英国のラグジュアリーアイウェアブランドとして知られる CUTLER AND GROSS(カトラーアンドグロス) は、50年以上にわたり職人技と独創的なデザインを融合させ、多くのファッション愛好家や芸能人、セレブリティを魅了してきました。量産を前提としない丁寧なモノづくり、そしてイギリスらしいクラシックで知的なデザインは、日本国内でも感度の高い愛好家から人気を博しています。

本記事では、CUTLER AND GROSSのブランド背景や代表的な人気モデルの解説、日本国内での取扱店舗の情報に加え、どの芸能人がどのモデルを愛用しているかについても掘り下げて紹介します。上質な眼鏡を求める方に向けて、信頼性と説得力のある情報をお届けいたします。

記事を読んで解ること

  • CUTLER AND GROSSの生産国やクラフトマンシップ:どのような場所で、どのように製造されているのか、ブランドとしての哲学も交えて解説します。
  • 映画「キングスマン」との関係性:映画の中でどのモデルが使われたのか、そしてその影響による人気の理由についても明らかにします。
  • 日本国内の取扱店舗情報:東京・大阪など主要都市を中心に、正規取扱店やセレクトショップでの購入方法について詳しく紹介します。
  • 代表モデルの特徴解説:「0847」「1291」「0822」といったアイコン的なモデルのデザイン、サイズ感、素材についても網羅。
  • 日本の芸能人・海外セレブの着用例:誰がどのモデルを愛用しているのかを知ることで、ブランドの世界観がより身近に感じられます。
  • 読み終えた時に得られる価値:CUTLER AND GROSSのどのモデルを、どこで買うべきかを判断できるようになります。

CUTLER AND GROSS/カトラーアンドグロス 日本で愛用している芸能人について

CUTLER AND GROSSの生産国は?

CUTLER AND GROSS(カトラーアンドグロス)は、1969年にロンドン・ナイツブリッジで創業された、イギリスを代表するラグジュアリーアイウェアブランドです。
創業者であるグラハム・カトラートニー・グロスは、当時の「視力矯正器具としてのメガネ」という常識を覆し、「ファッションアイテムとしての眼鏡」を提案した先駆者でもあります。

彼らはデザインと品質の両立に強くこだわり、あえてブランドロゴをフレームに表示せず、“中身で語る”という姿勢を貫いています。この哲学は、静かな自信を持った大人たちにこそ響き、世界中の感度の高いファッショニスタや映画関係者、アーティストに長く愛されてきました。

デザインはクラシックを基調としながらも独自のエッジを効かせており、製造はイタリアの工房で1本1本丁寧に手作りされています。日本国内でもここ数年でその人気は高まり、感度の高いセレクトショップを中心に取扱が拡大しています。

CUTLER AND GROSSといえばキングスマン?

(引用:http://kingsman-movie.jp/ https://www.pinterest.jp/pin/369435975688336878/)

CUTLER AND GROSSが世界的に注目を浴びるきっかけとなったのが、映画『キングスマン(Kingsman)』シリーズとのコラボレーションです。英国紳士のスパイが活躍する本作品において、登場人物たちが着用するアイウェアは、主人公たちの“武器”ともなる重要なアイテム。その中で採用されたのが、CUTLER AND GROSSの代表モデル「0847」でした。

特に印象的だったのは、主人公ハリー・ハート(コリン・ファース)が着用していた黒縁のアビエーターフレームで、クラシックな雰囲気とシャープな印象を兼ね備えたデザインは多くの観客に強い印象を残しました。

この映画との結びつきは、CUTLER AND GROSSの持つ“英国的知性”と“モダンなスタイル”を象徴するものであり、ファッション性とストーリーテリングを両立させた象徴的なプロモーションとしても評価されています。以降、このモデルは「キングスマンモデル」としてファンの間で語られるようになり、ブランドのイメージを一段と洗練されたものへと押し上げました。

CUTLER AND GROSSの取扱い店舗はどこ?

CUTLER AND GROSS(カトラーアンドグロス)のアイウェアは、量販店では取り扱われておらず、限られたセレクトショップや専門店のみで展開されています。これはブランドの世界観と品質保持のため、販売チャネルを厳選しているためです。日本国内の信頼性の高い正規取扱店の例をいくつかご紹介します。

■ 首都圏エリア

  • EYETHINK(アイシンク)表参道
     表参道ヒルズにほど近い場所にある高感度アイウェア専門店。CUTLER AND GROSSの新作モデルを含む幅広いラインナップを常時展開しており、試着やフィッティングのサポートも丁寧です。
  • Continuer(コンティニュエ)恵比寿
     アートとデザインを融合させた空間で、上質な眼鏡を扱う人気ショップ。カトラーアンドグロスの世界観を深く理解し、厳選されたモデルのみを取り揃えています。

■ 関西エリア

■ その他エリア

■ オンラインでの購入

CUTLER AND GROSSは公式オンラインストアでも購入が可能です。海外発送にも対応しており、サイズやフィッティングに不安がない方には選択肢の一つとなります。ただし、日本国内でのアフターケアや調整のしやすさを考慮すると、実店舗での購入をおすすめします。

CUTLER AND GROSS 0847について

モデル「0847」は、CUTLER AND GROSSを象徴するアイコン的存在であり、映画『キングスマン』で主人公ハリー・ハートが着用したことで世界的に知られるようになったデザインです。このフレームは、クラシックなアビエータースタイルをベースにしながらも、ブローラインに傾斜を持たせたシャープな構造が印象的で、知的さと力強さを兼ね備えた表情を演出します。

フレーム素材には上質なイタリア製アセテートが使用され、金属パーツやリベットなどのディテールにも一切の妥協がありません。特徴的なパドル型テンプルは顔にしっかりとフィットし、掛け心地の良さも支持される理由のひとつです。

スタイルとしては、ビジネスからフォーマルなシーンまで対応でき、40代〜50代の男性を中心に、洗練された大人のアイウェアとして人気を集めています。ラグジュアリーでありながら主張しすぎない絶妙なバランス感覚が、「0847」がロングセラーであり続ける理由です。

CUTLER AND GROSS 1291について

CUTLER AND GROSSのモデル「1291」は、クラシックなラウンドフレームを現代的に再解釈した一本として注目されています。ヴィンテージ感を残しつつも、やや厚みのあるフロントデザインが顔立ちに力強さを与え、アイコニックで知的な印象を演出します。

素材はイタリア製のアセテートを使用し、エッジの効いたディテールと滑らかな手触りが特徴。2サイズ展開で、男女問わず多様な顔型にフィットしやすい点も魅力です。

特に、シンプルな装いに個性を加えたい方や、ミニマルながら存在感のあるフレームを求める方に支持されており、感度の高いユーザーからの評価も高いモデルです。

h3 CUTLER AND GROSS 0822について

モデル「0822」は、2008年にCUTLER AND GROSSのデザイナー、マリー・ウィルキンソンによって生み出された、同ブランドを代表するモダンなアビエーター型フレームです。フラットなブリッジと、ワイドで直線的なフロントラインが特徴で、クラシカルでありながら現代的な印象を与えます。

アイコニックなパドルテンプル(平らなテンプルエンド)は、フィット感とデザイン性を両立。カラーバリエーションも豊富で、ブラックやトータスなどの定番色から、個性的なカラーまで幅広く展開されています。

無骨さの中に洗練が感じられるこのモデルは、ファッション性と実用性を両立したメガネとして、多くのファンを獲得しています。

h3 CUTLER AND GROSSを愛用している日本の芸能人は?

山口一郎(サカナクション)

日本のロックバンド「サカナクション」のフロントマン、山口一郎さんは、CUTLER AND GROSS(カトラーアンドグロス)のアイウェアを愛用していることで知られています。

山口さんは、ファッションメディアのインタビューで、CUTLER AND GROSSのメガネを「メガネ界のアカデミー賞」と称し、その品質とデザイン性を高く評価しています。​。
彼ミュージックビデオでの衣装選びにもCUTLER AND GROSSのアイウェアが登場することがあります。​

CUTLER AND GROSS 愛用の海外セレブは?

CUTLER AND GROSSのアイウェアは、世界中のファッション感度の高いセレブリティから支持を集めています。とくにモデル「0822」をはじめとしたクラシックかつ個性的なフレームは、映画・音楽・モード界で活躍する著名人の間で愛用されています。

ベネディクト・カンバーバッチ
映画『ドクター・ストレンジ』やドラマ『SHERLOCK』で知られる英国俳優。プライベートやインタビュー時に「0822」を着用。知的かつクラシカルな雰囲気と高い親和性を見せています。

ブラッド・ピッド
誰もが知るハリウッド俳優。アビエータースタイルのアイウェアを好み、CUTLER AND GROSSを含む複数ブランドのモデルを使い分けています。

エルトン・ジョン
ブランド創業当初からの顧客のひとり。ステージでの大胆なファッションと調和する、存在感のあるアイウェアを多数所持していることで有名です。

コリン・ファース
映画『キングスマン』でCUTLER AND GROSS「0847」を着用。役柄のスタイルとアイウェアの知的な美学が完全に融合し、ブランド認知を加速させました。

CUTLER AND GROSS/カトラーアンドグロス 日本で愛用している芸能人は?魅力を紹介 まとめ

まとめ

この記事では、CUTLER AND GROSSに関する多角的な情報を通じて、ブランドの魅力や購入に際しての判断材料を整理しました。以下に、読者がこの記事を通じて得られる主なポイントを箇条書きでまとめます。

  • CUTLER AND GROSSは1969年創業、ロンドン発祥のラグジュアリーアイウェアブランド。
  • 製品はイタリア北部の自社工房で手作業によって製造されており、品質とクラフトマンシップが非常に高い。
  • 映画『キングスマン』とのコラボで一躍有名に。モデル「0847」は劇中で着用された代表作。
  • 日本国内の取扱店舗は東京・大阪を中心に限られたセレクトショップのみ。正規店での購入が推奨される。
  • 人気モデル「0847」「1291」「0822」それぞれに異なる魅力があり、顔型や用途によって選び分け可能。
  • サカナクションの山口一郎さんが「0822」を愛用しており、日本でもファッション感度の高い人々に支持されている。
  • 海外では、ベネディクト・カンバーバッチやエルトン・ジョンらが着用している。
  • ブランドロゴを排したミニマルな美学は、大人の知性と個性をさりげなく演出する。

CUTLER AND GROSSは、ただの視力矯正器具ではなく、“身にまとう思想”としてのアイウェア。上質を求める大人にとって、まさに選ぶべき一本です。