こんにちは。ラグジュリー・アイウェア、運営者の「カトラー」です。
「眼鏡に合う髪型 40代」と検索している方は、もしかすると「最近、眼鏡と髪型がしっくりこない…」「なんだか老けて見えるかも…」とか「自分の顔型に合ってないのかな?」といった、漠然としたお悩みをお持ちかもしれませんね。
特に40代は、ホルモンバランスの変化などでフェイスラインが少し変わってきたり、丸顔や四角顔といった輪郭が気になりだしたりする頃。それに合わせて、昔は気にならなかった眉毛とのバランスも、なんだか重要になってきた気がしませんか?
今の自分のショートヘアやボブ、ロングヘア、それぞれでどう印象が変わるのか、いつもやっている「まとめ髪」はどうすれば「こなれ感」が出るのか、キリっと「ハンサム」に見せるにはどうしたらいいか…など、具体的なテクニックを知りたいですよね。
この記事では、40代の眼鏡スタイルを「イマイチ」から「素敵!」に変えるための、髪型とのトータルバランスについて、私なりの視点で徹底的にまとめてみました。少し長くなりますが、きっとヒントが見つかると思いますよ。
記事のポイントを先読み!
- 40代が陥りがちな「老け見え」回避のコツ
- 丸顔・四角顔など顔型別のおすすめフレーム
- ショートからロングまでレングス別スタイリング
- まとめ髪で「こなれ感」を出すテクニック
40代の眼鏡に合う髪型はバランスが鍵
40代の私たちが眼鏡を選ぶとき、20代の頃のように「ただデザインが素敵だから」という理由だけで選ぶと、ちょっと不十分かもしれません。
もちろんセンスは大事ですが、それ以上に「顔型」「眼鏡」「髪型」の3つの要素が調和する「トータルバランス」が重要になってきます。
まずは、最大の課題である「老けて見えない」ための基礎知識と、自分の顔型に合わせた選び方の基本を見ていきましょう。
老けて見えるのを回避するコツ

40代の眼鏡スタイルで一番避けたいのが、意図せず「老けて見える」ことですよね。これ、実はありがちな「太いフレーム」と「重い前髪」の組み合わせで起こりがちなんです。
なぜなら、顔がフレームと髪で覆われる面積が広くなると、どうしても表情が暗く、重たい印象を与えてしまうから。せっかくの表情も隠れてしまい、活発な印象から遠ざかってしまいます。
じゃあ、どうすればいいかというと、ポイントはとてもシンプル。それは「おでこ」と「眉」を適度に見せることです。この2箇所が、顔に「抜け感」と「明るさ」をもたらす重要な窓口になります。
例えば、前髪をシースルーバング(透けバング)にしておでこや眉がほのかに透けて見えるようにしたり、潔くおでこを出してアップスタイルにしたり。たったそれだけで顔に光が入りやすくなって、ぐっと爽やかで若々しい印象に変わるんです。
フレームが太いと、眉毛まで主張してしまって、ちょっと男性的な「重さ」が出てしまうことも。トータルの「重さ」をどう引き算し、どこに「軽さ」を作るか。それが、老け見え回避の最大のコツかなと思います。
40代「老け見え」回避の3原則
- 原則1: 「太いフレーム」と「重い前髪」の重×重コンビは避ける。
- 原則2: 「おでこ」や「眉」を適度に見せ、顔に光と「抜け感」を取り込む。
- 原則3: 顔周りの「重さ」を常に意識し、「引き算」でバランスを取る。
丸顔に似合うフレームと髪型

顔型と眼鏡の相性は、本当に大事ですよね。特に丸顔さん(曲線的な輪郭が特徴)は、顔の丸みをどうやってシャープに見せるか、どうすればすっきりした印象になるかがポイントです。
その答えは「コントラスト(対比)」。丸顔さんの柔らかい曲線的な輪郭には、あえて直線的なデザインのフレームを合わせるのがおすすめです。顔の丸みをフレームの直線がほどよく中和し、シャープな印象を加えてくれるんです。
丸顔さんにおすすめのフレーム
- スクエア: 角のあるデザインが、フェイスラインに知的なシャープさを加えて引き締めてくれます。
関連記事:スクエアメガネが似合う人の特徴は?選び方とおしゃれ術を解説
- ウェリントン: 定番ですが、やや縦幅があり、上部が直線的なデザインのものが丸顔さんにはピッタリです。
関連記事:面長はウェリントンメガネが似合わない?理由と選び方徹底解説
髪型は、眼鏡の直線ラインをさらに活かす工夫を。例えば、トップ(頭頂部)にボリュームを持たせて縦のラインを強調したり、サイドの髪(こめかみや頬のあたり)で丸みを帯びたフェイスラインを自然にカバーしたりすると、眼鏡とのバランスがさらに良くなりますよ。
眉毛と眼鏡の黄金バランス

眼鏡のフレーム、特にトップライン(上の縁)って、実は「第2の眉毛」とも言えるくらい、顔の印象を決定づける大事なパーツなんです。
40代になると、加齢によって眉毛が細くなったり、部分的に薄くなったり…なんて悩みも出てきますよね。私もちょっと気になっています。若い頃はしっかりしていたのに、なんだか顔の「額縁」がぼやけてきたような…。そんな時こそ、眼鏡フレームの出番です。
- 細い眉毛・薄い眉毛の方:
これは40代の典型的な悩みかもしれません。顔の輪郭がぼやけ、間延びした印象になりがちです。この場合、メガネのフレーム上部が太めで、色が濃いものを選ぶのがおすすめ。フレームが眉のラインを力強く補強し、顔全体をキュッと引き締めてくれます。これはまさに、40代の「垢抜け」アンチエイジング・テクニックですね。 - 太く濃い眉毛の方:
逆に、眉毛の印象が元々しっかりしている方は、眼鏡まで太いフレームにすると過剰になってしまい、眉と眼鏡が喧嘩してしまうことも。この場合は引き算で、細めのフレームやクリア素材など、色が濃すぎないものを選ぶと、全体の印象が中和されて柔らかい表情を演出しやすくなります。
眉の「形」とフレームの「形」も揃えよう
ちなみに、眉がなだらかなアーチ(曲線)を描いている方は、ラウンド(丸型)やオーバル(楕円形)など、フレームのトップラインも曲線的なものを選ぶと、眉のラインとフレームのラインが揃って顔に一体感が生まれ、とても自然に馴染みやすいですよ。
眼鏡を選ぶときは、ただデザインを見るだけでなく、自分の眉毛の太さや形をよーく観察して、それを「補完」してくれるのか、それとも「中和」すべきなのかを考えると、失敗が格段に少なくなるかなと思います。
四角顔を和らげるオーバル眼鏡

四角顔さん(エラやアゴのラインが直線的・角張った輪郭が特徴)は、そのシャープなフェイスラインを、いかに和らげて柔らかい印象にするかがポイントですね。
これも丸顔さんと同じ「コントラスト(対比)」の理論です。丸顔さんとは逆で、直線的な輪郭には曲線的なデザインのフレームを合わせるのがとても有効です。
四角顔さんにおすすめのフレーム

- オーバル: 優しい楕円形のラインが、エラの張りやアゴの角を視覚的に優しくカバーしてくれます。最も取り入れやすい形かもしれません。
関連記事:オーバルメガネが似合う顔は?選び方のコツと人気商品を解説
- ラウンド: 真ん丸のラウンドも、四角顔さんのシャープさを中和するのにぴったりです。少し個性的に見えますが、かけると印象がガラリと柔らかくなりますよ。
関連記事:Ray-Ban×ラウンドメタルの着用コーデや芸能人を紹介
髪型も、眼鏡の曲線と連動させましょう。全体にふんわりとしたウェーブをかけたり、顔周りに柔らかいカールを持ってきてフェイスラインにかかるようにしたりすると、眼鏡の曲線と髪の曲線が相まって、より一層フェミニンで優しい印象になりますよ。
失敗しない眼鏡選びの順番

「いろんな髪型を試したけど、どうも眼鏡が似合わない…」「美容院帰りはいい感じなのに、自分でやると変」と感じる場合、その原因は髪型じゃないかもしれません。
もしかしたら、大前提である「そもそも選んだ眼鏡と顔型が合っていない」という可能性も…。土台がグラついているのに、上に乗せる髪型だけを変えても、バランスが取れないのは当然ですよね。
眼鏡が似合わない根本的な原因を髪型のせいだけにしてしまうと、時間もお金も無駄になってしまい、根本的な解決からどんどん遠ざかってしまいます。
40代の眼鏡スタイル 成功する「正しい順番」

- STEP 1. まず、自分の「顔型」を正確に知る。(丸顔?四角顔?面長?など)
- STEP 2. その顔型に「似合う」眼鏡フレームを選ぶ。(補完の原則を思い出す)
- STEP 3. 最後に、選んだ眼鏡を基準に「髪型」でトータルバランスを整える。
この「顔型 → 眼鏡 → 髪型」という正しいヒエラルキー(優先順位)で考えると、ちぐはぐな雰囲気にならず、自分にピッタリの「似合う」スタイルが最短で見つかりやすくなるはずです。
眼鏡に合う髪型で40代の印象を操る
さて、自分の顔型に合う眼鏡という「土台」がしっかり決まったら、次はいよいよ「髪型」とのコーディネートです。
同じ眼鏡でも、髪の長さ(レングス)やスタイリング次第で、あなたの印象はガラリと変わります。
「可愛い」「クール」「知的」「リラックス」…どんな自分になりたいですか? ここではレングス別、そして人気の「まとめ髪」スタイル別に、40代の眼鏡に合う髪型の具体的なテクニックを見ていきましょう。
ショートヘアのフェミニンな印象

ショートヘアと眼鏡の組み合わせ、ミニマルでかっこいい反面、40代の私たちがやると一歩間違えて「メンズライク」になりすぎてしまうのが悩みどころですよね。「おじさんっぽい」「疲れて見える」なんて印象は絶対に避けたいものです。
この「おじさんっぽさ」を回避し、女性らしいフェミニンさや華やかさを注入するには、「質感」と「動き」が鍵になります。
例えば、黒髪ショートとネイビーフレームのクールで直線的な組み合わせも、髪にアイロンでウェーブアレンジを加えるだけで、硬い印象が中和され、ぐっと華やかにまとまるんです。直線に「曲線」を足すイメージですね。
あえて「モード」に振り切るのも上級テクニック。ベリーショートに太い黒縁メガネを合わせると、顔の小ささが際立ちつつ、眼鏡のファッション性が主役になるファッショナブルなスタイルになります。
また、ショートボブをあえてタイトにひとつ結びにして、極太フレームの眼鏡を合わせるのも「こなれ感」が出て素敵ですよ。髪をタイトにすることで顔の輪郭がすっきりし、眼鏡の存在感が際立ちます。
ボブヘアは万能な質感キャンバス

ボブやミディアムヘアは、40代の眼鏡スタイルにとって最も万能で、最も「遊べる」レングスかもしれません。アレンジがしやすく、眼鏡の太さや形(太縁、細縁問わず!)とのバランスが取りやすいのが最大の魅力ですね。
このレングスは、まさに「質感キャンバス」。ベースのカットの形が同じでも、スタイリング剤(ウェットかドライか)や、組み合わせる眼鏡フレームのデザインで、TPOに合わせて印象を自在に変えられます。
| 印象 | 組み合わせ | 解説 |
|---|---|---|
| こなれ感(クール) | 切りっぱなしボブ + 黒縁眼鏡 | ドライな質感のボブと太い黒縁が、洗練された印象を与えます。「クールすぎずにちょうど良くきまる」絶妙なバランスです。 |
| 抜け感(リラクシー) | ウェットボブ + 細フレーム眼鏡 | ウェットなヘアスタイルが細めのフレーム眼鏡に抜け感を与え、カジュアルスタイルにリラクシーな雰囲気を加えます。 |
| 華やか(アクティブ) | エアリーなパーマ + カラーフレーム | 動きのあるパーマとカラーフレームが好相性で、「カジュアルで華やかな雰囲気」に仕上がります。 |
| 華奢(フェミニン) | ボブ/ミディアム + 細身のメタルフレーム | 「華奢な印象を演出しやすい」組み合わせです。オフィスカジュアルにもぴったり。 |
また、ミディアムヘアは「ハーフアップ」も顔周りがすっきりするので、太縁、細縁問わずメガネとの相性が良く、簡単に印象を変えられるのでおすすめですよ。
ロングヘアはフレームで引き締める

40代のセミロングやロングヘアは、お手入れは楽な反面、何もしないと「ぼんやりしがちな雰囲気」や、重心が下がって「疲れた印象」を与えてしまうことも…。
そんな時、眼鏡が単なる視力矯正器具ではなく、スタイルの主役として、そのぼやけた印象を「グッと引き締めてくれる」んです。視線が自然と顔の中心(目元)に集まるので、間延び感を防いでくれます。
ロングヘアの場合、ショートやボブとは逆に、髪は「背景」となり、「眼鏡フレーム」がスタイル全体の方向性(マニッシュ、フェミニン、トラッド)を決定づけます。

| 印象 | 組み合わせ | 解説 |
|---|---|---|
| マニッシュ(知的) | ストレートのセンター分け + くっきり黒縁眼鏡 | ヘアスタイルをあえてシンプルかつミニマルに抑え、黒縁眼鏡の強さ(知的さ)を際立たせることで、「マニッシュな印象」が生まれます。 |
| フェミニン(ナチュラル) | 前髪ありのゆるふわカール + シンプルな細フレーム眼鏡 | シンプルな細フレームも、ゆるふわカールと合わせることで「ナチュラルで女性らしい雰囲気」に。「地味見えを防いで今どきに!」見せる効果があります。 |
| トラッド(引き締め) | ゆるふわセミロング + あえてのトラッドなフレーム眼鏡 | まさに「引き締め」効果の好例です。柔らかく、ともすれば「ぼんやり」しがちな髪の印象を、トラッドな眼鏡が知的に格上げします。 |
髪型を大きく変えなくても、「眼鏡を変えるだけ」で最も劇的かつ効果的に印象をリフレッシュできるのが、ロングヘアの40代女性の特権かもしれませんね。
まとめ髪、こなれ感を演出

「まとめ髪」は、清潔感が出るだけでなく、眼鏡と組み合わせることで40代のTPO(時・場所・場合)に応じた印象を最も作りやすいスタイルだと私は思います。
40代の「こなれ感」を出す最大のポイントは、「かっちり」した眼鏡と「ラフ」な髪型の「外し(コントラスト)」にあります。両方とも「かっちり」だと、ただの真面目な人になってしまいますからね。
シーン別・まとめ髪スタイル
- リラックス(休日・オフ):
黒縁のかっちり眼鏡 + あえてのラフな高めおだんご。この「かっちり」と「ラフ」のギャップが、手抜きに見えないリラックス感を生みます。
- オフィス(知的・クリーン):
丸みのあるボストン + タイトなまとめ髪。親しみやすさと清潔感を両立するボストンは、「キュッとまとめた髪」に程よいリラックス感を与えてくれるので、オフィスやリモートデーにぴったりです。
- きちんと(保護者会・会食):
クラシカル度が高めなべっ甲柄の眼鏡 + きちんと感のある低めお団子。
「きちんと」スタイルの注意点(老け見え回避)
べっ甲柄と低めお団子のような「きちんと感」の強い組み合わせは、品格がある反面、一歩間違えると「真面目っぽい」=「古臭い」「老けて見える」印象になりがちです。
これを回避する鍵は、「束感のある少量の前髪を遊ばせる」こと。顔周りに意図的な「遊び」や「崩し」を少量加えることこそが、40代の洗練されたスタイルに不可欠な要素ですよ。
ハンサムに見せるウェリントン

「可愛い」や「優しい」だけでなく、「ハンサム」で知的な印象を取り入れたい時、ウェリントンフレームは本当に頼りになります。
オーソドックスな台形フレームのウェリントンは、それだけで「知的」で「きちんと感」がありますよね。これに、キリっとした「ひとつ結び(ポニーテール)」を合わせるんです。
「きちんと感のあるフレーム」と「潔いひとつ結び」。この組み合わせが、ただの「きちんと」じゃなくて、「ハンサムな抜け感」を生み出してくれます。甘さのない、凛とした大人の女性の印象ですね。
また、太フレームのウェリントンなら、ダウンスタイルであえて毛先を外ハネにして「くずす」のも、端正なフレームの印象とのギャップが生まれ、こなれたムードが出ておしゃれですよ。
総括:眼鏡に合う髪型で40代を輝かせる
ここまで、いろいろな眼鏡に合う髪型、40代のスタイルを見てきましたが、いかがでしたか?
私なりに分析してみて改めて気づいたのは、40代の眼鏡スタイルを成功させる鍵、つまり「こなれ感」の正体は、「意図的なアンバランス」にあるのかな、ということです。
眼鏡は本質的に、「知的」「かっちり」「真面目」「端正」といった「構造(ストラクチャー)」を顔にプラスするアイテムですよね。
40代がやりがちな失敗は、その「かっちりした眼鏡」という「構造」に対し、「かっちりした(遊びのない)髪型」という「構造」をそのまま組み合わせてしまうこと。「真面目+真面目」の相乗効果で、結果的に「古臭い」「堅苦しい」「余裕がない」といったネガティブな印象になってしまう…。
40代成功の鍵:構造 + 非構造
今回見てきた成功事例は、みんなその逆のロジックでした。
「かっちり眼鏡」にはあえて「ラフなおだんご」を合わせたり、「端正なフレーム」には「あえての外ハネ」で崩してみたり。「真面目っぽいヘア」には「前髪を遊ばせる」。
つまり、40代の成功の鍵は、眼鏡という「構造」に対し、髪型で「非構造」— 例えば、ウェットな質感、エアリーなパーマ、無造作な後れ毛、シースルーバングといった「崩し」や「遊び」を、意図的に加えることなんです。
この計算された「意図的なアンバランス」こそが、40代の私たちに求められる「余裕」と、洗練を意味する「こなれ感」を生み出す唯一の方法論なのかもしれませんね。
この記事でご紹介したバランス感覚が、あなたの眼鏡に合う髪型、40代のスタイル探しのお役に立てれば、これほど嬉しいことはありません。







