「Kearnyのメガネはおしゃれだけど、一体どこの国のブランドなんだろう?」「どんな芸能人が愛用しているの?」と感じたことはありませんか。Kearny(カーニー)は、その独特の雰囲気と質の高さから、ファッション好きの間で注目を集めているアイウェアブランドです。

この記事では、カーニーを愛用する芸能人まとめとして、特に人気のKing Gnu常田さん着用のメガネやKing Gnu井口さん愛用のメガネに焦点を当てます。

さらに、注目モデル、uhuyの特徴から、今は手に入らない廃盤になったreverbとはどのようなモデルだったのかまで、詳しく掘り下げていきます。

ブランドの基本情報であるデザイナーは誰なのか、そしてKearnyのブランドの評判についても解説。購入を検討している方のために、カーニーの店舗や直営店の情報、さらには大阪でも購入できるのか、名古屋では買えるのかといった、具体的な店舗情報まで網羅的にお届けします。

この記事を読めば、あなたがKearnyについて抱いていた疑問がすべて解消されるはずです。

記事のポイントを先読み!

  • Kearnyを愛用している具体的な芸能人の名前と着用モデル
  • ブランドの基本情報(国、デザイナー、コンセプト)と評判
  • uhuyや廃盤モデルreverbなど人気モデルの詳細
  • 東京の直営店から大阪・名古屋の取扱店までの店舗情報

Kearnyを愛用する芸能人と人気モデル

  • どこの国のブランド?
  • デザイナーは誰ですか?
  • カーニーメガネを愛用する芸能人まとめ
  • King Gnu常田さん着用のメガネ
  • King Gnu井口さん愛用のメガネ
  • 注目モデル、uhuyの特徴

どこの国のブランド?

Kearny(カーニー)は、アメリカのヴィンテージアイウェアにインスパイアされていますが、紛れもなく日本のブランドです。2013年に設立され、世界的に有名な眼鏡の産地である福井県鯖江市で、熟練した職人たちの手によって一本一本丁寧に生産されています。

ブランド名は、デザイナーが古着バイヤー時代に拠点としていたアメリカ・サンフランシスコの「カーニー通り」が由来です。これには「歴史と文化の交差」という意味が込められており、古き良き時代のデザインや製法と、現代の感性を融合させたいという想いが反映されています。

このように、Kearnyはアメリカのカルチャーに敬意を払いつつも、その核となる部分は日本の卓越した「ものづくり」の精神に支えられています。海外の雰囲気を感じさせながら、品質は日本製という点が、多くの人々を惹きつける魅力の一つです。

デザイナーは誰?

Kearnyのデザイナーは、熊谷富士喜(くまがい ふじき)氏です。彼は1985年生まれで、大学卒業後に古着屋やセレクトショップでバイヤー兼マネージャーとしてキャリアを積みました。その後、東京・祐天寺に自身のセレクトショップ「feets(フィート)」とレディース向けの「steef(スティーフ)」をオープンさせています。

特筆すべきは、熊谷氏がもともと眼鏡のデザインや製造の専門家ではなかった点です。彼は古着バイヤーとしてヴィンテージアイウェアに魅了され、特に希少となりつつある「セルロイド」という素材とその加工技術が失われつつあることに危機感を覚えました。この技術を後世に残したいという強い思いが、ブランド立ち上げの原動力となっています。

専門家ではないからこその自由な発想と、使い手としての視点、そして生産に携わる職人への深い敬意が、Kearnyの独創的でありながら顔に馴染むデザインを生み出しています。彼のバックグラウンドが、単なる眼鏡ではない、カルチャーを感じさせるプロダクトとしての魅力を与えているのです。

カーニーメガネを愛用する芸能人まとめ

King Gnu常田大希:引用

Kearnyの眼鏡は、そのこだわりのデザインと品質から、多くのファッション感度の高い芸能人やアーティストに愛用されています。公の場で着用が確認されている方々だけでも、その人気の高さがうかがえます。

King Gnu井口理:引用

最も有名なのは、人気バンドKing Gnuの常田大希さんと井口理さんです。彼らがメディアやプライベートで着用したことで、ブランドの知名度は飛躍的に向上しました。彼らのスタイルにKearnyの持つクラシカルで個性的な雰囲気が見事にマッチし、多くのファンが同じモデルを求めるようになりました。

また、ミュージシャンで俳優の星野源さんや、Amazon Prime Videoの恋愛リアリティ番組『LOVE TRANSIT』に出演していたミナイマサシさんも愛用者として知られています。彼らのように、自身のスタイルを持つクリエイティブな職種の人々に選ばれる傾向があるようです。

これらのことから、Kearnyは単なる流行り廃りのアイテムではなく、本質的な価値を理解する人々に深く支持されているブランドであると言えます。

King Gnu常田さん着用のメガネ

公式HP引用

King Gnuのフロントマンであり、音楽プロデューサーとしても活躍する常田大希さんは、Kearnyの眼鏡を着用している姿が度々目撃されています。彼が愛用していると推測されているモデルは「dearie(ディアリー)」です。

このモデルは、クラシックなボストン型をベースにしつつ、ブリッジ部分が鍵穴のような形をした「キーホールブリッジ」が特徴的なデザインです。セルロイドならではの深みのある色合いと光沢が、ヴィンテージ感を高めています。

常田さんの持つアーティスティックで少しミステリアスな雰囲気に、「dearie」の知的で個性的なデザインが絶妙に調和しています。彼が着用することで、モデルが持つ魅力が最大限に引き出され、多くのファンにとって憧れのアイテムとなりました。ただし、人気モデルのため、入手が困難な場合もあるようです。

King Gnu井口さん愛用のメガネ

公式HP引用

King Gnuのボーカル、井口理さんもKearnyの愛用者として有名です。彼が着用したことで特に注目を集めたモデルが「gravel-3(グラベルスリー)」です。

この「gravel」シリーズは、Kearnyとしては珍しく、ブランド初となるオリジナルファブリックのアセテート素材を使用しています。「gravel」は砂利を意味し、デザイナーの熊谷氏が新潟県の佐渡島で見た石の独特な模様や形からインスピレーションを得て開発されました。その石の持つ唯一無二の柄を表現するため、素材を一から共同開発したというこだわりが詰まった一本です。

井口さんが着用した「gravel-3」は、このユニークな素材感と、顔なじみの良いフレームシェイプが特徴で、彼の柔らかな雰囲気の中に個性をプラスしています。井口さんの影響力は大きく、このモデルは一躍人気アイテムとなり、中古市場でも高値で取引されています。

注目モデル、カーニーuhuyの特徴

Kearnyのラインナップの中でも、特に個性的で力強い印象を与えるのが「uhuy(ウヒュイ)」です。このモデルは、「サーモントブロー」と呼ばれる、フレームの上部が眉のように強調されたデザインが特徴となっています。

デザインの由来と特徴

「uhuy」のデザインソースは非常にユニークで、デザイナーが熊本県の阿蘇を訪れた際にスケッチした根子岳(ねこだけ)のギザギザとした山容がフレームに落とし込まれています。フレーム上部の直線的で角のあるラインは、一般的なサーモントブローとは一線を画す、シャープで知的な雰囲気を醸し出します。

素材と掛け心地

素材には、ブランドの代名詞であるセルロイドと、軽量で耐久性に優れたチタンを組み合わせたコンビネーションフレームを採用しています。これにより、存在感のあるデザインながらも、見た目よりも軽く、快適な掛け心地を実現しました。デザイン性と実用性のバランスが取れている点も、このモデルの魅力です。力強さと繊細さを併せ持つ「uhuy」は、掛ける人の個性を引き立てる一本と言えるでしょう。

Kearnyの魅力と芸能人が選ぶ理由

  • 廃盤になったカーニーreverbとは?
  • カーニーのメガネが買える店舗や直営店
  • カーニーのメガネは大阪でも購入できる?
  • 名古屋でカーニーのメガネは買える?
  • Kearnyを愛用する芸能人とブランドの評判

廃盤になったreverbとは?

公式HP引用

Kearnyの過去のコレクションには、現在では生産されていない「reverb(リバーブ)」という人気のモデルが存在しました。このモデルは、既に廃盤となっているため、新品での入手は極めて困難ですが、今なお多くのファンから支持されています。

「reverb」は、丸みのあるボストン型と、四角いウェリントン型の中間のような、絶妙なバランスのレンズシェイプが特徴でした。「ボスリントン」とも呼ばれるこの形状は、誰にでも似合いやすく、掛ける人を選ばない万能性を持っていました。クラシックでありながら古臭さを感じさせない洗練されたデザインは、Kearnyの初期のコレクションの中でも特に評価が高かったモデルの一つです。

現在は廃盤となっているため、もし手に入れたい場合は、中古市場やフリマアプリで探すしかありません。しかし、その人気の高さから、状態の良いものは高値で取引されることも少なくないようです。このように、廃盤になった後も価値が下がらない点が、Kearnyというブランドの魅力を物語っています。

カーニーの店舗や直営店

Kearnyの眼鏡は、ブランドの世界観を深く体験できる直営店と、全国の厳選されたセレクトショップで購入することができます。

直営店「sost.」

最も多くのモデルを直接手に取れるのが、2021年にオープンした東京・神宮前の直営店「sost.(ソスト)」です。ここでは、フルラインナップに近い商品が揃うだけでなく、専門スタッフによるフィッティング調整やレンズ交換、修理の相談も可能です。また、店内にはギャラリースペースも併設されており、様々なアーティストの作品が展示されるなど、ブランドのカルチャー発信地としての役割も担っています。

主要な取扱店

店舗名エリア特徴
sost.東京・神宮前直営店。全モデルに近い品揃えと手厚いサポート
feets / steef東京・祐天寺デザイナー運営のセレクトショップ
blinc vase東京・北青山高感度なアイウェアセレクトショップ
BEAUTY&YOUTH大阪、他全国展開する大手セレクトショップ(一部店舗)
hazy福岡・大名九州を代表するアイウェアセレクトショップ

直営店の他にも、デザイナーの熊谷氏が運営する東京・祐天寺の「feets」や「steef」はもちろん、ファッション感度の高い眼鏡専門店やセレクトショップで取り扱われています。

これらの店舗は一例であり、取扱状況は変動する可能性があります。そのため、訪問前には各店舗へ直接問い合わせることをお勧めします。

大阪でも購入できる?

Kearnyの眼鏡は大阪でも購入することが可能です。東京まで行かなくても、関西エリアで実物を手に取って試せる場所があります。

データベースの情報によると、大阪では大手セレクトショップである「BEAUTY&YOUTH 大阪店」などで取り扱い実績があります。グランフロント大阪内にあるこの店舗はアクセスも良く、買い物のついでに立ち寄ることができます。

ただし、注意点もいくつかあります。まず、セレクトショップでの取り扱いは、直営店と比べてモデルやカラーのラインナップが限られるのが一般的です。お目当てのモデルがある場合は、必ず事前に店舗へ在庫状況を問い合わせるのが確実でしょう。

また、取り扱い状況はシーズンによって変動することもあります。最新の情報はブランドの公式サイトや、各店舗のSNSなどで確認することをお勧めします。大阪にお住まいの方でも、Kearnyの魅力を直接感じられる機会は十分にあります。

名古屋では買える?

前述の通り、大阪や福岡には取扱店が存在しますが、名古屋でKearnyの眼鏡を常設で取り扱っているのは現時点ではありません。

名古屋で探す方法としては
一つは、期間限定のポップアップストアです。Kearnyは、百貨店やセレクトショップで期間限定のイベントを開催することがあります。こうした機会を狙えば、名古屋でも多くのモデルを試着できる可能性があります。ブランドの公式Instagramなどでイベント情報が告知されることが多いので、定期的にチェックすると良いでしょう。

もう一つは、名古屋市内の眼鏡専門セレクトショップが個別に取り扱いを開始するケースです。Kearnyの知名度が高まるにつれて、今後取り扱いを始める店舗が出てくることも十分に考えられます。

現状で確実な方法としては、東京の直営店やオンラインストアを利用することになります。特にデザイナーが運営する「feets」のオンラインストアでは、比較的多くのモデルが掲載されています。サイズ感などで不安があるかもしれませんが、詳細な寸法も記載されているため、参考にすることができます。

Kearnyのブランドの評判

Kearnyのブランドに対する評判は、単に「おしゃれな眼鏡」という言葉だけでは語り尽くせないほど、多岐にわたり非常に高い評価を得ています。その評価は主に、「デザイン性」「品質と素材へのこだわり」「共感を呼ぶブランドストーリー」、そして「客観的な市場価値」という4つの側面から成り立っており、これらが相互に影響し合うことで、Kearny独自の揺るぎないポジションを確立しているのです。

クラシックと現代性を両立したデザイン性への評価

Kearnyのデザインが称賛される最大の理由は、ヴィンテージデザインへの深い敬意と、現代のファッションや日本人の骨格に合わせた絶妙なリサイズ感にあります。

ただ古いデザインを模倣するのではなく、50年代や60年代のクラシックな眼鏡が持つ普遍的な美しさを核としながら、現代の生活に違和感なく溶け込むように、フレームの厚みやレンズの形状がミリ単位で調整されています。

このため、「クラシックなのに古臭くない」「個性的でありながら主張しすぎない」という、非常にバランスの取れた印象を与えるのが特徴です。ファッションに精通した人々からは、どんな服装にも合わせやすいのに、掛けるだけでさりげなく「分かっている」雰囲気を演出できる点が特に高く評価されています。

「育てる眼鏡」を体現する品質と素材へのこだわり

前述の通り、Kearnyの核となるのは希少な「セルロイド」という素材です。このセルロイドがもたらす品質への評価が、ブランドの評判を確固たるものにしています。

セルロイドは、深みのある美しい光沢を持ち、使い込むほどに持ち主の皮脂や体温に反応して肌に馴染み、色合いが熟成していくという特性を持ちます。この経年変化は「眼鏡を育てる」という感覚に近く、長く愛用することで自分だけの一本になるという特別な価値を提供します。

一方で、セルロイドは加工が難しく可燃性であるため、大量生産には向きません。

しかし、Kearnyはあえてこの手間のかかる素材を選び、福井県鯖江市の職人による手仕事で製品化しています。特に、金属の芯を入れずにテンプル(つる)を成形する「ノー芯製法」は、セルロイドならではの強度と柔軟性があってこそ可能な伝統技術です。

これにより、素材本来の透明感や美しい色柄が一切損なわれることなく、極上の見た目と掛け心地が実現します。このような、効率性とは逆行するほどの品質への執着が、本質を求めるユーザーから絶大な信頼を得ているのです。

共感を呼ぶブランドストーリーと背景

デザイナーである熊谷富士喜氏の経歴と、ブランド設立に込められた想いも、評判を語る上で欠かせない要素です。

古着バイヤーとして世界中のヴィンテージ品に触れてきた熊谷氏が、失われつつある日本の伝統技術を守りたいという情熱からブランドを立ち上げたというストーリーは、製品に深みと説得力を与えています。

これは、単に商品を消費するだけでなく、その背景にある物語や作り手の哲学に価値を見出す現代の消費者の価値観と強く合致しています。

Kearnyの眼鏡を選ぶことは、質の良いプロダクトを手に入れると同時に、日本の優れたものづくり文化を支援するという行為にも繋がります。このようなブランドの姿勢が、多くの人々の共感を呼び、熱心なファンを生み出す大きな要因となっています。

客観的な市場価値と購入時の注意点

Kearnyの評判は、実際の市場価値にも明確に表れています。

特にKing Gnuのメンバーが着用したモデルは人気が非常に高く、中古市場においても定価に近い価格、あるいはモデルによっては定価を超えるプレミアム価格で取引されることも珍しくありません。
これは、ブランドの価値が客観的に証明されていることに他ならず、一種の資産としての側面も持ち合わせていると言えます。

しかし、この人気の高さは注意点にも繋がります。人気モデルは発売後すぐに完売することが多く、新品での入手が困難な場合があります。

また、職人の手仕事による少量生産であるため、価格帯も決して安価ではありません。それでもなお多くの人々がKearnyを求めるのは、これまでに述べたデザイン、品質、ストーリー性が、価格以上の価値を提供しているからに他ならないでしょう。

Kearnyを愛用する芸能人とブランドの評判

  • Kearnyは2013年に熊谷富士喜氏が設立した日本のアイウェアブランド
  • 生産は世界的に有名な眼鏡の産地、福井県鯖江市で行われる
  • 希少なセルロイド素材を主に使用し、その質感や経年変化が魅力
  • セルロイドは加工が難しく、職人の手仕事で一本一本丁寧に作られる
  • ブランド名は「歴史と文化の交差」を意味し、ヴィンテージへの敬意が込められている
  • King Gnuの常田大希さんや井口理さんが愛用していることで広く知られる
  • 常田さんは「dearie」、井口さんは「gravel-3」などの着用が有名 他にも星野源さんなど、多くのファッション感度の高い著名人に支持されている
  • uhuy(ウヒュイ)は阿蘇の山から着想を得た個性的なサーモントモデル
  • reverb(リバーブ)は廃盤になった今も人気の高い定番モデルだった
  • 東京・神宮前にはブランドの世界観を体感できる直営店「sost.」がある
  • 大阪のBEAUTY&YOUTHなど、全国のセレクトショップでも購入可能
  • 名古屋での常設店は少ないが、ポップアップイベントが開催されることもある
  • デザイン性だけでなく、日本の職人技に裏打ちされた品質面での評判も非常に高い
  • 芸能人の愛用も後押しし、中古市場では定価に近い価格で取引されることも多い