似合う眼鏡選びの黄金ルールは顔幅・黒目の位置・眉のライン
  • 近年のトレンドにはクラシックデザインや多角形シェイプがある
  • 機能性を重視するならチタンフレームが最適な選択肢
  • チタンは軽量で丈夫かつ金属アレルギーのリスクが低い
  • チタンフレームのデメリットは価格が高くデザインがシンプルな傾向にあること
  • 代表的なチタンフレームブランドには999.9やLINDBERGなどが存在する
  • 使わない18金フレームは地金価値と製品価値で高価買取の可能性がある
  • 最終的には必ず店舗で実際に試着し全体のバランスを確認することが最も重要

スポンサーリンク