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べっ甲メガネは、かけるだけで知的で柔らかな雰囲気を演出できる、定番のおしゃれアイテムです。ただ、その個性的な柄から「自分に似合うか分からない」「合わせ方が難そう」と、一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、べっ甲メガネが似合う人の特徴から、気になるメリットや注意点、そして「べっ甲柄はダサい」という印象は本当なのかという疑問まで、あらゆる角度から徹底的に解説します。さらに、おしゃれに見せる選び方のコツはもちろん、年齢は関係あるのか、川口春奈さん愛用のメガネのように魅力的にかけこなす秘訣にも迫ります。

また、本物のべっ甲メガネの値段や、簡単な見分け方、JINSで人気のべっ甲風メガネまで、あなたが知りたい情報を網羅しました。この記事を読めば、きっとあなたに似合う最高の一本が見つかるはずです。

記事のポイントを先読み!

  • べっ甲メガネが似合う人の特徴
  • 「ダサい」と思われないおしゃれな選び方のコツ
  • 本物とべっ甲風メガネの違いと価格帯
  • 有名人着用モデルや人気ブランドの具体的な紹介

べっ甲メガネが似合う人の特徴を解説

  • べっ甲メガネのメリットは?
  • べっ甲メガネの注意点は?
  • メガネのべっ甲柄はダサいという印象は本当?
  • べっ甲メガネでおしゃれに見せる選び方
  • べっ甲メガネに年齢は関係ある?

べっ甲メガネのメリットは?

べっ甲メガネをかけることには、他のフレームにはない多くのメリットがあります。最大の魅力は、顔の印象を柔らかく、そして華やかに見せてくれる点です。

黒縁メガネが持つシャープで引き締まった印象とは異なり、べっ甲柄のブラウンやイエローが混じった暖色系のカラーは、肌なじみが非常によいのが特徴です。

特に、パーソナルカラーでいうとイエローベース(イエベ)の方、中でも深みのある色合いが得意なオータムタイプの方には驚くほどよく似合います。日本人に多いとされるオークル系の肌色との相性も抜群で、メガネだけが浮いてしまうことなく、自然に顔に溶け込み、血色を良く見せる効果も期待できるでしょう。

また、表情を優しく見せる効果も大きな利点です。黒縁ほど主張が強くないため、かけるだけで親しみやすく、知的ながらも話しかけやすい雰囲気を演出できます。ビジネスシーンでも、威圧感を与えずに信頼感を醸成したい場合に最適です。

さらに、べっ甲柄自体が持つクラシックでレトロな雰囲気は、ファッション性を高めるアクセントとして極めて優秀です。トラッドスタイルやフレンチシック、きれいめカジュアルといった服装に合わせれば、コーディネート全体を格上げしてくれます。シンプルな白Tシャツとデニムといった服装に一つ加えるだけで、ぐっとこなれた「おしゃれ上級者」の印象を与えられるのが、べっ甲メガネならではのメリットです。

べっ甲メガネの主なメリット

  • 柔和な印象:黒縁ほど主張が強くなく、知的で優しい雰囲気を演出する
  • 肌なじみの良さ:暖色系のカラーが自然に顔に溶け込み、特にイエベ肌と好相性
  • 高いファッション性:コーディネートのアクセントになり、おしゃれ度がアップする
  • 小顔効果:柄によって視線が分散され、フェイスラインをすっきり見せる効果も期待できる

べっ甲メガネの注意点は?

多くの魅力がある一方で、べっ甲メガネを選ぶ際にはいくつか注意しておきたいポイントがあります。これらを知っておくことで、購入後の「イメージと違った」という失敗を防ぎ、自分にぴったりの一本を見つけることができます。

まず第一に、柄の出方を細部までしっかり確認することです。べっ甲風メガネの柄は、プラスチック生地の裁断箇所によって一つひとつ模様が異なります。

そのため、同じ品番のモデルであっても、左右の柄のバランスが悪かったり、明るい色が片方に集中していたりすることがあります。特に、眉のラインに重なるフレーム上部の色が濃すぎると、表情が重く見えてしまうことがあるため注意が必要です。実際に試着して、顔にかけたときに柄が悪目立ちしていないかを多角的にチェックすることが重要です。

第二に、着用シーンを考慮すること。べっ甲柄は黒縁に比べてカジュアルで装飾的な印象が強いため、冠婚葬祭などのフォーマルな場面や、非常に厳格な職場環境では避けた方が無難な場合があります。

ビジネスシーンで使う場合は、色が濃く柄が控えめなダークブラウン系のものや、細身のフレームを選ぶと知的な印象を損ないません。クリエイティブ系の職種であれば、多少明るい柄でも個性を演出するツールとして活用できるでしょう。

購入前にチェックしたい注意点

最後に、サイズ感にも注意が必要です。色彩心理学において、べっ甲柄のような明るい色は「膨張色」に分類されます。そのため、同じ形・同じサイズの黒縁(収縮色)メガネと比較して、少し大きく見える傾向があります。

黒縁でジャストサイズだと感じたモデルなら、べっ甲柄ではワンサイズ小さいものを選ぶか、フレームが細いデザインを選ぶと、すっきりとした印象になることが多いです。

メガネのべっ甲柄はダサいという印象は本当?

「べっ甲メガネは、おじさんっぽい?」「なんだか古臭くてダサいのでは?」という不安の声を時々耳にしますが、結論から言うと、現代のファッションにおいてべっ甲メガネは決してダサくありません。むしろ、定番のおしゃれアイテムとして確固たる地位を築いています。

あるアンケート調査では、べっ甲メガネを「おしゃれ」または「すごくおしゃれ」と回答した人が過半数を占めており、ファッションアイテムとして高く評価されていることがわかります。しかし、一方で全体の約4分の1の人が「少しダサい」と感じているのも事実。この評価が分かれる理由は、べっ甲メガネが持つ強い個性と「レトロ」という性質にあります。

そうなんです。「レトロ」と「ただ古い」は紙一重。ダサいと感じられてしまうケースには共通の理由があります。それは、「デザイン自体が古すぎる」「太すぎるフレームで顔とのバランスが悪い」「服装と全く合っていない」といった点です。

逆に言えば、現代的にアップデートされたクラシックデザイン(例えばボストン型やクラウンパント型)を選び、自分の顔の形やファッションに合わせれば、誰でも簡単におしゃれに見せることができるんですよ。

つまり、アイテム自体がダサいのではなく、選び方や合わせ方によって印象が大きく左右されるということです。次の項目で解説する「おしゃれに見せる選び方」を実践すれば、その不安はきっと解消され、最高の味方になってくれるはずです。

べっ甲メガネでおしゃれに見せる選び方

べっ甲メガネを「ダサい」ではなく「おしゃれ」に見せるためには、選び方にいくつかのコツがあります。以下の3つのポイントを意識するだけで、あなたの印象は劇的に変わります。

1. 顔の形と相性の良い「形」と「色」を選ぶ

初心者の方や、すっきりした印象に見せたい方は、フレームが細めのデザインを選ぶのが鉄則です。柄の主張が控えめになり、顔に自然と馴染みます。

また、色味は黄色が強い明るいものよりも、黒や濃いブラウンが混じった深みのある落ち着いたべっ甲柄を選ぶと、高級感が出て上品な大人の雰囲気を演出できます。顔の形に合わせて、例えば丸顔の方は少し角のあるウェリントン型、四角顔の方は丸みのあるボストン型を選ぶと、顔全体のバランスが整いやすくなります。

2. ファッション全体のバランスを考える

べっ甲メガネは、服装との調和が非常に重要です。白、黒、ベージュ、カーキといったベーシックカラーやアースカラーのシンプルな服装に合わせると、メガネの存在感が引き立ち、洗練された「抜け感」が生まれます。

柄物の洋服と合わせると、柄同士が喧嘩してしまい、ごちゃごちゃした印象になりがちなので注意しましょう。特にトップスを無地にすると、失敗なくまとまります。

3. メガネを主役にするコーディネート

べっ甲メガネの個性を活かし、あえてコーディネートの主役として使うのも上級テクニックです。その場合、服装や他の小物は色数を抑え、とことんシンプルに徹するのが正解。

腕時計のベルトやバッグ、靴などにレザー素材を取り入れたり、アクセサリーをゴールド系で統一したりすると、メガネのクラシックな雰囲気とリンクし、全体にリッチな統一感が生まれます。

べっ甲メガネに年齢は関係ある?

「この年齢でべっ甲柄は若すぎる(または老けて見える)だろうか?」と心配される方もいますが、べっ甲メガネが似合うかどうかと年齢は全く関係ありません。実際に、10代からシニア世代まで、幅広い世代の方がべっ甲メガネをおしゃれに楽しんでいます。

大切なのは年齢という数字ではなく、その人のスタイルやなりたいイメージに合っているかどうかです。

年代別おすすめスタイルのヒント

  • 20代:トレンド感のある少し大ぶりなボストン型や、クリア系の生地と組み合わせたデザインで、ファッション感度高く。
  • 30代・40代:細身のメタルフレームとのコンビネーションタイプや、上質なアセテートを使ったフレームで、知的さと品格を演出。
  • 50代以上:王道のウェリントン型やサーモントブローなど、タイムレスなデザインで大人の威厳と余裕を表現。

また、白髪との相性も抜群です。白髪とダークなべっ甲柄のコントラストは、お互いを引き立て合い、顔全体を明るく引き締めて見せる効果があります。年齢という固定観念にとらわれず、ぜひご自身のスタイルに合う一本を探してみてください。

似合う人になる!べっ甲メガネの選び方

  • 川口春奈さん愛用のメガネもべっ甲タイプ
  • 本物のべっ甲メガネの値段は?
  • べっ甲メガネの本物の見分け方とは
  • JINSで人気のべっ甲メガネを紹介
  • べっ甲メガネが似合う人【男性・女性】まとめ

川口春奈さん愛用のメガネもべっ甲タイプ

おしゃれな著名人の中でも、特にメガネ好きとして知られる女優の川口春奈さんも、べっ甲メガネを愛用しています。彼女の着こなしは、べっ甲メガネをおしゃれに取り入れる上で大変参考になります。

自身のYouTubeチャンネルやインスタグラムでは、ニューヨーク発の老舗ブランド「MOSCOT(モスコット)」DAHVEN(ダーヴェン)というモデルを着用。カラーは「TORTOISE」と呼ばれる、まさに王道のべっ甲柄です。

このモデルは、8mmという極厚のアセテート生地や、ヴィンテージメガネに見られるキーホールブリッジ(鍵穴のような形のブリッジ)、両サイドのカシメ鋲が特徴で、存在感は抜群。しかし、全体的に丸く削り出すことで、女性でもかけやすい柔らかな印象に仕上げられています。

また、ドラマ『9ボーダー』では「Oliver Peoples(オリバーピープルズ)」のチタンフレームで、べっ甲調のカラーが施されたモデルを着用するなど、役柄やファッションに合わせて様々なタイプのべっ甲メガネを掛けこなしています。川口春奈さんのように、少しボリュームのあるフレームを選ぶと、視線がメガネに集まり、うれしい小顔効果も期待できますよ。

川口春奈さんが愛用するMOSCOTは、アンディ・ウォーホルをはじめ多くの芸能人や文化人に愛されてきた100年以上の歴史を持つブランドです。クラシックでありながら現代的なデザインは、一本持っておくと長く使えること間違いなしです。(参照:MOSCOT公式サイト

関連記事:モスコット愛用の芸能人の人気モデルと選び方

関連記事:MOSCOT/モスコットダサいなんて言わせない!なぜ値段が高いのか魅力を解説

本物のべっ甲メガネの値段は?

「べっ甲」と一括りにされがちですが、市場に出回っているものの多くは、べっ甲の柄を再現したアセテート(プラスチック)製の「べっ甲風」メガネです。では、本物のべっ甲を使ったメガネは一体いくらなのでしょうか。

本物のべっ甲は、ウミガメの一種であるタイマイの甲羅を原料としています。しかし、タイマイはワシントン条約(CITES)によって国際的な取引が厳しく規制されている絶滅危惧種(附属書Ⅰ掲載種)です。そのため、現在国内で製造・販売されているべっ甲製品は、条約で輸入が禁止される1993年より前に入手した、非常に希少な在庫のみで作られています。(出典:経済産業省「ワシントン条約(CITES)」)

こうした背景から、本物のべっ甲メガネの価格は、素材の希少性と職人の手仕事という付加価値が加わり、非常に高価になります。

本物のべっ甲メガネの価格相場

価格は、使用される甲羅の部位(透明度の高い腹甲を使った「白甲」が最高級とされる)やデザインによって大きく異なりますが、安価なものでも10万円以上、一般的には数十万円で取引されます。最高級品になると、100万円や200万円を超えることも珍しくありません。

まさに、資産価値も有する伝統工芸品、一生ものの特別なアイテムだと言えるでしょう。

べっ甲メガネの本物の見分け方とは

高価な本物のべっ甲と、一般的なべっ甲風(アセテート製)メガネには、素材ならではの明確な違いがあります。専門家でなくても見分けられるポイントがいくつかあるので、知識として知っておくと役立ちます。

最も分かりやすいのは、テンプル(つる)に金属の芯が入っているかどうかです。本物のべっ甲は素材自体が硬く丈夫なため、強度を補強するための金属芯を必要としません。これを「ノー芯」製法と呼びます。一方、アセテート製のメガネは、ほとんどの場合、テンプルの中に金属芯が通っているのが透けて見えます。

項目本物のべっ甲べっ甲風メガネ(アセテート)
素材タイマイ(ウミガメ)の甲羅(タンパク質)綿花などを原料とするプラスチック樹脂
価格帯10万円~数百万円数千円~数万円
テンプル(つる)金属芯がない「ノー芯」が基本金属芯が入っているものが大半
手触り・温度しっとりとしており、人肌に馴染みやすいひんやりとして硬い質感
特徴非常に軽い、独特の艶、張り合わせ面がある多様なデザイン、カラーが豊富
経年変化乾燥で表面がささくれる、虫食いのリスクがある使用により白く変色することがある

他にも、本物は複数の甲羅を熱と圧力で貼り合わせて板状にするため、フレームの断面などに「張り合わせ面」と呼ばれる層が見えることがあります。手に持ったときの驚くほどの軽さや、しっとりとした艶、肌に触れたときの温かみも本物ならではの特徴です。

JINSで人気のべっ甲メガネを紹介

「まずは手頃な価格でおしゃれなべっ甲メガネを試してみたい」という方には、JINS(ジンズ)が最適です。JINSでは、本物のべっ甲ではありませんが、その美しい色合いや柄を再現した「べっ甲風」フレームが、驚くほど豊富に、そしてリーズナブルな価格で揃っています。

JINSの店舗やオンラインストアでは、「べっ甲」という名称ではなく、「デミブラウン」「ブラウンデミ」といったカラー名で展開されていることがほとんどです。これらのカラーは、JINSの様々な人気シリーズで採用されており、デザインの選択肢が非常に広いのが魅力です。

JINSでべっ甲風フレームを探すならこのシリーズ

  • JINS CLASSICシリーズ:ヴィンテージ感あふれるデザインが多く、べっ甲柄との相性も抜群。時代を超えて愛されるクラシックな雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
  • Airframeシリーズ:軽量樹脂を使用しているため、長時間かけても疲れにくいのが特徴。「軽さ」と「おしゃれ」を両立したい方にぴったりです。ビジネスシーンでも活躍します。

価格もレンズ代込みで8,900円や13,900円といったラインナップが中心で、圧倒的なコストパフォーマンスの高さが魅力です。トレンドの多角形フレームから定番のボストン、ウェリントンまで、幅広いデザインの中から、自分のファッションに合うべっ甲風メガネを手軽に見つけることができます。

べっ甲メガネが似合う人【男性・女性】まとめ

最後に、この記事の要点をリスト形式でまとめます。べっ甲メガネ選びに迷った際は、ぜひこのポイントを再確認してください。

  • べっ甲メガネは顔の印象を柔らかく見せる効果がある
  • 暖色系のカラーで日本人の肌色によく馴染む
  • 選ぶ際は柄の出方や左右のバランスを要チェック
  • カジュアルな印象が強いためTPOを考慮することも大切
  • 同じサイズの黒縁より大きく見える傾向がある
  • 「ダサい」という印象は選び方と合わせ方次第で変わる
  • おしゃれに見せるには細めフレームと深みのある色がおすすめ
  • シンプルなファッションに合わせるとメガネが主役になる
  • 似合うかどうかに年齢は関係なくファッションのテイストが重要
  • 女優の川口春奈さんもMOSCOTなどのべっ甲メガネを愛用
  • 本物のべっ甲は希少価値が非常に高く数十万円以上する
  • 本物の見分け方はテンプルに金属芯がない「ノー芯」がポイント
  • JINSでは「デミブラウン」カラーで手頃なべっ甲風が探せる
  • 男性はきれいめカジュアル、女性はクラシックスタイルと好相性
  • 最終的には固定観念にとらわれず自分の「好き」を優先することが一番
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